海外ドラマ- アストリッドとラファエル2 文書係の事件録 -あらすじ-3話～4話
海外ドラマ「アストリッドとラファエル2 文書係の事件録」のあらすじ、キャスト、相関図など、最終回までネタバレありで、全話お届けします。アストリッドとラファエル2 文書係の事件録は、全8話です。
-アストリッドとラファエル2 文書係の事件録-概要
パリの犯罪資料局に勤める文書係アストリッドは、犯罪学者や監察医並の知識も兼ね備えているが、自閉症で、子供の頃はみんなにそのことをからかわれ辛い思いをしてきた。性格は論理的で几帳面だ。一方、警視ラファエルは、経験と鋭い直感、抜群の行動力で犯人を追い詰める敏腕刑事。おおらかでおおざっぱな性格だ。「アストリッドとラファエル2 文書係の事件録」は、この正反対の二人がコンビを組み、お互いの違いを理解しながら、友情を深め、次々と事件を解決して行くドラマです。
「アストリッドとラファエル2 文書係の事件録」（原題：Astrid et Raphaëlle）
監督：エルサ･ベネット/イポリット･ダール/フレデリック・ベアト
脚本： アレクサンドル･ド･セガン/ローラン･ブルタン
放送年：2021年 フランス
アストリッドとラファエル 文書係の事件録-あらすじ
パリの犯罪資料局で文書係をしているアストリッドと警視庁の警視ラファエルは捜査を通じて友人になりました。シーズン2では、悪魔の儀式のような殺人や、日本のヤクザ、宇宙人による誘拐疑惑などシーズン1よりも一筋縄ではいかない難解な事件が待ち受けています。また、二人に恋の予感が・・
アストリッドとラファエル2 文書係の事件録-あらすじ-3話
国防省関連の危険物を扱うエプシロン社の施設で職員マルク・ブロディが殺された。警備員は荷受け担当のソフィア・ルノワールが現場から逃げ去るのを見たが、いきなり姿が見えなくなった。アストリッドとラファエルが現場を離れようとしたその時、強い光と共に血まみれのソフィアが現れた。しかし、ソフィアは事件の事を何も憶えていなかった。これまでに何回も同じような経験をしている事から、アストリッドは宇宙人による誘拐を疑った。
殺害現場に落ちていたカッターにはソフィアの指紋が付いていた。そして、彼女についていた血液は被害者のものと一致した。ソフィアを調べると、過去に薬物依存症になり治療施設で治療をした事がある事が解ったので、検事のフォレストはソフィアを犯人と決めつけ捜査を終わらせようとした。しかしラファエルは薬物依存症だった兄バンジャマンの事を思い出しソフィアの無実を証明したいと思った。
フルニエは、元軍医だったので、遺体の傷口を見て犯人はプロの人間だと断言した。事件の夜、ソフィアが受け取った荷物の配達業者の中に、ジャン・シャルパンティエというセルビア出身の配達人がいた。彼は民兵組織“コガネムシ”の元構成員で、旧ユーゴスラビアの町スレブレニツァで起きた大量虐殺に加担した戦争犯罪者だった。
ソフィアはボスニア・ヘルツェゴビナ出身で、5歳の時に父と兄弟全員が殺されたのを目撃していた。その後、現在の家族に養子として迎えられ、過去の恐ろしい記憶をなくしていた。
ソフィアは警察でシャルパンティエに会い、事件の夜の記憶がよみがえった。シャルパンティエの顔を見てあの時の恐怖が蘇り、ブロディのラボに逃げ込んでカッターをつかんだ。シャルパンティエがソフィアを殴ろうとしたところにブロディが割って入り、殺されてしまったのだった。
アストリッドはラファエルのの兄バンジャマンの資料を読んだ。バンジャマンは若くして薬物依存症になり既に亡くなっていた。
アストリッドとラファエル2 文書係の事件録-あらすじ-4話
国営ラジオ局「ラジオ・フランス」の巨大なパイプオルガン内で、オルガニストの練習中に若い男性ユーゴ・マルシャンの遺体が発見された。
第一発見者のポーリーヌは、オルガンを練習中に音がおかしい事に気づいた。また、アストリッドも録音されていた練習の演奏を聞いて違和感を覚えた。録音にはポーリーヌの先生で古風で厳しいオルガン教師のライプニッツが「次は殺すぞ」と怒鳴る声が入っていた。殺されたユーゴの自宅を捜索すると、ライプニッツがポーリーヌをなじる様子が映っている映像が見つかった。
ラファエルは、ライプニッツが警察が到着する前に勝手に現場から帰った事もありライプニッツを疑ったが、彼もまたオルガンの近くで遺体となって発見された。遺体のそばに音楽記号のフェルマータが書かれていたこともあり、連続殺人に違い無いと思ったが、監察医のフルニエは、ユーゴの死因は動脈瘤の破裂で、ライプニッツは心筋梗塞、どちらも事件性は無いと断定した。
録音の違和感を調べていたアストリッドは、パイプオルガンに超低周波音発生器が仕掛けられている事を見つけ出した。鍵盤を押すと超低周波音が発生する仕組みになっていて、超低周波の振動が体に悪影響を与え、2人を死に追いやったのだった。アストリッドは自分の聴覚過敏が捜査の役に立ったので嬉しかった。
ニコラとアルチュールがポーリーヌを調べると、ポーリーヌは3か月前に交通事故を起こしていた。その日は彼女がライプニッツに罵倒された日だった。ポーリーヌは自殺まで考えたという。また、ユーゴはライプニッツを訴えようとしていた。
事件の日にポーリーヌが演奏していた楽譜は、ライプニッツが「サリクス」と呼んでいた昔の生徒のものだった。ラファエルたちは「サリクス」が誰なのか調べ始めた。
すると、過去にサリクスが演奏したサン・ジョゼフ教会で、演奏家のマリー・ルナールがバルコニーから転落する事故が起きていたことが解った。マリーはポーリーヌの演奏助手ベネディクト・グレランの結婚前の名前で、マリーが「サリクス」だった。
ラファエルとアストリッドは教会にかけつけ、飛び降り自殺をしようとしていたベネディクトを助け出した。しかし、その時ラファエルが発砲し、アストリッドがパニックを起こしてしまった。
ベネディクトはポーリーヌがライプニッツにダメにされてしまうことを恐れて、彼を殺したのだった。だがユーゴが死んだ事は想定外で、悔やんでも悔やみきれないし、自分を許せないと嘆いた。
海外ドラマ- アストリッドとラファエル2 文書係の事件録-あらすじ-5～6話
海外ドラマ – アストリッドとラファエル1・2・3 文書係の事件録 – 全話一覧
