韓国ドラマ – 王女ピョンガン 月が浮かぶ川 – あらすじ – 11話～12話
韓国ドラマ「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」のあらすじ、キャスト、相関図など、最終回までネタバレありで、全話お届けします。このドラマは韓国では全20話で放送されましたが、日本では22話で放送されます。放送時間の問題なので、放送内容は同じです。
韓国ドラマ – 王女ピョンガン 月が浮かぶ川 – 概要
「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」は、韓国では誰もが知っている三国時代の高句麗（コグリョ）25代王女ピョンガンと純朴な将軍オン・ダルの愛と絆の物語。韓国の有名な物語「ピョンガン王女とバカのオン・ダル」を元に、歴史には書かれていない戦乱の世で、運命に屈しない二人の純愛を描いた作品になっている。
王女ピョンガンを演じるキム・ソヒョンは子役時代から「太陽を抱く月」等に出演し人気があり、韓国版の日本のアニメ「君の名は」では主人公、宮水三葉の声を担当した。
オン・ダル役は当初ジスが演じる事になっていたが、過去のいじめ問題が問題視され登板し、７話からナ・イヌに交代した。既に撮影が終わっていた1話から6話もナ・イヌで撮り直しされた。
王女ピョンガン 月が浮かぶ川は、第48回韓国放送大賞のドラマ部門で作品賞を、キム・ソヒョンが最優秀演技賞と人気賞を受賞している。
• 演出： ユン・サンホ
• 脚本：ハン・ジフン
• 放送年： 2021年 KBS
• 最高視聴率：9.4%(韓国）
韓国ドラマ- 王女ピョンガン 月が浮かぶ川 – あらすじ
６世紀半ば、三国時代の高句麗（コグリョ）。頭が良く正義感が強い国王の長女、ピョンガン王女は、将来は自分が王女となって国を守っていきたいと思っていた。一方、国境を守る順奴（スンノ）部族、オン・ヒョプ将軍の息子オン・ダルは、好奇心旺盛で純真に父に憧れる少年だった。 朝廷では強い力を持っていた桂婁（ケル）部族のコ・ウォンピョがほかの２つの部族と手を組んで、王座を奪おうとしていた。ヨン王妃はピョンガン王女を連れ、ひそかにオン・ヒョプ将軍に助けを求めに行ったが、敵の罠にはまり殺されてしまった。逃げる途中でピョンガン王女はオン・ダルとはぐれてしまい行方不明になってしまった。そして、オン・ヒョプ将軍は部族の民を守るため、王妃を殺したという無実の罪で殺されてしまった。それから８年後、高句麗の王族を襲う刺客集団に育てられたピョンガン王女は、「カジン」という名の凄腕の殺し屋になっていた。そのカジンに、国王を殺せという命令が下った。一方、オン・ダルは、目立たぬように「バカとなって生きろ」という父の遺言に従い、山奥で養母とひっそり暮らし、非暴力主義者で、罠にはまった動物を助けたりする純朴な青年に育っていた。やがて二人は再会し、強くひかれあって行く。
韓国ドラマ – 王女ピョンガン 月が浮かぶ川 – あらすじ – 11話
ピョンウォン王は、コンがピョンガンを助けたために北方に移動になると聞き、コンを呼び出して王を守る近衛隊長になる事を提案した。ただ、その前にピョンガンが王宮を出てから元気をなくして部屋に引きこもっている太子ウォンの信頼を得るために武術を教える様にと命じた。コ・ウォンピョは、息子のコンが太子と王の信頼を得る事が出来れば、自分の計画が有利に進むと考え、コンを北に行かすのを止めさせ、王宮に残す事にした。
幽霊谷では、ピョンガンとタルが嘘の夫婦を演じて暮らしていた。ピョンガンは、サ氏夫人の目を盗んで昼間は、タルに山奥の鍛錬場で剣術を教え、夜は家の中で王宮から持ち出した兵法の本を読ませて勉強させていた。それに加え、王女が薬草売りの妻になるわけがないと信じてピョンガンを嫁として認めないサ氏夫人に信頼されるよう努力を続けた。
王宮では、元気のなかった太子ウォンが姉のピョンガンが１０代の頃、コンから武術を習っていた事を聞き興味を示し、鍛錬に励むようになった。王は、そんな息子を見て、コンを信頼して、近衛隊長に任命した。
チョンジュバンのボス、ジュンソは手下にモヨンを調べさせ、モヨンが新羅の間者であることをつきとめていた。
ピョンガンは、失った順奴部（スンノブ）の地位を復権させるために幽霊谷の村民に協力を求めた。ピョンガンは、農民たちに武術を学ばせるために、王宮から嫁入り道具として渡されたものを売って村人の訓練のために資金を準備した。タルはイブルラン寺のウォルグァンに武術を習い、手合わせでピョンガンを負かすほど上達していた。
そんな中、タルが武術を習っていると聞いた育ての母のサ氏夫人は、稽古中のタルを見つけて「なにしているんだ！」と怒鳴りつけた。
オン・ダルの育ての母であるサ氏夫人は、剣の鍛錬をしているタルを見つけて頬を殴った。その夜、タルは、サ氏夫人に自分は父のような大将軍になるのが夢なのだと正直に話した。サ氏夫人は、しぶしぶタルが剣の稽古をすることを許した。
韓国ドラマ – 王女ピョンガン 月が浮かぶ川 – あらすじ – 12話
モヨンは、ジュンソに自分と手を組もうと申し出ていた。ジュンソは、昔、皇宮に仕える神官だったが、隠れて妻と子供をもうけていた。その妻と子がピョンウォン王に殺されたため復讐を誓った事をモヨンに話した。その後、モヨンはジュンソをヒョン妃に会わせた。ジュンソは、満月の日に儀式を行えば懐妊するだろうと告げた。
ピョンガンは、これまでに自分が身に着けたすべての武術をタルに教えた。タルの上達は早く、ピョンガンにはもう教える事はなく、タルをウォルグァンに託すことにした。タルは、ウォルグァンが自分をからかった坊主だと知ると不満を口にした。ピョンンガンは、ウォルガンは出家する前はオン・ヒョプ将軍と並ぶ高句麗最高の武将ソン・イロプ将軍だった事や、毒に倒れた時に助けてくれたことなどを話した。
ピョンガンは、ジンとプンゲに馬を手に入れる様に頼み、乳母のコンソン夫人に会いに行った。その後、父ピョンウォン王に会い、順奴部（スンノブ）を再起させるために動いている事を伝え協力を依頼した。また、コンを信用しないようにと忠告した。王は、コ・ウォンピョの勢力を弱め王権を強化するために内密にキム・ピョンジとチン王妃の父チン・ピルに協力を求めた。しかし、チン・ピルはそのことをチン王妃に話してしまった為、チン王妃は、すぐに、王の計画をコ・ウォンピョに伝えた。
王は、順奴部（スンノブ）の復権を願う学者たちに上書（じょうしょ）を準備させようとしていた。しかし、王の計画をすべて把握しているウォンピョは、王宮内での自らの権力を強化させる良い機会だととらえ、王の命令に従った人物たちを一掃した。そして、それだけに留まらず、ピョンガン王女とタルの暗殺をコ・サンチョルに命じた。
ウォンピョの命を受けたサンチョルと手下達がピョンガンを襲ってきた。サ氏夫人を守るためにピョンガンは必死て戦った。しかし、矢がサ氏夫人の肩に当たってしまい、もうだめかと思った時にタルが現れ、敵を倒してくれた。その後、初めて人を殺めたタルは、血の付いた剣を見つめ動揺していた。ピョンガンは、優しくそんなタルの手を取った。
韓国ドラマ – 王女ピョンガン 月が浮かぶ川 – あらすじ – 13話～14話
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韓国ドラマ – 王女ピョンガン 月が浮かぶ川 – 登場人物 – 相関図 – キャスト
