韓国ドラマ – 王女ピョンガン 月が浮かぶ川 – あらすじ – 13話～14話
韓国ドラマ「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」のあらすじ、キャスト、相関図など、最終回までネタバレありで、全話お届けします。このドラマは韓国では全20話で放送されましたが、日本では22話で放送されます。放送時間の問題なので、放送内容は同じです。
韓国ドラマ – 王女ピョンガン 月が浮かぶ川 – 概要
「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」は、韓国では誰もが知っている三国時代の高句麗（コグリョ）25代王女ピョンガンと純朴な将軍オン・ダルの愛と絆の物語。韓国の有名な物語「ピョンガン王女とバカのオン・ダル」を元に、歴史には書かれていない戦乱の世で、運命に屈しない二人の純愛を描いた作品になっている。
王女ピョンガンを演じるキム・ソヒョンは子役時代から「太陽を抱く月」等に出演し人気があり、韓国版の日本のアニメ「君の名は」では主人公、宮水三葉の声を担当した。
オン・ダル役は当初ジスが演じる事になっていたが、過去のいじめ問題が問題視され登板し、７話からナ・イヌに交代した。既に撮影が終わっていた1話から6話もナ・イヌで撮り直しされた。
王女ピョンガン 月が浮かぶ川は、第48回韓国放送大賞のドラマ部門で作品賞を、キム・ソヒョンが最優秀演技賞と人気賞を受賞している。
• 演出： ユン・サンホ
• 脚本：ハン・ジフン
• 放送年： 2021年 KBS
• 最高視聴率：9.4%(韓国）
韓国ドラマ- 王女ピョンガン 月が浮かぶ川 – あらすじ
６世紀半ば、三国時代の高句麗（コグリョ）。頭が良く正義感が強い国王の長女、ピョンガン王女は、将来は自分が王女となって国を守っていきたいと思っていた。一方、国境を守る順奴（スンノ）部族、オン・ヒョプ将軍の息子オン・ダルは、好奇心旺盛で純真に父に憧れる少年だった。 朝廷では強い力を持っていた桂婁（ケル）部族のコ・ウォンピョがほかの２つの部族と手を組んで、王座を奪おうとしていた。ヨン王妃はピョンガン王女を連れ、ひそかにオン・ヒョプ将軍に助けを求めに行ったが、敵の罠にはまり殺されてしまった。逃げる途中でピョンガン王女はオン・ダルとはぐれてしまい行方不明になってしまった。そして、オン・ヒョプ将軍は部族の民を守るため、王妃を殺したという無実の罪で殺されてしまった。それから８年後、高句麗の王族を襲う刺客集団に育てられたピョンガン王女は、「カジン」という名の凄腕の殺し屋になっていた。そのカジンに、国王を殺せという命令が下った。一方、オン・ダルは、目立たぬように「バカとなって生きろ」という父の遺言に従い、山奥で養母とひっそり暮らし、非暴力主義者で、罠にはまった動物を助けたりする純朴な青年に育っていた。やがて二人は再会し、強くひかれあって行く。
韓国ドラマ – 王女ピョンガン 月が浮かぶ川 – あらすじ – 13話
ピョンガンとサ氏夫人を守るために、オン・ダルは初めて人を殺めてしまい、罪悪感にさいなまれた。ピョンガンになぐさめられても、夜、殺した人物の夢まで見るようになってしまい、自分達のすることは良い事なのかと疑問に持つようになった。
王宮ではコ・ウォンピョが、順奴部（スンノブ）を討伐したいという申し出をしていた。王は、ヨン王妃の時と同じ手を使おうとするウォンピョに激怒した。コンは父に逆らってピョンガンを守る選択をした。その後、ウォンピョはモヨンに王に飲ませる「吐瀉霍乱（急性胃炎）」に見せかけた毒薬を準備するように指示を出した。
ピョンガンは、ウォンピョが順奴部（スンノブ）を逆賊だとして攻めてくることを想定して、幽霊谷の村長サ・ウナムに相談に行った。ウナムもそのことを想定して既に各地に散らばったスンノブの流民に密書を送り、集結するように呼び掛けていた。そして、村の人達に万が一の攻撃に備え対抗できるよう食料の備蓄・訓練・防柵の設置等、警備を強化するように指示を出した。そのころピョンガンは、ウナムから聞いた、タルの父だったオン・ヒョプ将軍が大切に守っていた場所があるという話をタルに聞かせた。それを聞いたタルは、幼い頃よく訪れていた岩がある所に向かった。
タルは、名もないその岩が母の墓であることに気がついた。愛する人を守れなかったことを悔いていた父。「命をかけて守るべきなのはだた1人、男が剣を持つ理由はそれだけだ。」という父の言葉に、自分は国のために戦う武士ではなく、ピョンガンのために戦うと誓った。その後、父が母の墓に隠してあった剣を掘り出し、ピョンガンの元に戻った。
モヨンは、コンを尋ねウォンピョに王を毒殺するように命じられたことを話した。そして、自分は命の恩人に報いるために新羅の間者になったことを打ち明けた。コンは、自分の命を大事にするようにと言って、とりあえずウォンピョの指示通りに毒薬を作り、それと同時に解毒剤を作るようにと伝えた。
ピョンガンは自分がタルを巻き込んでしまった事を悔やんでいた。そんなピョンガンをタルは、「俺は騙されたんじゃない。お前は俺の運命で俺の妻、俺の女人だ｡ 」と言って抱きしめた。その言葉を聞いてピョンガンはヨン王妃にもらった蒼玉の片割れをタルの腕につけた。
翌日、食事中にモヨンの毒を飲んだ王が倒れ、意識不明の状態になってしまった。知らせを受けて駆け付けたチン王妃は、王に大変な事がおきるだろうと予言していたジュンソに相談した。ジュンソは、意識不明の王の元に案内され儀式を行ふりをして、モヨンからもらっていた解毒剤を王に飲ませた。王は解毒剤が効いて回復した。またもや王の暗殺に失敗したと知り、ウォンピョは怒り狂った。
王が完全に回復するまで、太子のウォンが代理を務める事になった。そこで、ウォンピョはウォンに順奴部（スンノブ）の村を襲撃する指示を出すように脅かした。だが、ウォンは王の考えには逆らえないと言って従わなかった。太子の了承は得られなかったが、ウォンピョは既に幽霊谷に兵を送っていた。そして、コンにも出兵するように命じた。
幽霊谷では、村の人達やピョンガンの仲間達が既にコ・サンチョル率いる先発隊に捕まっていた。ピョンガンは自ら人質になり、代わりに捕まっていた村人と仲間を釈放してもらった。
韓国ドラマ – 王女ピョンガン 月が浮かぶ川 – あらすじ – 14話
幽霊谷では、村の人達やピョンガンの仲間達が既にコ・サンチョル率いる先発隊に捕まっていた。ピョンガンは自ら人質になり、代わりに捕まっていた村人と仲間を釈放してもらった。翌朝、本隊を引き連れて到着したコンはピョンガンに城に戻るようにと説得したが、ピョンガンはきっぱりと断った。そこにタルが現れ、コンに一騎打ちの勝負を挑んだ。その時、コンに北の国境が攻撃を受けたという知らせが入った。
周が北の国境を攻撃したという連絡が入り、コンは王宮に戻って行った。王は軍を率い、自ら出征する事にした。周が国境を責めたことを知ったピョンガンは、スンノブを認めさせる為に王側について戦うべきだと主張したが、オン・ダルは、村を守るのと戦争で戦うのとは違うし、スンノブの人々を戦いで犠牲にすることはできないと、反対した。しかし、ピョンガンが、「北が襲われたらここも危ない。高句麗を守る事は村を守る事と同じだ。」というと、タルもピョンガンの意見に従う事にした。
王はピョンガンが参戦することに初めは反対したが、北の国境を守ることは国の治安を維持する最も重要で緊急を要する状況から、ピョンガンとタルが中心となりスンノブが加わることを許可した。
ウォンピョは、スンノブの参戦をスンノブを全滅させるいい機会だととらえ、スンノブを最も戦況の激しい、最前線に送る指令をだした。スンノブとピョンガンは、天旗軍1000に対し300の兵力で太刀打ちできないと思い、最前線に行くことに反対したが、タルは、頭だけを捕らえればいいと言ってみんなを説得した。
タルの計画は、周の特性上、頭を失った軍はバラバラになる。その為にピョンガン、タラ・ジンとタラ・サンの数名だけで敵陣に向かい、相手の軍を率いる傭兵隊長であるウィバルタの首を取るというものだった。それにはウィバルタに会う必要がある為、スンノブのみんなを周辺に隠し、数人だけで相手の陣営に入り投降した。そして、ウィバルタとの話し合いを求めた。
ウィバルタは、勝ち目のない戦いをして無駄死にしたくないから投降したというピョンガンの言葉を疑い、ピョンガンだけを一人大将軍に会わせることにした。他のみんなはその場で待機させられていたが、タラ・サンが、傭兵がピョンガンを本陣で殺し、他のみんなを翌朝処刑すると話しているのを聞いてしまった。
このままではピョンガンが危険だと察知したタルは、周の傭兵たちと戦いを始め、隠れていたスンノブ達も加わった。タルは、ピョンガンに合図をおくり、それを見たピョンガンは、見張りの兵を殺して軍営へ引き返した。
タルは、ウィバルタと戦い勝利した。疲れはてて大の字に横たわるタルにピョンガンは、「生きていてくれてありがとう。」と言ってキスをした。しかし、ピョンガンの幼い頃からの友人であるタラ・サンが殺されていた。
ピョンガンが危険だと知ったコンは、軍を連れ最前線に向かったが、到着してみると、敵の旗ではなく高句麗の旗が掛けられていて、スンノブが勝利したことを知った。
王は、タル、ピョンガン、スンノブを宮殿に招き、重臣たちの前で満面の笑みで、スンノブを高句麗の第５部族として復権させ、逆徒と記録された彼らの身分を回復させ、没収した財産や土地をすべて返還するように命じた。そして、ピョンガンとタルは王宮で生活することになった。
韓国ドラマ – 王女ピョンガン 月が浮かぶ川 – あらすじ – 15話～16話
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韓国ドラマ – 王女ピョンガン 月が浮かぶ川 – 登場人物 – 相関図 – キャスト
