韓国ドラマ-秘密の扉-あらすじ17話～18話
朝鮮第21代王国王英祖と実の息子である世子イ・ソンに起こった悲劇の裏側にある、
親子の愛と葛藤の物語に殺人事件の要素を加えた、ミステリー時代劇。
韓国ドラマ -秘密の扉
「秘密の扉」のあらすじ、キャスト、相関図など、
最終回までネタバレありで、全話お届けします。
秘密の扉-概要
朝鮮王朝時代、1762年、英祖は、実の息子である世子を米びつに閉じ込めて餓死させた。
その悲劇の裏にある親子の愛と葛藤に、殺人事件を組み込んで新たな解釈で描いたミステリー時代劇。
秘密の扉-あらすじ
18世紀半ば、在位30年を迎えた朝鮮第21代王国王英祖（ヨンジョ）には、30年前の即位の時から隠し続けてきた、ある秘密「連判状」が足かせとなっていた。
朝廷で二大派閥が激しく対立するなか、生き延びるためにやむをえず老論派に従い王となった。
そんな父の苦悩を知らず、地位と権力を約束されて生まれた若き世子イ・ソンは身分を隠し、友人フンボクと違法の貸本屋から、人気の本を借りるために街へ出かける。
そんなある日、先代王・景宗が眠る王陵の井戸から、友人フンボクの遺体が発見される。
イ・ソンは、聡明なジダムの力も借りて、真相を調べ始める。
そして、父・英祖が隠し通してきた“連判状”にまつわる秘密の扉を開くことになる
韓国ドラマ-秘密の扉-あらすじ-17話「世子の挑戦」
ソンがキム・テクに下した“生かす政治”を見せつけられた英祖は、その夜これまで己が行ってきた“殺す政治”の悪夢を見た。だが、世子として立派に成長したソンが頼もしくもあり、それが正しいと思いたかった
英祖は３年ぶりに政務に復帰するソンを鼓舞しつつも、人事と外交、国防の決定権は自分が保持すると告げる。
一方、少論派のイ・ジョンソンは朝会で「３年前の逆賊の家族を赦免してほしい」と訴えるが、ソンは事件について再論はしないと断言。ソンの政治に密かに期待していたチョルチュは、これを知って失望する。
そんな中、チャン内官の弟が両班の替え玉として科挙を受けた罪で逮捕される。
ドンキを密かに呼び出したソンは、官服を着て民のために働きたかったという気持ちを聞く。
ドンキの熱い思いを聞いたソンは、本名のまま科挙が受けられる道を探そう、なければともに作ろうと言葉をかける。これがソンの本来の姿に立ち返らせた。
ソンは次の朝会で、次の科挙から平民も受験できるようにすると発表。
重臣たちは一様にこれに猛反対。そんな反対には耳を貸さず、ジョンソンに命じて平民の受験と実力試しのために替え玉受験をしたものの恩赦の公布文を、都だけでなく国中に張り出させる。
これを知った英祖はソンを呼びつけ、ソンの無謀な決断に激昂する。
韓国ドラマ-秘密の扉-あらすじ-18話「民との約束」
英祖はソンを呼び、科挙の規定を元に戻せと命令。
ソンは英祖の教えである“均”＝等しくみんな平等である考えに沿ったまでと反論。
さらに、礼曹判書のイ・ジョンソンを罷免し、ミン・ベクサンを後任に指名する。
キム・サンノがミン・ベクサンに科挙で老論派の子息に便宜を図るように頼んだことを、ミン・ウソプから聞いたソンは、老論派がこれまでにも組織的な不正を行っていたことを察しし、この不正を明らかにすることで現状打破ができるかもしれないと考える。
一方、チョルチュはソンの前に姿を現し、平民が科挙を受験するための方法を提案する。
そんな中、キム・サンノは、新たな王妃を迎えて嫡男の世継ぎを作るべきだと英祖に進言。
昭媛は自分を王妃にしてほしいとキム・サンノに頼み、ジダムの情報を密告する。
ついに不正の実行犯と証人まで見つけることに成功。だがソンは迷っていた。
ソンはベクサン邸を訪ね、不正を暴露しない代わりに平民に科挙を受ける機会を与えてくれないか、平民から一人の合格者も出なかった時には諦めると交渉するが、ベクサンはこれを断る。
帰ろうとするソンを待っていたのはウソプだった。
ウソプは息子として、父ベクサンへ世子に従ってほしいと頼んだ。
秘密の扉 17話～18話の感想
ソンは、清との外交の成功で「生かす政治」を目指し3年ぶりに政務に復帰しました。
頼もしくなったものだと表面的には喜ぶ父。
老論派との対決を避けるために、慎重に政治を行うソンですが、平民の若者の夢を聞いて、
次の科挙から平民も受験できるようにすると発表してしまい、またまた、攻撃されてしまいます。
なぜなら、厳格な身分制度を壊すことになるからです。
17話でピンエの正体が逆賊の娘ジダムだとばれそうになりますが、かしこいジダムはピンチを乗り越えますが、
ホン氏はジダムの賢さに感心した様子です。
礼曹判書に新しく任命されたミン・ベクサンにソンは老論派の不正をばらさない代わりに平民に科挙を受ける機会を与えてくれないかと頼みますが、断られます。でも息子のウソプは息子として、世子に従ってほしいと頼みます。
さあ、息子に頼まれたペクサンは考えを変えるのか？
