韓国ドラマ-花郎（ファラン） 希望の勇者たち-あらすじ-15話～16話
韓国ドラマ「花郎（ファラン） 希望の勇者たち」のあらすじ、キャスト、相関図など、最終回までネタバレありで、全話お届けします。このドラマは全20話です。
韓国ドラマ-花郎（ファラン） 希望の勇者たち- 概要
新羅（しるら）時代の花のような超イケメン精鋭集団、王の親衛隊である花郎（ファラン）の活躍と成長を描いた青春時代劇。今をときめくBTSのVや、SHINeeのミンホ、パク・ヒョンシク、主人公のキム・ソヌ(ムミョン)にパク・ソジュンといったイケメン揃いのキャストが話題となった。ヒロインのアロを巡って三角関係となるパク・ソジュンとパク・ヒョンシクは、タイプがまるっきり違う人物像だが、どちらも魅力にあふれ視聴者はときめくこと間違いなし。BTSのVはこのドラマで俳優デビューとなったが、花郎の末っ子ハンソンをこれまた魅力たっぷりに演じている。花郎達のかっこいい剣術や弓、馬の稽古に加え、シャワーシーンでは、鍛え上げられた腹筋も見ることができ、女性にはたまらなく嬉しいドラマとなっている。
演出:ユン・サンシク
脚本：パク・ウニョン
放送年：2016年‐2017年 KBS 全20話
最高視聴率：12.7%(韓国）
韓国ドラマ-花郎（ファラン） 希望の勇者たち-あらすじ
新羅（しるら）時代、ムミョンは親友のマンムンと共に賤民の村に住んでいたが、マンムンが生き別れた家族を探したいと言うので、共に村を出た。一方、新羅第24代王の真興（チヌン）王は、摂政の母、只召(チソ)太后の命令で、世間に顔を明かすことなく生きてきた。そんな王の顔をマンムンが見てしまった為に、２人は禁軍に追われ、深手を負い、マンムンは亡くなってしまった。ムミョンは、マンムンの家族と会い、マンムンの本名であるソヌと名乗り、マンムンの妹のアロを守って行こうと決意した。そんな中、只召(チソ)太后は、眉目秀麗な貴公子を集めて、王の親衛隊花郎（ファラン）を創設すると宣言した。 ムミョンは、親友の命を奪った復讐の為に、真興（チヌン）王は、母から王の権力を奪い返すためにジディという偽名で花郎（ファラン）に入る。育った環境が全く違う二人が運命のいたずらによって引き合わされることになる。
韓国ドラマ-花郎（ファラン） 希望の勇者たち-あらすじ-15話
チャン王子とソヌは、二人で部屋にいた。チャン王子が、「お前が王だろうが、そうでなかろうが関係ない。私がお前を王にしてやろう。そしてお前をひざまずかせ、命乞いをさせてやる。」と言うと、ソヌは「もっと王子らしく振舞え。」と怒鳴った。チャン王子とソヌは、剣術での真剣勝負をすることになった。
チソ太后の元にも状況は伝わっていた。官僚達を集めどうするべきか相談をしていた。ヨンンシルは仮病を使って現れず、計画が上手く行ったことをほくそ笑んでいた。
牢の中でソヌはチャン王子との闘いの準備をしていた。スホは無謀すぎるとソヌを止めようとした。ジディは、ソヌに「死ぬな」と言った。
戦いに向かう途中、チャン王子は部下に命じてソヌの腕を傷つけさせた。新羅の捕らえられた民、アロ、百済の民、ジディたちファラン、王女の見守る中で真剣での勝負が始まった。戦いの腕はチャン王子の方が上だった。腕を切られ不利なソヌはボロボロになってもあきらめず反撃した。しまいには、刀を捨て素手で殴り合っていた。
マンムンとムミョン（ソヌ）を育てたウルクは、アンジを家に連れてきた。アンジが「運命のカギを開けた。」とはどういうことなのかと聞くと、ウルクは、「ソヌは誰の子だと思う？」と聞いてきた。
ソヌとチャン王子の闘いは続いていた。どんなに殴られても諦めないソヌ。ソヌのしつこさに、王子はついに倒れた。ソヌは、力尽きて仰向けになっているチャン王子に、刀を向け、負けを認めるかと尋ねた。王子は、新羅とは戦争を起こさず、花郎たちを安全に帰すことを約束した。しかし、民たちは盗人なので死をもって償わせると言い、アロも民達と一緒に牢に戻された。
その夜、ソヌとジディはアロと捕らえられている新羅の民を救い出した。しかし、百済の将軍と兵たちに取り囲まれてしまった。しかし、スホとパンリュが助けに来て、逃げ出すことができた。しかし、それはチャン王子の策略だった。新羅との国境の近くまで来て、ソヌや民たちがホッとした時にチャン王子たちの放つ矢が次々と飛んできた。ソヌが狙われている事に気が付いたスホは、自らが身代わりとなって矢を背中に受けてしまった。
ソヌ達が取り囲まれ、殺されそうになった時、どこからか矢が飛んできた。新羅に残っていたファラン達が駆け付けてきてくれたのだった。ウィファは王子に「狩りに夢中になって、国境を越えておられるのに気付いておられないようだ。まさか和睦を反故にして新羅に戦争を仕掛けようとしているわけではないだろう。」と言った。王子は仕方なく引き返していった。
民たちは、ソヌが「新羅を強くする本当の王」だと噂し始めた。その報告を受けて、チソ太后は頭を抱えた。
その夜、ジディは、自分が王だと名乗れなかったことを悔やんでいた。その時、アロが目の前を通り過ぎた。アロに声をかけようとしたが、アロの向かう先にはソヌがいた。ソヌはアロに「好きだ、愛している。」といって二人はキスを交わしていた。
韓国ドラマ-花郎（ファラン） 希望の勇者たち-あらすじ-16話
スンミョン王女は只召(チソ)太后に使節団の報告をしていた。ファランが民衆の支持を集めてしまい、自分から離れたことを危惧していたチソ太后は、自分の意のままになる「源花」（ウォナ）に王女を任ずると告げた。源花とは、ファランの前身で2人の女性が率いた親衛隊の事だった。
アンジはウルクと賎人の村で治療を行っていたが、薬が手に入らず困っていた。そこでアンジはウルクから、賎人が村から出ることができないのは、ヨルクが砂金を独占するためだと聞かされた。
チソ太后は、ソヌを呼んでソヌを自分の意のままにする為に、アロを源花にして自分の側に置くと告げた。そして、王のふりをしたなら最後まで貫くように。さもなくばアロを失う事になるとソヌを脅かした。
ジディは、幼い頃の思い出の場所に来ていた。スンミョン王女はジディを見つけ、ジディが兄だと確信した。スンミョン王女は身分を隠す兄が痛ましく涙して「どれくらいこのような生き方をしていらしたのですか？」と聞いた。ジディは、「お前が想像できないほどの時間だ。」と答えた。
パンリュはヨンシルから今回の使節団のことでがっかりしたという内容の手紙を受け取っていた。スヨンがパンリュに会いに来たが、パンリュはスヨンに「二度と会わない」と別れを告た。そしてヨンシルを訪ね、自分の命を犠牲にしてでもヨンシルに仕えると約束した。
ソヌが一人で酒を飲んでいる時フィギョンが現れ、ソヌが王のふりをしてみんなを助けた話を持ちだして「世の中を変えることが出来るなら、本当の王にならないか？」とソヌに聞いた。
アンジは薬を分けてもらおうとヨンシルを訪ねた。しかし、ヨンシルは、薬剤の値がまだ上がるからそれまでは売れないと断った。
自信をなくしているジディは、アロに「お前が好きだ。俺と平凡な民として生きないか。王座を捨てる覚悟はある。」と話した。アロは、「私を理由にして、王の座から逃げようとしておられるのですか？」と答えた。
刺客が仙門にやって来た。その刺客達をパンリュが手引きしていた。
王になる決意をしたジディは、ヨンシルの寝室に忍び込み、ブレスレットを取り戻した。そして寝ているヨンシルに刀を突きつけた。「お前は誰だ？」とヨンシルが聞くと、ジディは「真興(チヌン)だ」と答えた。
その頃、ソヌが刺客に襲われていた。そこに、スホ、ヨウル、タンセがソヌを助けに来た。激しい戦いが続く中、またソヌは持病のめまいで倒れてしまった。
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