韓国ドラマ-秘密の扉-あらすじ9話～10話
朝鮮第21代王国王英祖と実の息子である世子イ・ソンに起こった悲劇の裏側にある、
親子の愛と葛藤の物語に殺人事件の要素を加えた、ミステリー時代劇。
韓国ドラマ -秘密の扉
「秘密の扉」のあらすじ、キャスト、相関図など、
最終回までネタバレありで、全話お届けします。
秘密の扉-概要
朝鮮王朝時代、1762年、英祖は、実の息子である世子を米びつに閉じ込めて餓死させた。
その悲劇の裏にある親子の愛と葛藤に、殺人事件を組み込んで新たな解釈で描いたミステリー時代劇。
秘密の扉-あらすじ
18世紀半ば、在位30年を迎えた朝鮮第21代王国王英祖（ヨンジョ）には、30年前の即位の時から隠し続けてきた、ある秘密「連判状」が足かせとなっていた。
朝廷で二大派閥が激しく対立するなか、生き延びるためにやむをえず老論派に従い王となった。
そんな父の苦悩を知らず、地位と権力を約束されて生まれた若き世子イ・ソンは身分を隠し、友人フンボクと違法の貸本屋から、人気の本を借りるために街へ出かける。
そんなある日、先代王・景宗が眠る王陵の井戸から、友人フンボクの遺体が発見される。
イ・ソンは、聡明なジダムの力も借りて、真相を調べ始める。
そして、父・英祖が隠し通してきた“連判状”にまつわる秘密の扉を開くことになる
韓国ドラマ-秘密の扉-あらすじ-9話「殺人の濡れ衣」
カン・ピルチェ殺害容疑で逮捕されたソンは、王命によって投獄されてしまう。
義禁府の牢の中で、ソンは連判状に署名された号の持ち主について思案する。
チェ・ジェゴンはソンの指示でチョルチュに会いに行くが、彼は前の晩から行方不明になっていた。
さらに、ジダムも謎の男たちにさらわれる。パク・ムンスは牢の中のソンに面会し、必ず真実を明らかにしてソンを救いだすと約束する。
チョ・ジェホら少論派は、世子が無罪だと言い切ったムンスこそがピルチェを殺害した犯人だといい、
ムンスに連判状を渡せと迫る。
一方、英祖はソンを世子の座から下ろすとほのめかし、「連判状を返せ」とパク・ムンスに迫る。
キム・テクもまた、ナ・チョルチュの命と引き換えに「連判状を返せ」とムンスに迫る。
ジダムまで連れ去られたことを知ったムンスは、明日までに2人を解放しなければ、
すべてを暴露するとテクを嚇す。ジェゴンからジダムが拉致されたことを聞いたソンは、連判状の署名の写しを渡し、
それぞれの号が誰のことかを調べさせる。
ジェゴンはその場で、キム・テク、ミン・ベクサンの祖父ミン・ジノン、キム・サンノら老論派重臣3名の名をあげ、ソンは彼らがジダムの拉致に関わっていると、ジダム救出を急がせる。世子妃ホン氏は、チャン内官を脅してソンがこれまで何をしていたのかを知った。
そして、ジダムならソンの無実の証言ができると考えた。
韓国ドラマ-秘密の扉-あらすじ-10話「哀しき父子」
英祖は恵慶宮の望みを聞き入れ、再尋問を約束する。
一方、ジダムはチェ・ジェゴンとパク・ムンスの捜査に協力し、カン殺しの真犯人につながる重要な手がかりを発見する。老論派が恵慶宮の罠によって苦境に陥る中、英祖は尋問が始まる前に真犯人と連判状を交換しろとキム・テクに命じる。
キム・テクは思い悩んだ末、息子のキム・ムを義禁府に差し出す条件でパク・ムンスと取引をする。
その一方で、ミン・ベクサンを通して、ホン・バンハンにキム・ム逮捕の機会を与えて恩を売る。
尋問の場、ホン・バンハンはキム・テクとの打ち合わせ通りに、拷問の中でキム・ムを早々に殺害しようと目論むが、ソンがこれを察して自ら尋問する。一連の殺人事件が一件落着。
だが、それでもソンは連判状にこだわり、英祖は怒り心頭。
少論派でも今回の決着には納得がいかず、シン・チウンが事を荒立てようとするが、イ・ジョンソンがこれを制する。そんな中、ソンの懐刀を盗んだ女官も逮捕され、蜥蜴のしっぽ切りも終わった。
だが、これに納得のいかないソンは、キム・ムに会いに牢へ向かい、わが子を利用した挙句に見捨てるキム・テクの非情さを訴え、真実を明かすように説得する。全てがキム・テクの筋書き通りとなってしまった。
だが、ソンは諦めずに署名した人物を特定していき、あとは“竹波”一人となる。
秘密の扉 9話～10話の感想
ジダムを拉致したのは、イ・ソンの奥様である恵慶宮（ヘギョングン）ホン氏でした。
ジダムに尋問の場で世子ソンの無実を証明してもらおうと思ったのです。
そして、３歳の息子イ・サンを連れて、英祖に再尋問を頼みに行くのですが、
英祖も孫を見たら、こばめないんですね。ホン氏はかしこい方ですね。
そう、このイ・サンはドラマにあったあのイ・サン何です。
英祖は、母が下女で宮廷だったので、宮廷で後ろ指をさされて育ったのですが、
下女だった母は、トンイです。そう、あのドラマのトンイ。
でも、キム・テクって最低ですね。自分の息子を取引に利用して、見捨てるなんて。
でも、息子のキム・ムが、なぜ、命を懸けてまでそんな父を守ったのかというと、
キム・ムは、世間から“殺人鬼”と恐れられていた自分を“息子”と呼んでくれたというだけの理由です。
息子からしたら、大切な父なのですね。子の心、親知らずですね。
一連の殺人事件は一件落着となりましたが、ソンは、連判状の事が気になって、署名した人物を探っていきます。
これが、親子の対立の原因となるのに・・
