海外ドラマ-アストリッドとラファエル文書係の事件録-あらすじ-3話～4話

海外ドラマ- アストリッドとラファエル文書係の事件録 -あらすじ-3話～4話
海外ドラマ「アストリッドとラファエル文書係の事件録」のあらすじ、キャスト、相関図など、最終回までネタバレありで、全話お届けします。アストリッドとラファエル文書係の事件録は、フランスでは全9話で放送されましたが日本では10話で放送されます。放送時間の都合なので内容に違いはありません。

アストリッドとラファエル文書係の事件録-概要

パリの犯罪資料局に勤める文書係アストリッドは、犯罪学者や監察医並の知識も兼ね備えているが、自閉症で、子供の頃はみんなにそのことをからかわれ辛い思いをしてきた。性格は論理的で几帳面だ。一方、警視ラファエルは、経験と鋭い直感、抜群の行動力で犯人を追い詰める敏腕刑事。おおらかでおおざっぱな性格だ。「アストリッドとラファエル文書係の事件録」は、この正反対の二人がコンビを組み、お互いの違いを理解しながら、友情を深め、次々と事件を解決して行くドラマです。

「アストリッドとラファエル文書係の事件録」（原題：Astrid et Raphaëlle）
監督：エルサ･ベネット/イポリット･ダール/フレデリック・ベアト
脚本：アレクサンドル･ド･セガン/ローラン･ブルタン
放送年：2019年フランス

アストリッドとラファエル文書係の事件録-あらすじ

アストリッドは、パリの犯罪資料局で文書係をしている。ある日、警視ラファエルは、ある医師の不可解な死亡事件について犯罪資料局に資料を申請した。すると、その事件の資料に加えて、アストリッドから過去の類似事件の資料の提供を受けた。普通では、まずその関連性には気づかないが、実は同じ犯人による犯行であるということにアストリッドが気が付いたからだった。アストリッドは自閉症だったが、警官だった父親の影響で刑事事件の調書や謎解きに興味があった。それはアストリッドにとっては、示された手がかりを元に解析していくと犯人にたどり着く、パズルのようなものだったからだ。ラファエルは、アストリッドのたぐいまれな才能に気づき、捜査への協力を依頼した。

アストリッドとラファエル文書係の事件録-あらすじ-3話

３００万ユーロを横領したことで裁判中のタルカン議員の弁護士、カーリシアンが、法廷での弁論中に急に苦しみだして死んでしまった。

死に顔が恐怖にひきつっていたため、ただの心臓発作ではなく、たこつぼ型心筋梗塞と思われた。たこつぼ型心筋梗塞は、ものすごい恐怖や、極度の幸せ、ストレスなどが原因で起こる心筋梗塞のことだ。

マスコミに囲まれてアストリッドは、パニックになった。子供の頃、アストリッドはクラスの子達にレインマンとからかわれていた事を思い出した。

カーリシアンの車が爆破され、殺人事件となりラファエルたちは捜査を始めた。タルカン議員は、カーリシアンは親友だったが、訴訟のせいで嫌われていたと証言した。

別の男が、カーリシアンは訴訟とは関係ない事で、何度も殺すぞという脅迫を受けていたようだと話した。

カーリシアンが最後に電話で話したのはマックス・リボーだという事が解り、ラファエルがリボーの家を訪ねると、夫人が夫は失踪してしまったと話した。携帯に、「カーリシアンだ、黒幕はお前だろ？」というメッセージが残っていた。

リボーの家は、夫人だけしかいないはずなのに、足音が聞こえた。夫人が言うには数日前から、おかしな現象が起きていると言う。その後、カーリシアンの車を爆発させた爆弾を購入したのがリボーだという事が解った。

アストリッドは自閉症友好会へ行った。子供の頃、話を聞いてくれる友達だと思っていた子は、アストリッドのマネをする為に友達のふりをしていただけだった事。クラスでレインウーマンと大合唱されて辛かった事を思い出した。ウィリアムは、自閉症の人と仲良くなるには、信頼関係が必要だとラファエルに言った。

リボーは金持ちだった。夫人の知らない口座から、毎月エスペリト・サントに２０００ユーロを振り込んでいた。

アストリッドは、リボーの家の住所が他の資料にもあった事を記憶していた。リボーの家はパン職人が１９０５年に建て、火かき棒でメイドが刺殺された事件があった。その７年後にパン職人は死亡し、次の家主も火事で亡くなっていた。１９９５年には、家主の家の１８歳の娘ロール・ガナが、両親と弟を殺す事件があった。ロール・ガナは精神病院に入っている。そして１９９８年にリボーが家を購入した。

リボーがお金を振り込んでいたエスペリト・サントは、ロールが入院している精神病院の名前だった。ラファエルはロールに会いに行った。ロールは自分はコンスタンス・クニューと言う名で、メイドをしていると言った。看護師のマチルドはロールは、自分が誰だか忘れてしまう病気なのだと説明してくれた。

リボーの会社の共同経営者アンサテを訪ねて話を聞くと、リボーは自分の父親のような存在だ。リボーは、カーリシアンは同級生だと言っていたと話した。

アストリッドは子供の頃のことを思い出していた。学校に父が呼ばれ、施設に入れる事を提案された。父は施設に入れるつもりはないと言った。それをドアの外で聞いていて、父に、自分がこんなだからお母さんは出て行ってしまったのかと聞いた。父は、アストリッドには、一人だけ絶対に信用できる人がいる。それはアストリッド自身なのだよ。と話してくれた。

カーリシアンとリボーそしてタルカンの三人は同じ大学に通っていたことが解った。アストリッドは、リボーの家に地下室がある事を見つけ、リボーは家にいるはずだと言った。

アルトリッドとラファエルはリボーの家に行った。家のなかは真っ暗で電気もつかなかった。二人は懐中電灯を使って二手に分かれて家の中を探した。ファラエルはドアを開けようと体当たりした時に、勢い余って階段を転げ落ちてしまった。その落ちたところが地下室だった。そして、そこには、遺体が転がっていた。

アストリッドとラファエル文書係の事件録-あらすじ-4話

ラファエルは、アストリッドに連絡するように頼み、自分一人そこに残った。そして、メイドの幽霊を見て気絶してしまった。

ラファエルは、ニコラ、テオ、アストリッドに見守られて病院で目が覚めた。そして、すぐに再びリボーの地下室に向かった。リボーは地下室で刺されて出血多量で亡くなったようだ。地下室には、リボーの物以外の、殴られて着いたと思われる古い血痕が見つかった。

ロールと遊んだことがあると言う近所の人が手紙を持ってきた。それによると、ロールは高校生の頃、年上の男たちと一緒にいて地下室がたまり場になっていたという。

突然アストリッドは資料局に戻り、ポン・テン・テスプリの事件の資料を調べ始めた。その事件は、村で250人もの人が同じパン屋でパンを買って中毒になった事件だ。7人が死亡し、50人が精神病院に送り込まれた。原因は寄生虫だった。その寄生虫は、ライ麦粉に付着すると刺激臭を発生させると言う特徴があった。

アストリッドは地下室の小麦粉から刺激臭を感じていたのだった。そして小麦粉を調べると、LSDが出てきた。怪奇現象もLSDのせいだった。また、ロールは地下室でよく遊んでいたので大量のLSDを吸ってしまっていたようだ。

地下室の血痕は、30年前の物だという事が解った。

ラファエルは、リボーとカーリシアンのことを調べていた記者に会いに行った。そして、死亡した２人と議員のタルカンが学生時代に同じ攻撃的な極右勢力の政治団体に所属していたことを知った。ラファエルは、この記事がでるとタルカン議員は困るので何とかもみ消したいだろうと思った。その後、記者の家が何者かに荒らされ、その資料が盗まれた。

ラファエルの家から息子のテオがいなくなった。テオは、幽霊が出ると言うリボーの家に興味を持ち、友達と写真を撮りに行っていた。そして、地下室の壁にアラビア語で、ジャバとロールと書いてあるのを見つけた。

アストリッドは、ラファエルを自分の秘密の部屋に招待した。それは、アストリッドがラファエルを信頼している証だった。

ロールは、チュニジア人男性の失踪届を出していて、その二日後に男性は遺体で見つかった。その男性の名前はジャバだった。ラファエルはテオが撮ったジャバとロールと書いてあった写真を見て驚いた。ジャバの血液型はABマイナスで、壁の血痕と一致していた。

ロールが両親を殺した時、ジャバの子供を妊娠していた。出産は秘密裡に行われた。その息子の名前はディエゴ・アンサテ。カーリシアンは、法廷で自分が殺したジャバにそっくりなディエゴ・アンサテを見て驚いて亡くなったのだった。

カーリシアン、リボー、タルカンは、ロールと親しかった。裕福なロールがアラブ人のジャバと付き合っている事が許せず、ジャバを殴り殺した。リボーは自首するつもりだったが、他の二人に止められ、命を狙われていた。爆弾は脅かしのつもりでディエゴが仕掛けた。ディエゴは、テルカン議員の車のキーに発信機を仕掛けていた。

そう、犯人はタルカン議員だった。ディエゴはロールに会いに行き、抱き合って泣いた。

ラファエルが、施設でロールの事をマチルドという看護師から聞いたと話すと、そんな看護師は居ないとの事だった。マチルド・ニールセンは患者だった。でも最近、退院したそうだ。アストリッドの母親の名前はマチルド。どうもアストリッドの母親のようだ。

海外ドラマ – アストリッドとラファエル文書係の事件録 – あらすじ-5話～6話

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