韓国ドラマ- チョン・イル主演 ヘチ 王座への道-あらすじ-11話～12話
韓国ドラマ「チョン・イル主演ヘチ」のあらすじ、キャスト、相関図など、
最終回までネタバレありで、全話お届けします。このドラマは韓国では全48話で放送されましたが、日本では全24話で放送されます。ですが、どちらも内容は同じです。今回は、日本版に合わせてあらすじを書いています。
韓国ドラマ-チョン・イル主演 ヘチ 王座への道-概要
チョン・イルが、除隊後初のドラマで主演した友情と冒険を描いた、痛快なサクセス時代劇。
「イ・サン」「トンイ」「馬医」でヒットを飛ばした脚本家キム・イヨンによる作品なので、面白い事間違いなし！
トンイの息子であり、イ・サンの祖父となる朝鮮第21代王・英祖（イ・グム）の若き日を描いたお話です。
ヘチとは、善と悪を見分けて正義を守る伝説の動物の事で、この時代では、法と正義を守る司憲府（サホンブ：役人の違法行為を監督する官庁）の役人が通称「ヘチ」と呼ばれていました。母の身分が低く、王子といってもさげすまれてきたイ・グムが、３人の仲間と共に、平等な世の中を作ろうと奮闘し、立派な王になっていく様を描いています。
韓国ドラマ-チョン・イル主演 ヘチ 王座への道-あらすじ
18世紀初頭、第19代王・粛宗（スクチョン）の次男で聡明なイ・グムは、実の母親が下女だったため、幼い頃からさげすまれ、王位とは関係のない生活を送っていた。母が違う兄のイ・ユンが王位継承者の世子（セジャ）になっていたが、体が弱く、子供ができずにいたため、宮中では対立派の重臣が、素行の悪いイ・タンを後継者にと押していた。なんとしても王座に就きたいイ・タンと、そのイ・タンを利用して朝廷を思うままにあやつろうとする重臣たち。イ・グムは権力者達が正義をないがしろにする不公平な世の中を正さなければと決意し、熱血漢パク・ムンスと女性のヨジ、ならず者だがめっぽう強いタルムンという３人の友に支えられながら、宮中での陰謀を乗り越えて王位につくまでの物語です。
韓国ドラマ-チョン・イル主演 ヘチ 王座への道-あらすじ-11話
ミン・ジノンはオ・デピョンを殺した少女を連れて司憲府に現れた。ウィ・ビョンジュは、グムが「殺主契」を知っていたことを不審に思い、ノロン派の怒りをかってしまう。悪い立場に置かれたグムは、事件現場で少女を見ていたことを認めた。しかし、王が、グムに申し開きする機会を与えたので、ノロン派は、ますます怒ってしまった。
パク・ムンスとタモのヨジは、子供たちを逮捕するミン・ジノンを止めることができずにいた。そのため、たくさんの子供たちが命を落とした。貧しさから、奴隷になったり、親が子供達を奴隷として売ったりするような、不公平な世の中が存在するのが当たり前なんだとミン・ジノンは話すが、グムは子供たちが犠牲になったことに沈痛な思いでいた。
グムは、「殺主契」と関りを持ってしまったため、漢城府に移されることになる。王はグムを助けようとするが何もできずにいた。ソロン派は、世子を廃位されそうなグムを支持しようとするが、ノロン派と共にグムを世子から廃位させる話し合いをする事になる。その頃、王はグムに会い、自分は、王としての役目を果たし、グムを守ると約束していた。そして、王は、グムを世子から廃位させる話し合いの場に来て、グムの釈放を命じたため、ミン・ジノンの怒りをかう事になった。
釈放されたグムは、広場に立ち、自分が王に即位した時は、貧しい者からではなく、土地の所有者から税金を取ると宣言したため、グムは両班たちから敵対視され、平民からは支持されることになった。人々は、城門の前にホベ（現在の身分証）を並べ、グムの廃位に反対していた。その民の声が大きくなり、ソロン派は民の声を聞き入れようとするが、ノロン派は考えを変えることはなかった。
夜になり王宮を出たグムはパク・ムンスの所にいた。ムンスは、せっかく監察になったのに、なかなか人のために働けないことにいら立っていた。一方、ヨジはグムを近くで守るため、宮女になりたいと、グムに相談した。グムは、ヨジの手を握り、「もしもヨジが宮女になったら、こんなことも許されるのだな。」とヨジには顔を近づけてきた。
韓国ドラマ-チョン・イル主演 ヘチ 王座への道-あらすじ-12話
王と共に親耕禮の儀式に参加したグムは、上手に農作業をこなしていた。それをまじかで見ていた農民達は、グムは、将来、良い王になると口々にグムを褒めはじめた。すると、それまで笑顔でグムを見ていた王の顔から笑顔が消えていた。
一方、ヨジは、グムに宮女になりたいと話した後のグムの行動が理解できずにいた。グムはヨジに謝りはしたが、なぜあんなことをしてしまったのかと悔やんでいた。上宮になったチョホンに、グムはヨジに恋しているとさとされると、グムは躍起になって否定した。
パク・ムンスは、ポドチョンの巡官だった夫が巡回中、橋の上から落ちて亡くなったはずなのに、体には刺されたような傷があったことから、夫の死に不信感を抱いて葬儀を行わない女性がいることを知る。ポドチョンは、早く葬儀をするよう妻に要請していた。不審に思った、パク・ムンスは、調査を始める。
ムンスは、ウィ・ビョンジュに妨害されながらも、調査を進め、人事を担っている官位、吏曹正郞のクォン・イクスの執事が事件に関わっていることを知る。外出を禁止された時間、財宝を運んでいるところを巡官に見つかり、口封じのため巡官は殺されたのだった。
グムは、すぐさま人事権を握る吏曹正郞からノロン派のクォン・イクスを降ろし、ユン・ヒョクを吏曹正郞にするように動いた。一方、ノロン派のミン・ジノンは、ソロン派に重要な人事権を奪われてしまうのではと感じイ・タンと手を組み、グムに反旗をひるがえそうとしていた。
タンは、グムと王とを仲たがいさせるため、人を使って王に上書を挙げさせた。王は、その上書を読み怒りに震える。タンはグムに「逆風が始まった」と伝えに来た。
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