韓国ドラマ – ダークホール 愛を奪う闇 -あらすじ-15話～16話(最終回）
韓国ドラマ「ダークホール 愛を奪う闇」のあらすじを最終回までネタバレありで、全話お届けします。ダークホール 愛を奪う闇は、韓国では12話で放送されましたが日本では全16話で放送されます。どちらも１話あたりの放送時間の都合によるものなので内容は変わりません。
韓国ドラマ – ダークホール 愛を奪う闇 -概要
謎の黒い煙によって狂暴化した変種人間との戦いを描き、人間の弱さ、絆の大切さを思い知らされるドラマ。イ・ジュニョクが極限状態にあっても理性を失わない正義感溢れる元警察官ユ・テハンを、一緒に戦う女刑事ファソンをキム・オクビンが演じている。守られる存在から、強い心を持った少女へと変わって行くドユン役のイ・イェビの演技が素晴らしい。今や定番ともいえるゾンビアクションホラーだが、登場人物の背景もしっかりと描かれ、ドラマに深みを与えている。
演出：キム・ボンジュ
脚本：チョン・イド
放送年：2021年（韓国）tvN
視聴率：平均0.7％ 最高1.0％
韓国ドラマ – ダークホール 愛を奪う闇 -あらすじ
女刑事ファソンは、夫を殺害した連続殺人犯スヨンを追ってムジ市にやって来た。そこで山の中にできた穴から湧き出した煙を浴び、人々が凶暴化するのを目撃する。目も顔も、血液までも黒くなった変種人間たちは、次々に人を襲い、数を増やしていく。煙を吸っても変身しなかったファソンは、レッカー車の運転手をしている元警察官のテハンと出会う。ファソンは、少女ドユンを助け、ムジ高校へ向かい、テハンはムジ病院へ向かった。二人は、無線で連絡を取り合いながら、可能な限り生存者を救おうとしていた。しかし、自己中心的な人々、変種人間、ファソンを狙う連続殺人犯スヨン等、次々に危機に見舞われる。しかし、それでも生きるために二人は戦っていく。
韓国ドラマ – ダークホール 愛を奪う闇-あらすじ-15話
ファソン達が皮膚科に着くと、ヒョノがソンニョ巫女にナイフを突きつけられていた。ヒョノはソンニョ巫女に妻を救いたければ言う通りにしろと言われ、液体窒素のタンクの栓を開けたのだった。 ヒョノがソンニョにナイフを突きつけられているので、どうにもできない状況だったが、ドユンが現れたことで、ソンニョに一瞬の隙が出来、ヒョノはソンニョの脇腹をナイフで刺した。
その頃、ドンニムの後を追っていたスンテを、変種人間となったナ・セナが襲ってきた。 スンテは、棒でセナを殴り殺したが、「嘘つきも、だんまりも同罪だ。」と言ってドンニムが現れた。スンテは勇気がなかったと言って謝ったが、ドンニムは触手でスンテの身体を突き刺して殺した。
ファソンとテハンが駆け付けたが、スンテは死んでいた。近くにドンニムのノートが落ちていて、怪物はドンニムの体を乗っ取っている事を確信した。
ロビーにいた生存者達は、変種人間に襲われていた。ソンニョは、ダークホールに見放され、狂ったように祭壇を破壊した。そこにドンニムが現れ、「お前には、もう用は無い。」と言って、触手を使ってソンニョの頭部を突き刺した。
ファソン達は、ロビーに駆け付け、祭壇の下に倒れるソンニョを見て、ドンニムの仕業だと気が付いた。祭壇があった壁には「お姉さん、早く来て。ドユンと一緒に待っています。」というメッセージが書かれていた。
ファソンは頭痛がして、ドユンがドンニムに連れられて工業団地の中にあるムジ化学工場にいる様子が見えた。なぜ、自分の弱点の液体窒素のある化学工場に誘うのか？と疑問に思ったが、ファソンとテハン、スニルの三人は化学工場へ向かう事にした。車に乗り込もうとすると、変種人間が襲ってきた。その変種人間はテハンの弟を殺したと言った。テハンは、長年探し続けてきた犯人を見つけ、復讐することができた。
ドンニムに連れられ化学工場へやってきたドユンが、「ファソンが必ず自分たちを助けてくれるはずだ。」と言うと、ドンニムは「あの刑事は私の物だ。この弱った身体を捨て、刑事に乗り移るんだ。」と言った。
ファソン達は、工場へ向かう前に派出所へ寄り、武器を調達した。そして、警戒しながら化学工場へ入って行ったが、何者かに尾行されている事に気が付いた。
韓国ドラマ – ダークホール 愛を奪う闇-あらすじ-16話（最終回）
ファソン達は、何者かに尾行されている事に気が付いた。テハンが逃げる男を捕まえると、以前ドローンの映像に映っていた若者ミンギュだった。幼い女の子を見たかどうか聞くと、警備室の監視カメラに映っていたと答えた。テハンとスニルは警備室に、ファソンは自分の見た光景に従ってドユンを探すことにした。
ファソンは機械室でドンニムから逃げたドユンと再会した。追いかけて来る触手を銃で追い払いながら逃げたが、ファソンは地面にたたきつけられ、銃を落としてしまった。もうだめだと思った時、テハンがやって来た。そこに、身体中に触手をまとった巨大な怪物が姿を表した。
怪物はファソンに、ドンニムの様に自分を受け入れれば、他の人間の命は奪わないと言ったが、ファソンは従わなかった。テハンは銃を構えるも、すぐに触手に攻撃されてしまう。しかし、ファソンがドンニムの名前を叫ぶと攻撃が止まった。ドンニムに声が聞こえていると気づいたファソンは、すぐにそこから出る様にと言い、ドユンも元の姿に戻ってと訴えた。2人の声が届いたのか、怪物は突然引き返していった。
ファソンとテハンは、スンイルがいる保安室へ行き、ミンギュに液体窒素の在る場所を聞いた。その場所に行くには、制御室へ行き、遮断機を下ろさなければならないと言うので、テハンが制御室へ行くことにした。テハンは、変種人間に襲われながらも、何とか遮断機を下ろし、すぐにファソンに連絡した。ファソンとスニルは、手分けして液体窒素を探していたが、突然スニルが怪物に襲われた。スニルの叫び声を聞いて、ファソンが駆け付けたが、怪物の触手に阻まれ、銃を奪われた。
スニルを殺そうとする怪物に「お前が望むのは私だろう？」と呼びかけ自分の方へ注意を向け、受け入れるからドンニムを解放するようにと言った。すると、暗闇のなかにドンニムが立っているのが見えた。
「私のせいでお姉さんまで危険な目に遭わせることはできない。」と言うドンニムをファソンは怪物のなかから引き出そうとした。ドンニムは、「自分のせいで、沢山の人の命が奪われてしまった。お姉さんと会えて良かった。」と言って涙をながした。
ファソンが我に返ると、怪物が自分で液体窒素のタンクに穴をあけていた。テハンが液体窒素を噴射し、銃で撃とうとしたが、ファソンがドンニムが中にいるからと言って止めた。すると、ドンニムは「もう怪物から抜け出したい、逝かせて欲しい。」と言った。ファソンは、ドンニムの本心を知り、泣きながら「ごめん。」と言って怪物の頭を撃ち抜いた。
怪物の姿が消えると、黒煙は消え、変種人間達も倒れて行った。ファソンが外にでると、ドユンが駆け寄ってきて、ファソンはドユンを抱きしめた。こうして、ムジ市は再び平和を取り戻した。
1か月後、ファソンは、ドンニムの納骨堂を訪れ感謝の言葉を伝えた。外にはテハンが待っていた。しかし、またどこかにブラックホールが現れたようだった。
韓国ドラマ – ダークホール 愛を奪う闇 – あらすじ-全話一覧
