韓国ドラマ- チョン・イル主演 ヘチ 王座への道-あらすじ-17話～18話
韓国ドラマ「チョン・イル主演ヘチ」のあらすじ、キャスト、相関図など、
最終回までネタバレありで、全話お届けします。このドラマは韓国では全48話で放送されましたが、日本では全24話で放送されます。ですが、どちらも内容は同じです。今回は、日本版に合わせてあらすじを書いています。
韓国ドラマ-チョン・イル主演 ヘチ 王座への道-概要
チョン・イルが、除隊後初のドラマで主演した友情と冒険を描いた、痛快なサクセス時代劇。
「イ・サン」「トンイ」「馬医」でヒットを飛ばした脚本家キム・イヨンによる作品なので、面白い事間違いなし！
トンイの息子であり、イ・サンの祖父となる朝鮮第21代王・英祖（イ・グム）の若き日を描いたお話です。
ヘチとは、善と悪を見分けて正義を守る伝説の動物の事で、この時代では、法と正義を守る司憲府（サホンブ：役人の違法行為を監督する官庁）の役人が通称「ヘチ」と呼ばれていました。母の身分が低く、王子といってもさげすまれてきたイ・グムが、３人の仲間と共に、平等な世の中を作ろうと奮闘し、立派な王になっていく様を描いています。
韓国ドラマ-チョン・イル主演 ヘチ 王座への道-あらすじ
18世紀初頭、第19代王・粛宗（スクチョン）の次男で聡明なイ・グムは、実の母親が下女だったため、幼い頃からさげすまれ、王位とは関係のない生活を送っていた。母が違う兄のイ・ユンが王位継承者の世子（セジャ）になっていたが、体が弱く、子供ができずにいたため、宮中では対立派の重臣が、素行の悪いイ・タンを後継者にと押していた。なんとしても王座に就きたいイ・タンと、そのイ・タンを利用して朝廷を思うままにあやつろうとする重臣たち。イ・グムは権力者達が正義をないがしろにする不公平な世の中を正さなければと決意し、熱血漢パク・ムンスと女性のヨジ、ならず者だがめっぽう強いタルムンという３人の友に支えられながら、宮中での陰謀を乗り越えて王位につくまでの物語です。
韓国ドラマ-チョン・イル主演 ヘチ 王座への道-あらすじ-17話
王の病状が悪くなると、王妃は用意された煎じ薬を飲ませようする。しかし、毒物が盛られている可能性がある事からイ・グムは、煎じ薬の中身を調べるまで王に煎じ薬を飲ますことを禁じ、主治医ではない医官に王の診察を任せるよう命じた。王妃と臣下は、グムの対応に難色をしめした。
様子を静かに静観していたミン・ジノンは、政治的に危ない選択を迫られた時、完全に正そうとするのではなく、時には責任回避と知りながらもそれを選抜するのが王になろうとする者としての心構えとなるとアドバイスし、グムは意識の戻らない王を気掛かりそうに見つめながら、悩む。
一方、タモのヨジは、グムのために宮女になることを決心し、支度を進めるが、王宮内の緊迫な状態から、さっそく宮女として王宮で働く事になる。ヨジを宮女に命じたのは大妃だった。グムの近くでグムを守りたいと望むヨジの思いが叶うことになったが、ヨジは宮女になったことをグムに話さず、遠くからグムを見守る事にした。
タンを疑ったパク・ムンスは、直々彼を訪ね問い詰める。するとタンは計画を明かした。タンが捕まった夜、内医院に立ち寄ったことがわかれば、グムが必ず毒を疑い煎じ薬を与えないようにするはず。そうなれば、王はいずれ死ぬことになり、すべては十分な対処を取らなかったグムの責任となり、王を死に至らしめた人物はグムになる。その言いようにパク・ムンスは。猛烈に怒りを覚えたが、どうすることもできない。
集められた医官たちに王を診察させ、王の命を救うため一生懸命に努力するグム。それでも王の意識は戻らず、イ・グァンジャの提言で、最後の案として解毒効果のある煎じ薬を用意し王に飲ませた。すると、意識を一時的に取り戻した王は、最後の言葉を残し亡くなった。グムは深く悲しんだ。
王の死を悲しむ中、ウイジョンを中心としたソロン派は、王が死亡したのはグムの責任だ、だからグムは王位継承者として相応しくないと言い始めた。そこにグムが現れた。
韓国ドラマ-チョン・イル主演 ヘチ 王座への道-あらすじ-18話
王位を受け継ぐ権利などないと強く反対するウイジョンを中心にしたソロン派。その申し立てにグムは、己の実力を裏付けるためにこれまで挑んできた事柄を振り返り、涙を流す。王を死なせたことへの罪悪感と、グムが王位を譲りうけることに強い反発があることから、すべてをあきらめようとする。しかし、イ・グァンジャはグムに、王位継承者としてふさわしいのを立証するか、誤解されたまま逃げるかの選択を促す。
世子が正式に王位受け継ぐまで残された時はわずか6日間。グムは大妃に一刻も早く王位を譲りうけたい思いを告げた。大妃は、王として生きていく決意をしたグムを悲しそうに見守ると、彼の願い通り、グムが早く王位を継承できるようにした。
右議政（ウイジョン）の強烈な抗議を押し切って、グムは即位する。王になったグムを見守るミン・ジノンの顏は晴れ晴れしい一方、ウイジョンの顔は厳めしい。王に即位したグムに辞職願を提示するイ・グァンジャ。この先は王としてノロン派の力を借りるべき時が来たことを進言すると、世子に選ばれてから、イ・グァンジャから多くを学んできたグムは、衝撃を受ける。
その後、パク・ムンスもサホンブを辞め旅に出る。パク・ムンスが残した文を読んだグムは、これまで近くにいた同士を守れなかったことを悔やみ、王としての影響力を得るため、ノロン派と力をあわせざるえない状態に置かれる。
ウィ・ビョンジュが死刑となる前に、逃げ出すしたことを知らされたグムは、心配になり、タンが収監されている地に、確かめる人を送った。逃げ出すしたウィ・ビョンジュが向かった所はタンの所だった。急に現れた、ウィ・ビョンジュの姿に驚くタン。
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