韓国ドラマ-秘密の扉-あらすじ11話～12話
朝鮮第21代王国王英祖と実の息子である世子イ・ソンに起こった悲劇の裏側にある、
親子の愛と葛藤の物語に殺人事件の要素を加えた、ミステリー時代劇。
韓国ドラマ -秘密の扉
「秘密の扉」のあらすじ、キャスト、相関図など、
最終回までネタバレありで、全話お届けします。
秘密の扉-概要
朝鮮王朝時代、1762年、英祖は、実の息子である世子を米びつに閉じ込めて餓死させた。
その悲劇の裏にある親子の愛と葛藤に、殺人事件を組み込んで新たな解釈で描いたミステリー時代劇。
秘密の扉-あらすじ
18世紀半ば、在位30年を迎えた朝鮮第21代王国王英祖（ヨンジョ）には、30年前の即位の時から隠し続けてきた、ある秘密「連判状」が足かせとなっていた。
朝廷で二大派閥が激しく対立するなか、生き延びるためにやむをえず老論派に従い王となった。
そんな父の苦悩を知らず、地位と権力を約束されて生まれた若き世子イ・ソンは身分を隠し、友人フンボクと違法の貸本屋から、人気の本を借りるために街へ出かける。
そんなある日、先代王・景宗が眠る王陵の井戸から、友人フンボクの遺体が発見される。
イ・ソンは、聡明なジダムの力も借りて、真相を調べ始める。
そして、父・英祖が隠し通してきた“連判状”にまつわる秘密の扉を開くことになる
韓国ドラマ-秘密の扉-あらすじ-11話「竹波の正体」
亡きフンボクの汚名が晴れ、遺族も自由の身となる。
英祖は、事件解決に尽力したジダムを側室に迎えてはどうかとソンに提案するが、ソンは自らの未熟さを理由にこれを丁重に断る。
ソンはパク・ムンスを呼び出し、なぜ連判状を手放したかと詰問。
連判状の日付の甲辰年が、英祖即位と先代王逝去の年だと確認するソンは、その年の記録が10年前の火事で紛失したことを知る。
ソンが甲辰年の記録を探していると知った英祖は、ソンが真実を知ったのではないかと恐れる。そんな中、ソンは竹波の正体を確かめるためにキム・テクへの攻撃を開始する。
シン・チウンら少論派はソンを後押しすることを決め、世子侍講院にキム・テクの弾劾案を発議するよう指示。
キム・テクは英祖にソンを世継ぎの座から下ろすべきだと進言する。
キム・テクは、世子の座を揺るがすために、王の側室・昭媛ムン氏を訪ねて必ず男児をお産みください、とたきつける。
韓国ドラマ-秘密の扉-あらすじ-12話「親政再開と均役法」
文が教えた“竹波”の正体は、「絵の中にいても描かれない者」それは父であり王である英祖だった。
英祖はソンを連れて生母の淑嬪チェ氏の墓を訪れ、生母が下女だということで蔑まれたかつての話をした。
そして、生き残るためには王になるしかなかったという英祖は、貧しい民のために均役法の完成まで自ら政務を執りたいと訴える。
ソンは竹波の正体を知ったことを伏せ、英祖の補佐を快諾。
重臣たちは代理聴政の中断をすんなりと受け入れたソンの意図が読めず、当惑する。
英祖とソンは均役法の公布を目指し、力を合わせる。
一方、少論派のシン・チウンは旧知のソ・ギュンを訪ね、連判状の存在を民に知らせるべきだと告げる。“竹波”のことは伏せているソンだが、連判状の一件をそのままにする気はなかった。
キム・テクたち4人の重臣の罪を問うためにも連判状の原本を手に入れる必要があると、4人の中のひとりのミン・ペクサンの息子ウソプを出仕させることに。
だが、ウソプはこれを断り、キム・テクはこの人事を利用して、ソンを見張るようにとウソプを説得。
ウソプは護衛官・左翊衛としてソンの傍に仕えることになる。キム・テクの画策はこれだけではなかった。
両班や成均館の儒生たちを扇動して「両班と平民が同等な法案は認められない」と直訴させた。
両班たちの説得にあたろうとする英祖だったが、「暴君」罵られ倒れる。
私欲にまみれる両班をにらみつけるソンは、英祖を負ぶって戻る。
結局、全両班を敵に回しては国は立ちいかないと考えた英祖は、まず、民の税を半減にし、不足分は王室の出費を半分に抑え、王にも課税するなどの対策を講じる。落ち込む英祖にソンは、将来王位に就いたときには“均”を統治理念に掲げると約束して王を慰める。
すっかり頼もしくなったソンを抱きしめる英祖は、ソンが“竹波”の正体を知る日が来ることを恐れる。
これから父とどう接すればいいのかわからないソンも、フンボクの事件解明や竹波の正体をを調べたことに後悔の涙を流す。
秘密の扉 11話～12話の感想
ソンも殺人事件の犯人が解り、亡きフンボクの汚名も晴れ、遺族も自由の身となったのでそれで終わりにすればいいのに、連判状の事を調べ続け、竹波なる人物を探り、解ったことは、竹波は自分の父だという事。
12話では、その父英祖と共に、貧しい民のために均役法の完成させるべく頑張りますが、
キム・テクの妨害にあってしまいます。
それにもめげず、父を助けるソンに、すっかり頼もしくなったソンを抱きしめる英祖。
でも、父の裏の蚊をを知ってしまったソン。
知らなければよかったと後悔してしまいます。
今回は父と子がお互いに思いやる、心温まるエピソードでしたが、
これで終わるわけがありません。
