韓国ドラマ – 医師ヨハン -あらすじ-9話～10話
韓国ドラマ「医師ヨハン」のあらすじを、最終回までネタバレありで、全話お届けします。医師ヨハンは、全16話です。
韓国ドラマ – 医師ヨハン -概要
医師ヨハンの原作は、現役の医師でもある久坂部羊の「神の手」。日本では椎名桔平主演でドラマ化されている。韓国ドラマでは初めて ペインクリニック科を舞台にしたメディカルニューマンドラマ。 主演の確固たる信念で患者の為に尽くす医師ヨハンを演じるのは、人気実力派俳優チソン。ニューハート以来、12年ぶりの医療ドラマ出演となった。ヨハンの指導の下で成長していくレジデントのシヨンをイ・セヨンが演じている。セヨンはヨハンを師として尊敬しているが、次第に惹かれてゆく。イ・ギュヒョンのヨハンを敵視する検事ソッキの熱演も見ものだ。多様な人間模様が描かれ、尊厳死についても考えさせられる。
演出：チョ・スウォン、キム・ヨンファン
脚本：キム・ジウン
放送年：2019年（韓国）SBS
視聴率：平均7.7％ 最高11.7％
韓国ドラマ – 医師ヨハン -あらすじ
レジデントのシヨンは、目の前で事故にあった父をを救う事が出来ず、自信がなくなり医師の道を諦めたが、知人の頼みで刑務所で矯正医官としてアルバイトをすることになった。そこで、急患の対応を迫られ、判断に戸惑っていたところヨハンという受刑者に助けられた。彼は、患者の病状を即座に把握できる天才医師だったが、末期癌患者を安楽死させ、殺人罪で服役していた。患者を救ったシヨンは、再び医師になる事を決意した。その後、父が理事長を務めるハンセ病院でペインクリニック科で最年少で教授となったヨハンと再会した。シヨンはヨハンの指導の元、成長していったが、安楽死事件でヨハンを起訴した検事のソッキが、ヨハンを危険な医師として監視していた。
韓国ドラマ – 医師ヨハン-あらすじ-9話
シヨンはエレベーターの中でヨハンに告白したが、エレベーターが開くとマスコミが集まっていて一斉に写真を撮った。
ヨハンは記者達の質問攻めにあった。そんな中、一人の記者が「あなたは安楽死の医師だと拒まれた事はありませんか？」と尋ねた。ヨハンは「事件を知らない患者が多いので、今まではない。」と答えた。そこに法務チーム弁護士ミョンオが現れ、他の質問は遠慮して欲しいと言ってヨハンを連れて行った。
その夜ヨハンに告白したシヨンは中々寝付けないでいたが、ヨハンもそれは同じだった。
アン記者から電話をもらった看護師ウンジョンは、すぐに記事にするように言い、ヨハンと一緒にいたシヨンも監視するように頼んだ。
ハンセ病院は大手製薬会社チンムリジョンドゥと提携することが決まった。それを聞いた医師達は、大手企業が設備はもちろんのこと臨床試験や研究を後押ししてくれると喜んだ。実際に次々と最新医療機器が運び込まれてきた。
さっそくヨハンが安楽死で有罪になった医師だという記事が出た。ペインクリニック科長のテギョンは、夫の延命治療の議論には、ヨハンは関わらないようにと釘をさした。
シヨンはヨハンとエレベーターに乗っていて告白したのになんの返事もしないヨハンを責めた。するとヨハンは「気持ちはありがたい、嬉しかった。」と言ってエレベーターをおりた。その後、ヨハンの体に異変が生じた。
シヨンが植物状態の父親の体を拭いているとミレが髭を剃りにやってきた。シヨンはミレが1年間ずっと父親を看病してくれていた事を知った。
女優のユ・リヘがハンセ病院に入院する事になった。医師達はユ・リヘのカルテを見て驚いた。ヨハンは末期の嗅神経芽細胞腫（鼻腔内の腫ようが大きくなる病気）だと話した。激痛を訴えるリヘの治療は疼痛緩和しかなく、最新機器による難しい治療が始まった。無事に治療を終えたヨハンは、突然、めまいに襲われた。ソッキはウンジョンからユ・リヘが入院したと聞かされ、死と苦痛しか残されていない患者にヨハンがどう対応するのか興味を持った。
ユ・リヘは、鼻の中の腫瘍が大きくなり2年前から顔が変形してしまっていた。その為かリヘは病室に誰もいれないよう頼んだ。リヘの妹は、発病前は、離婚した元夫が引き取った息子と、一日も欠かさずメールのやり取りをしていたが、2年前に腫ようが見つかり余命がないとわかると、息子を避けるようになったとシヨンに話した。
仕事が終わり帰ろうとしたヨハンは、突然具合が悪くなりめまいを起こしかけた。その時、しつこい記者に声をかけられ階段で足を踏み外し意識を失った。偶然、見つけたシヨンは、記者が追いかけてきている事に気付き一旦、救急医療センターに運び、ユジュンの助けを借りて別の病院へ運んだ。
CT検査の結果、正常だったのでヨハンは、立ち上がって点滴を拒否し、「明日の学会で会おう。」と言って帰ってしまった。シヨンはヨハンが心配で家に訪ねて行った。ヨハンは眩暈と耳鳴りが起きて気を失ったが、自分の病気は自分が1番よくわかっていると言った。そんなヨハンにシヨンは「私の気持ちが負担なら胸に秘めておくので助けを拒まないでほしい。」と告げたがヨハンは「明日。」と言ってシヨンを追い出した。
翌日、ヨハンは痛みを感じない少年ギソクの症例、CIPA（先天性無痛無汗症）についてを学会で発表した。シヨンも学会に出席したがヨハンが心配で仕方なかった。発表の途中でヨハンは、まためまいに襲われた。
韓国ドラマ – 医師ヨハン-あらすじ-10話
ヨハンはめまいを起こし水を落とした。シヨンはヨハンの異変に気づき壇上にあがり、ヨハンの代わりに立派に発表を終えた。そして最後に症状ではなく症状に苦しむ患者を、医師が見るのは病気ではなく患者なのだと教授に教えられたと話した。ヨハンが、シヨンに「君の助けが必要だと認めるよ。」と言ったので、シヨンは「喜んで支えるから検査結果は必ず教えて。」と告げた。
ヨハンは、すぐに主治医の元へ向かい検査を受けた。そして自分が医師として働ける時間はどのくらいあるのかと聞いた。
ユジュンは仲間で飲み会をしたが、「末期患者を支える月光財団」の話題になった。その財団が末期患者の望みを叶える活動をしてると知ってユジュン達は自分たちもそんな活動ができればいいなと思った。
シヨンは、ヨハンから連絡がないので心配していたが、買物をしているヨハンを見つけた。シヨンはヨハンと公園に行き話をした。ヨハンは精密検査を受けたから結果待ちだが、いつか患者を診られなくなる日が来るだろうと言った。シヨンは、教授がガウンを脱いだ姿は想像出来ないと否定した。ヨハンはシオンを送り、「もう心配かけないと約束する。」と告げた。
ソッキは本屋でイ・ウォンギル(保健福祉部長官)の著書を手に取った。そして、ソッキはチンムリジョンドゥと末期患者会に関わりがあると気付き財団の展示会に行ってみた。一緒に行ったウンジョンは一枚の絵を見て、会社のロゴと似ているしタイトルが暗号のようだと言った。ソッキは、患者の会で見たロゴは末期患者を支える月光財団のロゴだという事に気が付いた。
ウォンギルの家でウォンギルはミョンオに、ついに完璧な薬「ケルビム」を見つけたと話した。
シヨンは、女優のリヘに最後の望みを聞いたが、返事はなかった。
テギョンは、夫の病状に関して、そろそろ決断する時が来たから新しい理事を選ぶように院長に告げた。院長は、シヨンはともかくミレが素直に応じるわけないと言ったが、 テギョンはミレは自分が説得すると言い、夫の部屋へ行った。そして、「いままであらゆる手を尽くしてきたが、それはあなたを逝かせたくない私のエゴだった。」と言って号泣した。
ヨハンは、シム教授から精密検査の結果が出たと連絡を受けた。シヨンが病院に送るとやってきたの、ハンセ病院ではなくキョンソ大学病院に行くように頼んだ。検査の結果、医師として働く時間はあまりないと告げられた。ヨハンの病気は「ウイルス性内耳炎」だった。シム教授は聴覚器官の炎症は聴覚を失う可能性があり、治る可能性は30％だが治療に有効なステロイドは、無痛症には免疫力が落ちで感染しやすくなるから使えないと言った。しかしヨハンは、治療しないと治らないし医師として働けないと言ってステロイド治療を選択しようとしていた。
リヘは、息子に会いたいが、変形した顔は見せられないと泣いていた。しかし、ペインクリニックの医師達に支えられ、やっと息子に会う心の準備が出来き楽しみにしていた。しかし、息子からやはり母親の顔を見るのが怖いからいけないという連絡が入った。それをリヘが聞いてしまい、傷ついて部屋に閉じこもってしまった。ホジュンは余計な事をしてしまったと自分を責めた。
ペインクリニックの医師達にリヘが屋上の塀に立っていると知らせが入った。ウンジョンは下からそれを見て慌ててソッキに連絡を入れた。みんなでリヘを説得したが、リヘは「死ぬなと言われるのは死ぬより苦しい。もう、苦痛から解放させて欲しい。」と言ってシヨン達の目の前で飛び降りた。リヘはマットの上に落ちたが意識はなく集中治療室で延命治療を受ける事になった。
シヨン達に「誰かがリヘの呼吸器を外した。」と連絡が入った。看護師は「ヨハンがいた。」と証言した。
韓国ドラマ – 医師ヨハン – あらすじ – 11話～12話
