中国ドラマ-コウラン伝 始皇帝の母-あらすじ-7話
中国ドラマ「コウラン伝 始皇帝の母」のあらすじ、キャスト、相関図など、
最終回までネタバレありで、全話お届けします。このドラマは中国では62話で放送されましたが日本では全34話で放送されます。どちらも１話あたりの放送時間の都合によるものなので、ほぼ内容は変わりません。
中国ドラマ- コウラン伝 始皇帝の母-概要
コウラン伝 始皇帝の母は、タイトル通り、秦（しん）の始皇帝の母、李皓鑭（りこうらん）の物語です。時代は、紀元前の中国、春秋戦国時代後期、秦趙両国の争いをめぐって物語が展開されます。波乱万丈の人生を力強く生きた主人公の李皓鑭（りこうらん）を瓔珞<エイラク>で人気をはせたウー・ジンイエンが演じ、中国では「新4大スター」の一人と言われている端正な顔立ちのニエ・ユエンが、コウランの運命の相手、商人から王を目指す呂不韋（りょふい）を、そしてこの二人が次期王に担ぎ上げる秦の国王の孫、嬴異人（えいいじん）をマオ・ズージュンが演じています。
監督:リー・タッチウ。
原題：皓镧传 英語タイトル：The Legend of Hao Lan
放送年：2019年（中国）
中国ドラマ- コウラン伝 始皇帝の母-あらすじ
紀元前３世紀半ばの春秋戦国時代。秦と趙、２つの国は激しく争っていた。趙（ちょう）の国の都、邯鄲（かんたん）の御史・李赫の美しい娘、李皓鑭（りこうらん）は、まま母の陰謀によって一族は没落し、実母を殺されたうえ、奴隷として売られてしまう。そのコウランを買ったのが、呂不韋（りょふい）だった。呂不韋は、コウランを趙で人質となっていた秦の国王の孫、嬴異人（えいいじん）に差し出した。嬴異人もコウランの美貌に惹かれ、二人は結婚する。コウランは呂不韋と共謀して、趙王宮をメチャクチャにして秦へ帰ってくる。だが秦に戻るとコウランの息子嬴政の父親は嬴異人ではなく呂不韋であるという噂が流れていた。そんな中、嬴異人が病で亡くなり、幼い嬴政が即位する。
中国ドラマ-コウラン伝 始皇帝の母-あらすじ-7話
コウランは魏の使者との交渉を志願した。趙王や文武百官たちは心配したが、彼女は自分なら大丈夫だと自信を持っていた。たとえ交渉が失敗したとしても、趙の王には状況を好転させるためのある程度の余裕を与えることになる。百里松は彼女を単なる女として見ていて、全く真剣に受け止めていなかった。コウランは今回の旅行の目的について尋ねた。百里松は、結婚の申し込みと同盟を続けるべきかを考えるためだと答えた。百里松は趙国の食糧が足りないと聞いて、魏に報告したが、コウランは、そう遠くないところにある大きな穀倉を指差した。兵士が銃を突き刺すと、一瞬にして金色の粒があちこちに飛び散り、百里松は唖然とした。コウランは、この穀物は昌平の25万人の兵士を維持するのに十分な量だ、しかも邯鄲の援軍はすぐに到着すると言った。お驚いている百里松に、コウランは趙が魏と同盟を続けなければ魏が滅びると説明した。百里松は、この問題を重く見て、軍に撤退を命じた。
趙王はコウランを褒めたが、次はもっと手ごわい楚国の王子熊が控えていた。熊は横柄な態度で雅王女に「出てこい。」と叫んだコウランは、百里松にしたのと同じ手を使ってみたが、熊には通用しなかった。
外で混乱が起きていることを聞いた異人は、公孫将軍に調べてもらおうと思ったが、突然馬車に乗ってきて呂布偉が、異人を逃がした。コウランは熊に趙と同盟を結んで、秦と共に戦おうと説得したが、熊は、雅王女と結婚をする事しか頭になかった。コウランは、秦の名将・白斉の戦いを持ち出して、彼を説得した。もし熊が魏を怒らせて雅王女と結婚したいと主張したら、彼は秦の罠にはまることになる。そして、秦は魏、趙、朱を得て、中華を支配することになるだろうと。自分のせいでそんなことになったら、雅王女は自殺してしまうだろうというと、熊は言葉を失った。
雅王女は馬衣丘の高台に立ち、琴を弾きながら詩を詠み、熊との別れを惜しんでいた。熊は感動して、すぐに撤退を命じた。
文武百官が趙王のためにお祝いの言葉を言っている間に、蛟王子は数十人の将兵を連れてどこかに向かった。コウランは、蛟王子は、異人を追いかけて行ったと思い、すぐに雅王女に助けを求めた。公孫将軍は呂不韋には計画があると言うが、異人はコウランの事が心配だった。呂不韋は異人を守るためにコウランを犠牲にするしかないからだ。異人はコウランを自分のために犠牲にしたくないので、すぐに車を飛び降りて引き返したかった。突然、蛟王子が現れて、呂不韋と公孫将軍、そして異人を捕まえた。そこに雅王女が来て、雅王女が異人を誘って山の景色を見に来た、そして呂不韋はそれに同行しただけだと説明した。蛟王子は信じなかったが、雅王女に押し切られた。
呂不韋は雅王女に感謝したが、雅王女はこれは全てコウランが計画したものだと告げた。呂不韋と異人は再び馬服山に戻ってきたが、呂不韋はあきらめきれずにいた。祭りの時の芝居の一座に混じって再び脱走することにした。コウランは呂不韋の部屋で書類を見た。呂布偉は彼女に財産の半分を残していた。コウランは怒って呂不韋を蹴り倒した。
蛟王子は高昊陽（こうこうよう）を迎えにいったが、趙王に会いに行くと言い訳して、逃げられた。蛟王子は激怒して戻ってきて、その怒りのすべてを岫玉に向けた。岫玉は、宮廷女官の方曹に頼んで、高浩陽の居場所を聞き出した。呂布偉は一座の主人とひそひそ話しをしていた。
呂不韋は王妃の愛人が宮廷女官の格好をしていたのを見て、話を聞きたいと思ったが、コウランに呼び止められた。蛟王子は雅王女を怒らせたくなかったので、岫玉に異人を捕まえる手助けをするように言った。その夜、呂不韋とコウラン、異人が一緒に芝居小屋から出てきたところを岫玉に止められた。岫玉は、剣を抜いてコウランに向けた。異人はそれを見て姿を現し、３人は捕まった。
このままでは死にたくないと思った呂布偉は、看守に、男が宮廷女官に変装していることを広めてさせて宮中をかき乱そうという考えを、突然思いつき、見張り役の看守を買収した。趙王は羽王子からこの噂を耳にして、徹底的に調べさせた。その後、岫玉が一座の主人と呂布偉達三人を趙王のもとに連れてきた。一座の主人はみんなの前で呂不韋が1000元の金を出して、異人を逃がしたと指摘した。
呂布偉は、自分と異人が岫玉が浮気をしていたことを知ってしまった為、岫玉はそれを隠そうとして、一座の主人を拷問するだけでなく、大勢の看守を送り込んで３人が逃亡したように見せかけて、殺そうとしているのだと主張した。そして、呂布偉は、岫玉が宮廷で女装をした男と一緒にいるのを見たので、コウランに一座に入って調査を頼んでいた。自分達は、岫玉の罠にはまっただけだと訴えた。
この時、羽王子が女官に扮した男を捕まえて連れてきた。岫玉の知らない男だったので、呂不韋が自分をはめるために雇った男だと確信した。王妃は、その男が浮気相手だったため、浮気が発覚することを恐れて、その処理を申し出た。王妃はその男を脅迫して家族もろとも処罰すると言った。男はその場で自殺した。趙王はコウランと異人に岫玉の浮気の事実は本当かと聞いた。異人は本当だと答えたが、コウランは何も言わなかった。コウランの証言を待たずして、趙王は岫玉に強姦罪の有罪判決を下し、斬首するように命じた。
王妃はコウランを呼び寄せた。コウランは岫玉が王妃の不倫相手を見てしまい、大騒ぎして捜し出そうとしていたので、しかたがなかったと説明した。
コウランは義妹の岫玉が処刑されることを思い、内心苦しんでいた。コウランは姉として、牢にいる岫玉に会いに行った。岫玉はコウランに助けて欲しいと頼んだが、コウランは断った。
蛟（こう）王子は、毎晩、岫玉の好きな料理をもって牢屋を訪ね、趙王にも釈放を直訴していた。今晩は蛟王子が自ら岫玉に食事を持って行った。岫玉はその食事に毒がはいっているのではと思い、頭のかんざしを抜き、蛟（こう）王子に対しての一途な思いを涙で訴えたが、蛟王子の心の中にはコウランしかなかった。高昊陽が牢房に来た時、岫玉はすでに息絶えて死んでいた。
呂不韋は女官達に人気があった。それを見ているコウランは内心穏やかではなかった。コウランは呂不韋からの贈り物を磨いて整理していたが、呂不韋は彼女が人にあげてしまうつもりだと誤解して、怒って、贈り物を全部地面に投げつけた。それは嫉妬からくるものだが、呂不韋は自分の気持ちを隠そうとして、コウランのことを好きだと認めようとしなかった。
秦王の孫傒は趙国が異人を返さないので、一気に邯鄲を攻撃して、異人を救出することにした。秦は趙の辺境を攻撃し、兵は意気高揚し、破竹の勢いで二鄣城を攻略した。趙王は魏楚両国の援軍を待つしかなかった。
趙王は、いら立ちのあまり体を壊してしまった。小春は療養を勧めるが戦が気にかかりそれどころではない。王と王妃は戦の件で口論になり、王妃はコウランを残して宮殿に帰った。趙王は女官を全部追い出して、コウランに心を開いていった。趙王は邯鄲に帰ることを決めた。
その夜、刺客が趙王の寝室に忍び込み、布で王の首を絞めた。その時、コウランが来たので、刺客は慌てて逃げていった。コウランが急いで趙王の首の布を解こうとした時、高昊陽が侍衛を連れて駆けつけた。高昊陽は暗殺者はコウランだと決めつけ、コウランを逮捕した。雅王女はそのことを知って、すぐに異人と呂不韋に手紙を送った。
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