韓国ドラマ- チョン・イル主演 ヘチ 王座への道-あらすじ-23話～24話最終回
韓国ドラマ「チョン・イル主演ヘチ」のあらすじ、キャスト、相関図など、
最終回までネタバレありで、全話お届けします。このドラマは韓国では全48話で放送されましたが、日本では全24話で放送されます。ですが、どちらも内容は同じです。今回は、日本版に合わせてあらすじを書いています。
韓国ドラマ-チョン・イル主演ヘチ王座への道-概要
チョン・イルが、除隊後初のドラマで主演した友情と冒険を描いた、痛快なサクセス時代劇。
「イ・サン」「トンイ」「馬医」でヒットを飛ばした脚本家キム・イヨンによる作品なので、面白い事間違いなし！
トンイの息子であり、イ・サンの祖父となる朝鮮第21代王・英祖（イ・グム）の若き日を描いたお話です。
ヘチとは、善と悪を見分けて正義を守る伝説の動物の事で、この時代では、法と正義を守る司憲府（サホンブ：役人の違法行為を監督する官庁）の役人が通称「ヘチ」と呼ばれていました。母の身分が低く、王子といってもさげすまれてきたイ・グムが、３人の仲間と共に、平等な世の中を作ろうと奮闘し、立派な王になっていく様を描いています。
韓国ドラマ-チョン・イル主演ヘチ王座への道-あらすじ
18世紀初頭、第19代王・粛宗（スクチョン）の次男で聡明なイ・グムは、実の母親が下女だったため、幼い頃からさげすまれ、王位とは関係のない生活を送っていた。母が違う兄のイ・ユンが王位継承者の世子（セジャ）になっていたが、体が弱く、子供ができずにいたため、宮中では対立派の重臣が、素行の悪いイ・タンを後継者にと押していた。なんとしても王座に就きたいイ・タンと、そのイ・タンを利用して朝廷を思うままにあやつろうとする重臣たち。イ・グムは権力者達が正義をないがしろにする不公平な世の中を正さなければと決意し、熱血漢パク・ムンスと女性のヨジ、ならず者だがめっぽう強いタルムンという３人の友に支えられながら、宮中での陰謀を乗り越えて王位につくまでの物語です。
韓国ドラマ-チョン・イル主演 ヘチ 王座への道-あらすじ-23話
現状が理解できないイ・タンの所に、チョン・ユニョンが来て、イ・インジャが裏切ったことを伝える。早く逃れないと危ないと事実を直視するよう深刻な言葉を投げつけるユニョン。
イ・インジャの反乱を起こし捕まったイ・インジャは、グムの前に連れ出される。王は沢山の人間を巻き込み、命を落とさせたことへの責めを問いかける。しかし、王になる器ではない王だとグムをののしるイ・インジャ。世の中を変えようとしたイ・インジャの心持が解る王は、間違ったやり方では世の中を作り変えることなどできないと話す。
軍人たちはタンの行先を捜していた。王は王宮に帰って来ると家来たちを集め、ナミン（南人）出身者もえこひいきすることなく、登用する藩平（平等に）制度を行うことを告げる。ノロン派及びソロン派はナミンの登用に激しく抗議し、王の考えていたとおり強い反対にあう。
一方、王の決定を知った大妃は、グムがたくさんの敵対者を作ってしまうことにならないかを恐れ、イ・グァンジャも早すぎるナミンの登用を懸念する。何事も徐々に変えていくべきだと忠言されると、王は、ひどく混乱している今が、なによりもよい時だと話し考えを曲げない。
王がナミン出身者を登用したことが知れ渡り、平民の中では王への期待が膨れ上がる。一方、タンの行く先を捜していたタルムンは、ユニョンとタンが逃亡していたところを見付け、二人の行く先を追う。タンとユニョンは、脱出を手伝うするつもりだった人に裏切られてしまう。タンの命が狙われそうになった時、彼をかばったユニョンが身代りに刺され死亡する。二人の行く先を追っていたタルムンは、既に死んでいるユニョンを見付けると、彼女との出逢いを思い浮かべながら、悲しみに暮れる。
一方、ユニョンの死後、冷静差を失ったタンが王宮に現れる。
韓国ドラマ-チョン・イル主演 へチ 王座への道-あらすじ-24話最終回
グムは、悪化した政治を正し、平等さの重大性を説くと、司憲府（サホンブ）を再編成すると話す。その時、イ・タンが王宮に来て暴れる。タンが来たことを聞かされた王は急いでタンの所に駆け付ける。一方、王が気がかりのヨジもそれに加わる。
タンは自分の正当さを話し、グムをにらみつける。手に刀を持ったタンがグムに忍び寄った事に気が付いたヨジは、グムをかばう。しかし、ヨジを傷つけたくないグムが反対にヨジをかばう。その様子を見ていたタンは自分の命を自ら絶つ。
亡くなったチョン・ユニョンの葬式を仕度するタルムンは、彼女へのお別れを告げる。謀反を起こしたイ・インジャとウィ・ビョンジュは死刑になる。これまでを振り返ったグムは、自分は王にふさわしいのか、王として公平な道を歩めるのかを考え始める。ヨジはグムに想いを伝え、彼を慰める。
王が推し進める変改を支える勢力が集結、司憲府（サホンブ）の改善を命じられると、ただしい司憲府（サホンブ）への望みが高まる。
直接、民の意見を聞き、政治に反映する構想のグムは、王宮を出て、身分を気にせずたくさんの民の労苦話に耳をかたむける。王が直接、民の意見を聞き届けることは、現実にはありえないと思われていたが、グムはたくさんの人達の意見を聞き、政治に反映していった。税が一番の負担だと気づいたグムは、両班からの反対が起こることを知りながらも、公平に税を収めることを命じ、改善は進められる。
1年後、グムはミン・ジンオンを訪ねる。政治の分野から身を引いたミン・ジンオンに手伝いを頼むが、ミン・ジンオンは、政治への復職を断る。政治とは志を追い求めること、実際とのずれに失望することがあっても、王の近くには王と共に同じ志を持つ友がいることを告げ、王のこれからを支えていく。
パク・ムンスはアメンオサとして働き、宮女のヨジは王、英祖（ヨンジョ）グムの旁らで見守り、グムは民の意見に耳をむけながら王として王の道を進んでいく事となる。
韓国ドラマ-チョン・イル主演ヘチ王座への道-あらすじ-全話一覧
韓国ドラマ- チョン・イル主演 ヘチ王座への道-登場人物-相関図-キャスト
