韓国ドラマ – 医師ヨハン -あらすじ-11話～12話
韓国ドラマ「医師ヨハン」のあらすじを、最終回までネタバレありで、全話お届けします。医師ヨハンは、全16話です。
韓国ドラマ – 医師ヨハン -概要
医師ヨハンの原作は、現役の医師でもある久坂部羊の「神の手」。日本では椎名桔平主演でドラマ化されている。韓国ドラマでは初めて ペインクリニック科を舞台にしたメディカルニューマンドラマ。 主演の確固たる信念で患者の為に尽くす医師ヨハンを演じるのは、人気実力派俳優チソン。ニューハート以来、12年ぶりの医療ドラマ出演となった。ヨハンの指導の下で成長していくレジデントのシヨンをイ・セヨンが演じている。セヨンはヨハンを師として尊敬しているが、次第に惹かれてゆく。イ・ギュヒョンのヨハンを敵視する検事ソッキの熱演も見ものだ。多様な人間模様が描かれ、尊厳死についても考えさせられる。
演出：チョ・スウォン、キム・ヨンファン
脚本：キム・ジウン
放送年：2019年（韓国）SBS
視聴率：平均7.7％ 最高11.7％
韓国ドラマ – 医師ヨハン -あらすじ
レジデントのシヨンは、目の前で事故にあった父をを救う事が出来ず、自信がなくなり医師の道を諦めたが、知人の頼みで刑務所で矯正医官としてアルバイトをすることになった。そこで、急患の対応を迫られ、判断に戸惑っていたところヨハンという受刑者に助けられた。彼は、患者の病状を即座に把握できる天才医師だったが、末期癌患者を安楽死させ、殺人罪で服役していた。患者を救ったシヨンは、再び医師になる事を決意した。その後、父が理事長を務めるハンセ病院でペインクリニック科で最年少で教授となったヨハンと再会した。シヨンはヨハンの指導の元、成長していったが、安楽死事件でヨハンを起訴した検事のソッキが、ヨハンを危険な医師として監視していた。
韓国ドラマ – 医師ヨハン-あらすじ-11話
イムン医院長は激怒していたが、シヨンはヘリは一般病棟に移されたと知り急いで向かった。ヘリの呼吸器が外された時ヨハンが側にいた事から、法務チーム弁護士ミョンホが駆け付け、ヨハンに黙秘権を使う様にアドバイスしたが、ヨハンは誠実に調査を受けることにした。
捜査を指揮するのはソッキ検事だった。取り調べに来たソッキは、ヨハンに、午後１２時半から４時までのアリバイを聞いた。ヨハンは、体調不良で休んでいたと答えた。シヨンはヨハンを信じて待っていたが、ペインクリニック科のメンバーも厳しい取り調べを受ける事になった。
取り調べでユジュンは、自分が外出していた教授に電話したから、教授が犯人のわけがないと話した。またシヨンも家族の同意書も何もなく延命装置を切れば殺人になるので教授がするはずはないと話した。
ヨハンは、まためまいに襲われたが、なんとかユジュンから連絡を受けてからの行動を細かく話した。すると、監視カメラの映像にヨハンがヘリの元に駆け付ける姿が映っていたので取り調べは中断された。
ヨハンは、リヘが心肺停止となり駆け付け、必死で心臓マッサージをした。遅れてきたユジョンが、リヘも家族も延命治療を拒否している事を話したが、ヨハンは心臓マッサージを続けた。シヨンはリヘの息子ミンソンが病院に来ている事を知った。リヘの変わってしまった顔が怖いから会いたくないというのは父親の嘘だった。
時はさかのぼり、ヨハンがハンセ病院に到着した時、ヨハンはミンソンと出会っていた。連絡を受けたヨハンはすぐに患者が飛び降りた屋上に向かい、そこにうずくまっている少年を見つけ話しかけた。そして、少年との会話から、少年が集中治療室に入って、母をこれ以上苦しませたくなくて人工呼吸器を外したことに気が付いた。そして、ヨハンは リヘの病室に駆け出した。
ヨハンは必死でリヘの心臓マッサージを試み、リヘは息を吹き返した。シヨンは病院内でリヘの息子ミンソンを探し出し、 リヘに会わせた。
ソッキはヨハンに、母親を苦しめたくない息子がスイッチを切ったことをなぜ黙っていたのかと聞いた。ヨハンは、母親が目覚めた時に息子が取り調べを受けていた事を話したくなかったからだと答えた。
一方、院長とテギョン科長は今回の事でヨハンに懲戒処分を科すことを決めた。
屋上にいたヨハンと会ったシヨンは、自分の気持ちを伝えたが、ヨハンは答える事が出来なかった。悲しそうなシヨンが「私を慰めてください。」と言ったので、ヨハンは、そっとシヨンを抱きしめた。
韓国ドラマ – 医師ヨハン-あらすじ-12話
停職になったヨハンはキョンソ大学病院で免疫力が落ちるステロイド治療を受けた。同じ病院でソッキ検事は初めての抗がん剤治療を受けていた。ソッキは一人だったが、ヨハンにはシヨンが迎えに来ていた。
シヨンは、ヨハンが行きたいところがあるというので、ついて行くと、そこはジョンボがバリスタとして働いているカフェだった。３人は久々の再会を喜んだ。ジョンボもニュースでヨハンたちの活躍を見守っていたし、ジョンボの病も定期的な通院でずいぶん良くなっていた。シヨンは、さっしのいいジョンボに「二人はお似合いですよ。」と言われ恥ずかしかった。
ヨハンは、カフェを出た途端めまいがして座り込んだが、シヨンは優しく見守り、少し落ち着くと手つないで買い物に行った。シヨンは免疫力アップの食材をたくさん買って、必ず食べるようにヨハンに念を押した。
ソッキは刑事から、以前参加した「余命わずかの患者が集まる会」の参加者が行方不明になったと聞き、写真を確認するとハンセ病院で声をかけてきた女性だった。しかし夫に「死ぬことより苦痛に耐える方が怖い」と言い、何者かが点滴にケルビムを入れ安楽死する動画が送られてきた。動画を見て、謎の暗号は「ケルビム」だと解り、株価が急騰しているチンムリジョンドゥ製薬会社は安楽死の合法化でケルビムを独占販売するつもりで、イ・ウォンギル元大臣が関わっている事にと気が付いた。
その頃イ・ウォンギル元大臣はミョンホに、ヨハンは協力してくれそうかと聞いていたが、ミョンホは否定的だと思うと答えた。
シヨンはヨハンの家で、さっき買った食材を冷蔵庫に入れ、耳鳴りがするというヨハンの熱と脈拍を図った。いい雰囲気になったとき、ユジュン達がやって来たので、シヨンは思わずヨハンの医療部屋に隠れた。その部屋は、まさに診察室そのもので、ヨハンが一人で注射を打ったりしているのかと思うと胸が痛くなり、涙がこぼれた。
ミレは、父親の部屋にあった携帯にシヨンから沢山の写真が届いたのを見て、泣いた。その後、ユジュンと会った。ユジュンはミレの目が泣いて腫れている事に気が付いて、お父さんに会いに行ったんだねと言った。なぜわかるのかと聞くミレに、ユジュンは「心の優しい君を毎日見ているから。」と答えて手を握った。
ヨハンは復帰が決まり、主治医に挨拶してキョンソ大学病院を出ようとした時、救急車でソッキが運ばれてきた。カルテをのぞきソッキが癌を患っている事を知った。そして、抗がん剤治療の副作用で冠状動脈が狭くなっている事を指摘し、ニトログリセリンを与える様にと指示を出した。
ヨハンは病院に復帰し、仲間達から歓迎のケーキで迎えられたが、まためまいに襲われた。ヨハンに憎しみをつのらせるウンジョンは、服役していた時のヨハンの話を記者から聞き特異体質だと気が付いた。
ヨハンと同じ無痛症のギソクが意識不明の状態で搬送されてきた。ヨハンは抗生剤と解熱剤を投与したが、熱は下がらず肺炎を起こしていた。母親は最近ジムに通い始めたと話し、ギソクの携帯には筋トレをしていた記録が残っていた。そこで、自分の免疫力を下げるとも知らずに筋肉を付ける為にステロイドを注入した事を疑い、持ち物を調べると一般的なステロイドが出て来た。
呼吸不全に陥ったギソクにはすぐに人工呼吸器が付けらた。ヨハンには、体は動かないが心の中で「生きたい」と叫ぶギソクの声が聞こえ、涙を流した。
韓国ドラマ – 医師ヨハン – あらすじ – 13話～14話
