海外ドラマ-アストリッドとラファエル文書係の事件録-あらすじ-1話～2話

海外ドラマ- アストリッドとラファエル文書係の事件録 -あらすじ-1話～2話
海外ドラマ「アストリッドとラファエル文書係の事件録」のあらすじ、キャスト、相関図など、最終回までネタバレありで、全話お届けします。アストリッドとラファエル文書係の事件録は、フランスでは全9話で放送されましたが日本では10話で放送されます。放送時間の都合なので内容に違いはありません。

-アストリッドとラファエル文書係の事件録-概要

パリの犯罪資料局に勤める文書係アストリッドは、犯罪学者や監察医並の知識も兼ね備えているが、自閉症で、子供の頃はみんなにそのことをからかわれ辛い思いをしてきた。性格は論理的で几帳面だ。一方、警視ラファエルは、経験と鋭い直感、抜群の行動力で犯人を追い詰める敏腕刑事。おおらかでおおざっぱな性格だ。「アストリッドとラファエル文書係の事件録」は、この正反対の二人がコンビを組み、お互いの違いを理解しながら、友情を深め、次々と事件を解決して行くドラマです。

「アストリッドとラファエル文書係の事件録」（原題：Astrid et Raphaëlle）
監督：エルサ･ベネット/イポリット･ダール/フレデリック・ベアト
脚本：アレクサンドル･ド･セガン/ローラン･ブルタン
放送年：2019年フランス

アストリッドとラファエル文書係の事件録-あらすじ

アストリッドは、パリの犯罪資料局で文書係をしている。ある日、警視ラファエルは、ある医師の不可解な死亡事件について犯罪資料局に資料を申請した。すると、その事件の資料に加えて、アストリッドから過去の類似事件の資料の提供を受けた。普通では、まずその関連性には気づかないが、実は同じ犯人による犯行であるということにアストリッドが気が付いたからだった。アストリッドは自閉症だったが、警官だった父親の影響で刑事事件の調書や謎解きに興味があった。それはアストリッドにとっては、示された手がかりを元に解析していくと犯人にたどり着く、パズルのようなものだったからだ。ラファエルは、アストリッドのたぐいまれな才能に気づき、捜査への協力を依頼した。

アストリッドとラファエル文書係の事件録-あらすじ-1話

警視ラファエルは、ルノワールという男性医師が、駐車場で焼身自殺をはかった事件を調べていた。ルノワールは、自殺を図る前に8000ユーロを引き出し、それを駐車場のゴミ箱に捨てていた。また、妻は、息子の結婚が決まって喜んでいたのに自殺をするなんておかしいと言っていた。

ラファエルは、この事件に関して犯罪資料局に資料を申請した。渡された資料の中に、この事件とは別の２年前にダンケルクホテルで自殺をし、5000ユーロが引き出されていたネドリー医師と、やはり自殺をしたグラント医師の資料が入っていた。グラント医師も7000ユーロが引き出されていた。

ラファエルは、資料をくれたアストリッドに理由を聞くと、３つの事件の実況証拠が同じだと答えた。

アストリッドは、今回の事件にはスコポラミンとアトロピンという２種類の毒が使われていたと主張した。アトロピンは気道に残る毒だという。そして検死の結果、気道からアトロピンが検出された。

アストリッドは、自殺現場の駐車場でうろうろしていたところを見られていて、刑事に連行されてしまった。アストリッドは、子供の頃、自殺をしたとされるルノワール医師にかかっていて、精神病院に入れられそうになったことがあった。

アストリッドの後見人のガイヤールの話では、アストリッドは自閉症だったが、警官だった父親の影響で刑事事件の調書や謎解きに興味があった。それはアストリッドにとっては、示された手がかりを元に解析していくと犯人にたどり着く、パズルのようなものだったからだ。

アストリッドは、駐車場にはカトレアがあるかを確認に行っただけだと話した。なぜなら、グラント医師の自殺現場にカトレアがあり、ネドリー医師の自殺現場にも花の絵があった。犯人は花を現場に残していると言うのだ。ラファエルが駐車場を調べると、蘭の花がでてきた。

ラファエルは自閉症友好会に参加しているアストリッドを訪ね、捜査に協力して欲しいと頼んだが、アストリッドは断った。ラファエルは、自閉症友好会のリーダーのウィリアムの助言で、未完成のパズルのように、引き出されたお金が少なすぎるから、犯人の動機はお金ではないはず。ならなんなのか？と言う風にアストリッドに聞いてみた。アストリッドは夢中になって、資料を調べ始めた。

アストリッドとラファエル文書係の事件録-あらすじ-2話

ラファエルは、ダンケルクホテルのネドリー医師が自殺をした部屋を調べた。蘭の絵にはコロンビア製品を扱っている店のサインがあった。そこにアストリッドから「コロンビア」と書いたメールが届いた。自殺した３人の医師はコロンビアに旅行をしていたことが解った。

ノジカール研究所が３人に仕事の依頼をし、会議に参加するためにコロンビアに行ったのだった。ラファエルとアストリッドは、担当のマルコムを訪ね、マルコムが過去にレイプで告訴されていた事を餌にして、会議の参加者名簿を手に入れた。

参加者名簿には特に変わったことはなかった。マルコムが怪しいと思い、マルコムのパソコンのファイルを遠隔操作で探り、３人とマルコムは一緒に海のツアーに参加した事が解った。一人生きているマルコムの家に駆け付けると、マルコムがバルコニーから飛び降りたところだった。

ラファエルはアストリッドをマルコムの事件現場に連れて行った。アストリッドはいろいろな点を指摘し、犯人は家政婦だと言った。

ホテルの従業員だったフローレスは、コロンビア人で、５年前に姉が４人の男に船に乗せられ、レイプをされて殺されたことで告訴状を出していた。フローレスは、海に飛び込んだと見せかけて、救命ボートの陰からその様子を見ていたのだった。しかし、警察はフローレスを信用せず、４人の男たちは無罪になった。フローレスの姉の名前がカトレアだった。

フローレスの部屋に踏み込むと、フローレスは祈りをささげていた。フローレスは当時１６歳で姉は１８歳だった。継母が、処女だったフローレスを男たちに売り、姉が妹を守るために殺された。警察が動いてくれなかったので、自分で復讐することに決めたのだった。

医師のマッチ箱にホテルの名前があったので、ホテルで働き始め、薬を使って仲間の名前を吐かせた。そして３人を殺した。一人残ったマルコムも殺そうとしたが、未遂に終わった。

海外ドラマ-アストリッドとラファエル文書係の事件録-あらすじ-3話～4話

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