韓国ドラマ – 王女ピョンガン 月が浮かぶ川 – あらすじ – 1話～2話
韓国ドラマ「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」のあらすじ、キャスト、相関図など、最終回までネタバレありで、全話お届けします。このドラマは韓国では全20話で放送されましたが、日本では22話で放送されます。放送時間の問題なので、放送内容は同じです。
韓国ドラマ – 王女ピョンガン 月が浮かぶ川 – 概要
「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」は、韓国では誰もが知っている三国時代の高句麗（コグリョ）25代王女ピョンガンと純朴な将軍オン・ダルの愛と絆の物語。韓国の有名な物語「ピョンガン王女とバカのオン・ダル」を元に、歴史には書かれていない戦乱の世で、運命に屈しない二人の純愛を描いた作品になっている。
王女ピョンガンを演じるキム・ソヒョンは子役時代から「太陽を抱く月」等に出演し人気があり、韓国版の日本のアニメ「君の名は」では主人公、宮水三葉の声を担当した。
オン・ダル役は当初ジスが演じる事になっていたが、過去のいじめ問題が問題視され登板し、７話からナ・イヌに交代した。既に撮影が終わっていた1話から6話もナ・イヌで撮り直しされた。
王女ピョンガン 月が浮かぶ川は、第48回韓国放送大賞のドラマ部門で作品賞を、キム・ソヒョンが最優秀演技賞と人気賞を受賞している。
• 演出： ユン・サンホ
• 脚本：ハン・ジフン
• 放送年： 2021年 KBS
• 最高視聴率：9.4%(韓国）
韓国ドラマ- 王女ピョンガン 月が浮かぶ川 – あらすじ
６世紀半ば、三国時代の高句麗（コグリョ）。頭が良く正義感が強い国王の長女、ピョンガン王女は、将来は自分が王女となって国を守っていきたいと思っていた。一方、国境を守る順奴（スンノ）部族、オン・ヒョプ将軍の息子オン・ダルは、好奇心旺盛で純真に父に憧れる少年だった。 朝廷では強い力を持っていた桂婁（ケル）部族のコ・ウォンピョがほかの２つの部族と手を組んで、王座を奪おうとしていた。ヨン王妃はピョンガン王女を連れ、ひそかにオン・ヒョプ将軍に助けを求めに行ったが、敵の罠にはまり殺されてしまった。逃げる途中でピョンガン王女はオン・ダルとはぐれてしまい行方不明になってしまった。そして、オン・ヒョプ将軍は部族の民を守るため、王妃を殺したという無実の罪で殺されてしまった。それから８年後、高句麗の王族を襲う刺客集団に育てられたピョンガン王女は、「カジン」という名の凄腕の殺し屋になっていた。そのカジンに、国王を殺せという命令が下った。一方、オン・ダルは、目立たぬように「バカとなって生きろ」という父の遺言に従い、山奥で養母とひっそり暮らし、非暴力主義者で、罠にはまった動物を助けたりする純朴な青年に育っていた。やがて二人は再会し、強くひかれあって行く。
韓国ドラマ – 王女ピョンガン 月が浮かぶ川 – あらすじ – 1話
時代は西暦561年、高句麗(コグリョ)。朝廷で強大な力を持つ桂婁（ケル）部族のコ・ウォンピョは、ほかの２部族と結託し、王に塩の専売権の独占を要求し圧力を掛けてきた。力の無いピョンウォン王はコ・ウォンピョの要求をのむ事しかできなかった。そのことを知って危機感を抱いたヨン王妃は巡礼の旅に出かける事にした。
コ・ウォンピョは、チン王妃から、ヨン王妃の巡幸の話を聞き、「ヨン王妃は巡幸中に災難に会うかも知れぬ｡ 」と言ってチン王妃に書状を渡し、ヨン王妃の部屋に隠すよう指示した。
その様子をピョンガン王女が聞いてしまい、二人が何かを企んでいることに気づき逃げたが、コ・ウォンピョに追いかけられ、「誰にも今聞いたことを話してはいけない。」と脅かされた。
ヨン王妃は娘のピョンガンを連れて巡礼の旅に出た。実家のチョルノ部へ行く前に、新羅国境の防御を受け持つオン・ヒョプ将軍に助けを求める為に順奴部（スンノブ）に立ち寄った。
チン王妃はコ・ウォンピョの指示通りにピョンウォン王にヨン王妃とオン・ヒョプ将軍との仲が怪しいと告げた。その後、チン王妃が隠した偽の恋文が見つかり、ヨン王妃に裏切られたと思い込み激怒したピョンウォン王はヨン王妃を殺すように命じた。
コ・ウォンピョは、順奴部（スンノブ）の人々に王妃暗殺の罪を着せて殺害する計画を立てて、コ・サンチョルに村人達を殺害させ火をつけさせた。オン・ヒョプ将軍は、ヨン王妃に逃げるように言ったが、王妃は人々の命を助けるため残り、オン・ヒョプ将軍の息子のオン・ダルに娘ピョンガンを連れて逃げるよう命じた。その際、ヨン王妃は、ピョンガンに蒼玉の首飾りをお守りとして渡した。
ヨン王妃は抗戦するも、矢を受けてしまいコ・ウォンピョに「死んでも許しはしない｡ お前は決して高句麗(コグリョ)を手にすることはできぬ｡ 」と言い残して息絶えた。一緒に戦っていたオン・ヒョプ将軍は、コ・ウォンピョに自分が逆賊であると認めれば村の人達を助けてやると言われ、自分を犠牲にして村人たちを守る事にした。
逃げていたピョンガンとオン・ダルだが、岸壁で命綱が切れてオン・ダルは転落してしまい、ピョンガンは一人でイブルラン寺へたどり着いた。しかし、そこには嫉妬で狂った父であるピョンウォン王がいて、僧院に火を放ち、僧侶たちを皆殺しにしていた。それを見て驚くピョンガンを何者かが後ろから殴り気絶させ、どこかに連れ去った。
8年後、ピョンガンは、高句麗の王族を襲う刺客集団チョンジュバンで育てられ、「カジン」ことヨム・ガジンという名のサルス(刺客)になっていた。ピョンガンは、８年前に連れ去られた時に薬を飲まされて、幼いころの記憶を失くしていた。その為、殺し屋集団のボスのジュンソが言う事を信じて忠誠を誓っていた。しかし、しばしば頭痛と悪夢に悩まされ、血を見る事に耐えられず、刺客を辞めさせてほしいとジュンソに申し出た。すると、ジュンソは、それならば最後の仕事として高句麗王を殺せば辞めさせてやると告げた。
カジンは、松鶴山で天道祭を行う王を殺すために森の中に入って行った。そこで、密猟者の罠にかかった鹿を助けようとして、3人の男たちと戦うオン・ダルを見かけて助けに入った。男たちを倒した後、オン・ダルはカジンの顔を見て、「俺は、お前を知ってる。」と言った。
韓国ドラマ – 王女ピョンガン 月が浮かぶ川 – あらすじ – 2話
オン・ダルは、カジンに「俺は、お前を知ってる。サルス（刺客）だろう？」と言った。どうやらタルは、カジンが刺客だという事には気づいたが、幼い頃一緒に逃げたピョンガン王女だということには気が付いていないようだった。タルはカジンの怪我の手当てをして、これからは自分を守るようにと忠告した。
カジンは、王を暗殺するために宮女に扮して王宮に侵入した。カジンは、たまたまウォン太子に贈り物を届けるよう頼まれ幼い頃過ごした木蓮堂（モクニョンドウ）に向かった。そこで、乳母コンソン夫人がカジンを見かけてピョンガン王女ではないか？と思い慌てて追いかけたがカジンを見つける事は出来なかった。
コ・ゴンは宮女が王の命を狙っているという書状を受け取り、父のコ・ウォンピョに式典を中止するようにと知らせたが、しかし、ウォンピョは中止するつもりはないと言った。実は王の暗殺を依頼したのはウォンピョだったのだ。
式典でピョンウォン王は巫女の中にヨン王妃にそっくりなカジンを見て近づいて行った。カジンは煙玉を投げつけて王を殺そうとしたが、コンに阻まれてしまった。王を殺害することに失敗したカジンは、急いでその場から逃げた。カジンは、追ってから逃げている時に足を滑らせて崖から落ちそうになったが、たまたまそれを見たタルに助けられた。しかし、後ろから矢を放たれ気を失ってしまった。タルはカジンを背負って家に連れて行き、傷の手当てをしたが乳母サ氏夫人はカジンを刺客だと気づきすぐに追い出すように言った。
韓国ドラマ – 王女ピョンガン 月が浮かぶ川 – あらすじ – 3話～4話
韓国ドラマ – 王女ピョンガン 月が浮かぶ川 – あらすじ – 全話一覧
韓国ドラマ – 王女ピョンガン 月が浮かぶ川 – 登場人物 – 相関図 – キャスト
