韓国ドラマ- チョン・イル主演 ヘチ 王座への道-あらすじ-21話～22話
韓国ドラマ「チョン・イル主演ヘチ」のあらすじ、キャスト、相関図など、
最終回までネタバレありで、全話お届けします。このドラマは韓国では全48話で放送されましたが、日本では全24話で放送されます。ですが、どちらも内容は同じです。今回は、日本版に合わせてあらすじを書いています。
韓国ドラマ-チョン・イル主演ヘチ王座への道-概要
チョン・イルが、除隊後初のドラマで主演した友情と冒険を描いた、痛快なサクセス時代劇。
「イ・サン」「トンイ」「馬医」でヒットを飛ばした脚本家キム・イヨンによる作品なので、面白い事間違いなし！
トンイの息子であり、イ・サンの祖父となる朝鮮第21代王・英祖（イ・グム）の若き日を描いたお話です。
ヘチとは、善と悪を見分けて正義を守る伝説の動物の事で、この時代では、法と正義を守る司憲府（サホンブ：役人の違法行為を監督する官庁）の役人が通称「ヘチ」と呼ばれていました。母の身分が低く、王子といってもさげすまれてきたイ・グムが、３人の仲間と共に、平等な世の中を作ろうと奮闘し、立派な王になっていく様を描いています。
韓国ドラマ-チョン・イル主演 ヘチ 王座への道-あらすじ
18世紀初頭、第19代王・粛宗（スクチョン）の次男で聡明なイ・グムは、実の母親が下女だったため、幼い頃からさげすまれ、王位とは関係のない生活を送っていた。母が違う兄のイ・ユンが王位継承者の世子（セジャ）になっていたが、体が弱く、子供ができずにいたため、宮中では対立派の重臣が、素行の悪いイ・タンを後継者にと押していた。なんとしても王座に就きたいイ・タンと、そのイ・タンを利用して朝廷を思うままにあやつろうとする重臣たち。イ・グムは権力者達が正義をないがしろにする不公平な世の中を正さなければと決意し、熱血漢パク・ムンスと女性のヨジ、ならず者だがめっぽう強いタルムンという３人の友に支えられながら、宮中での陰謀を乗り越えて王位につくまでの物語です。
韓国ドラマ-チョン・イル主演 ヘチ 王座への道-あらすじ-21話
イ・インジャが束ねる反乱軍は王宮を目指し、ハニャンに向けて更なる力をつけ、両班だけではなく、今の政治に反対する平民の人数も膨れ上る。グムの適正を問いただす反乱軍は、タンを新しい王として即位させる腹積もりでいた。タンは、王位を目差す王族として、この反乱にすべてを捧げる決意をしていた。タンに取っては、謀反を遂行させること以外、もはや引きかえす事はできない状態になっていた。
各地で勝ち戦を続ける反乱軍がキョンサン道を狙って闘いをくりひろげていることを知ったグムは、急いで軍をキョンサン道に送りこむことにした。一方、ハニャン内での反乱軍の企てがしくじったことを知ったウィ・ビョンジュは、謀反を達成させるためには絶対に、ハニャンを勝ち取る必要があることを主張し、イ・インジャと敵対するようになる。しかし、王位への望みを燃やすタンが、混乱した反乱軍をまとめあげていた。
兵を送りこむにあたって、たくさんの被害者を出すことを懸念するグムは、大きな謀反が起こったこと、犠牲者が早くも沢山いることに責任を感じる。そんなグムの様子にミン・ジノンはグムに力を貸す事を誓う。
謀反がイ・インジャを中心とするナミン出身者によって企てられたことを知ったグムは、謀反がおきた理由を調査し始める。破滅したナミンの一族出身者は、昇進することもできず、不当な状況が長く続いたことを良く知っているグムは、ソロン派のチョ・テグに、ナミンの一族の出身者と話しあえる機会を設けて欲しいと申し入れる。チョ・テグはグムが平和的に謀反を止めようとしていることに気づくが、大きな力をもつノロン派の反論を懸念していた。
グムの考えを知ったミン・ジノンは、ノロン派のリーダとして、グムの考えには反対する。パク・ムンスは、反乱軍がハニャンのすぐ側まで攻撃してきている状態から、急いで作戦をたてる。反乱軍を待ち構え、襲撃する作戦だった。しかし、既にイ・インジャにその作戦が漏れていたことから、イ・インジャが束ねる反乱軍は異なった道筋で王宮を目指す。
韓国ドラマ-チョン・イル主演 へチ王座への道-あらすじ-22話
イ・インジャが指揮する反乱軍はきっとここを通過すると考えるパク・ムンスは、落ち着いて、そこで待ち続けた。王宮内にいる手下から軍の計略を知らされたイ・インジャとイ・タンは、安城を通り、ハニャンに向かう。
途中、危険を察知したイ・インジャは、パク・ムンスの軍に攻めを受け、前に行くことをあきらめ、後退を命じる。しかし、イ・グァンジャの軍が背後から襲撃を始めると、イ・インジャはタンと共に逃げ出した。逃げ遅れたウィ・ビョンジュはだ捕され、残された反乱軍もとらえられ、危ない所だったキョンサン道も反乱軍の手から奪い返す。
謀反の中心のイ・インジャとタンを逃したことを知った王宮にいるグムは、ふたたび謀反を企てることを危惧し、絶対に二人を捕まえるよう命じる。捕まったウィ・ビョンジュは、逃亡した二人の隠れ家を教える代わりに、命拾いしようとした。その様子に、パク・ムンスは容赦なく接した。
タルムンの所に来たチョン・ユニョンはタンの消息を報告すると、死罪を覚悟している様子だった。その姿に心を痛めたタルムンは、グムにユニョンの命は救って欲しいと頼んだ。タルムンの真剣な思いが伝わったグムは悩む。一方、二人の対話を聞いていたユニョンは、タルムンの思いに、泣いた。
翌日、準備したお金をユニョンにさし出すと、遠くに逃れて必ず生き延びるよう言った。ハニャンを去るユニョンは、タンがハニャンに戻ったことが解ると、タンを時間稼ぎに使ってイ・インジャが遁げ出す計略だと感づく。
イ・インジャからハニャンに出向き、味方する仲間をかき集めるよう言われたタン。しかし、誰も来ない為心配になる。その様子を見ていたユニョンは、タンへの情け心から、彼の前に現れる。
タルムンから知らされた隠れ家に向かったパク・ムンスは、ついに、イ・インジャを逮捕する。抵抗するイ・インジャの前に、グムが現れる。
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