韓国ドラマ-秘密の扉-あらすじ-3話～4話
朝鮮第21代王国王英祖と実の息子である世子イ・ソンに起こった悲劇の裏側にある、
親子の愛と葛藤の物語に殺人事件の要素を加えた、ミステリー時代劇。
韓国ドラマ -秘密の扉
「秘密の扉」のあらすじ、キャスト、相関図など、
最終回までネタバレありで、全話お届けします。
秘密の扉-概要
朝鮮王朝時代、1762年、英祖は、実の息子である世子を米びつに閉じ込めて餓死させた。
その悲劇の裏にある親子の愛と葛藤に、殺人事件を組み込んで新たな解釈で描いたミステリー時代劇。
秘密の扉-あらすじ
18世紀半ば、在位30年を迎えた朝鮮第21代王国王英祖（ヨンジョ）には、30年前の即位の時から隠し続けてきた、ある秘密「連判状」が足かせとなっていた。
朝廷で二大派閥が激しく対立するなか、生き延びるためにやむをえず老論派に従い王となった。
そんな父の苦悩を知らず、地位と権力を約束されて生まれた若き世子イ・ソンは身分を隠し、友人フンボクと違法の貸本屋から、人気の本を借りるために街へ出かける。
そんなある日、先代王・景宗が眠る王陵の井戸から、友人フンボクの遺体が発見される。
イ・ソンは、聡明なジダムの力も借りて、真相を調べ始める。
そして、父・英祖が隠し通してきた“連判状”にまつわる秘密の扉を開くことになる
韓国ドラマ-秘密の扉-あらすじ-3話「再捜査」
老論派に弱みを握られた捕盗大将、ホン・ゲヒは、フンボクの死因が自殺だという捜査結果を報告。
フンボクの死因が自殺だという捜査結果に疑問を持ち、再捜査を希望したソン。
英祖が再捜査を許可したことを知ったキム・テクは、連判状を守れなくなると憤慨する。
一方、ジダムも捜査結果に納得できず、水標橋に証拠を探しに行く。
貸本札は見つかったが、一緒に持っていたはずの本が見当たらないことを不審に思う。
そんな中、英祖はパク・ムンスの家を訪れ、これ以上ソンをたきつけるなと警告。
ホン・ゲヒはソンより先にジダムを捜すため、貸本業者の取り締まりを実施する。
ジダムが危険だと知った剣契（コムゲ）東方の頭目チョルチュもソ・ギュンの家に駆けつける。
だが、ひと足早くホン・ゲヒの部下ジョンインによって秘密の地下室が発見されてしまう
韓国ドラマ-秘密の扉-あらすじ-4話「残された血文字」
ホ・ジョンウンが捕らえられ、宮中で尋問が行われる。
「フンボクが王室を侮辱していた」というジョンウンの供述を聞き、ソンは愕然とする。
尋問の後、ソンのもとに、非情な命令書が届く。
馬を駆って一人嘆き悲しんだソン。宮殿に戻ったソンを待っていたのは英祖。
英祖は、君主に友は不要、誰も信じるなといってたち去った。
翌日、命令書通りにフンボクは逆賊とされ、遺族は奴婢の身分に落とされた。
そんな中、ソンが自分を捜していることを知ったジダムは宮殿に忍び込み、
恵慶宮ホン氏に見つかってしまう。
恵慶宮は、ジダムがソンのいる東宮殿に向かったことを確かめようとする。
やっとソンと会うことができたジダムは、フンボクの貸本札を渡し、水標橋で
フンボクの他殺死体を目撃したことを証言。
一方、ジダムの証言を聞いたソンは、共にジョンウンの家を訪ねる。
すでにジョンウンは絶滅しており、そばには遺書が。
だが、ソンは遺体の傍の血のダイイングメッセージ“火阝他刀（ファブタド）”を発見し、
自殺に見せかけた他殺だと察した。
ジダムの秘密の部屋に案内されたソンは、ジダムがお気に入りの作家“氷愛居士（ピンエゴサ）”だと気付く。
ジダムの事件捜査簿を見たソンは、組織ぐるみでフンボクの事件を隠ぺいしようとしていると確信し、師であるパク・ムンスの言葉を思い出した。
ソンはムンスの元へ駆けつけた。
ムンスは自分自身で究明すべき、そしてそのために今後は誰も信じてはいけないと話す。
ピョンジョンイ主導で臨場したジョンインの死は、ソンが予想した通り自殺として処理された。
首尾よく事が運んだキム・テクは、さらに地固めをするために英祖の元へ向かった。
老論と手を組んで政をする時だと、英祖にホン・ゲヒを重用するよう圧迫した。
秘密の扉 3話～4話の感想
ソンが“フンボク殺害事件”の捜査に選んだホン・ゲヒは、敵方の人でした。
中立化と思われたのですが、違いました。
フンボクは、ホ・ジョンウンの証言で逆賊とされ、遺族は奴婢の身分に落とされてしまいます。
これではソンはやるせないですね。
水標橋でフンボクの他殺死体を目撃したジダムは、ソンが自分を捜していることを知って宮殿に忍び込み、
ソンに見たことを告げます。
そして、共にジョンウンの家を訪ねますが、ジョンウンはすでに死んでいます
遺体の傍の血のダイイングメッセージ“火阝他刀（ファブタド）”はどんな意味があるのでしょう？
ジョンウンもまた、自殺とされて処理されてしまいます。
これは、かなりの大物が事件の裏にいますね。
