韓国ドラマ – ザ・ロード ：１の悲劇 -あらすじ-5話～6話
韓国ドラマ「ザ・ロード：１の悲劇」のあらすじ、キャスト、相関図など、
最終回までネタバレありで、全話お届けします。ザ・ロード：１の悲劇は、韓国では12話で放送されましたが日本では全20話で放送されます。どちらも１話あたりの放送時間の都合によるものなので内容は変わりません。
韓国ドラマ – ザ・ロード：１の悲劇 -概要
国民的ニュースキャスターが、義理の父で大手グループ会長の不正を暴こうとしたことから展開する、ミステリーサスペンス。原作は日本の法月綸太郎の「一の悲劇」だが、韓国ドラマらしく、事件の解明よりも秘密と欲望にまみれたドロドロの展開になっている所が面白い。主演のチ・ジニに加え、アン・ネサン、キム・レハ、チョン・ホジン等の演技力に定評のある実力派俳優が集まり、迫真の演技を見せてくれる。予想を裏切る展開が続き、最後まで飽きずに見る事が出来る作品になっている。
演出：キム・ノウォン
脚本：ユン・ヒジョン
原作：一の悲劇 法月綸太郎
放送年：2021年（韓国）tvN
視聴率：平均2.5％ 最高3.9％
韓国ドラマ – ザ・ロード ：１の悲劇 -あらすじ
報道番組「ニュースナイト」のキャスターを務めるスヒョンは、義理の父で大手グループの会長ギテが絡む政財界の癒着を告発しようとしていた。その事が原因で、息子のヨヌが誘拐されてしまう。ヨヌの祖父であるギテは報道を止めるように言い、スヒョンはそれを受け入れる。スヒョンが犯人との取引現場に行くと、何者かに襲われる。病院で目覚めると、子供の遺体発見の連絡が入る。その遺体は、ヨヌでは無く、スヒョンの同僚ソヨンの息子だった。
韓国ドラマ – ザ・ロード ：１の悲劇-あらすじ-5話
スヒョンは、事件当日ソクピルがロイヤル・ザ・ヒルの警備責任者と連絡を取っていた事、訪問者の中にファン議員の補佐官という人物がいたことを突き止めた。
ソヨンは、悲劇のヒロインになる事が好きだった。その為に、自らマスコミの前に立って、殺された少年が自分の息子であると明かして、泣いて見せた。
ヨヌは、視力だけでなく事件当日の記憶も失っていた。お見舞いに来た友人が、「皆で白い家へ行ったことを覚えてる？」と言ったとたん、ヨヌは過呼吸を起こして苦しみ始めた。すぐに母のウンスがやって来てヨヌを落ち着かせ、スヒョンに連絡を入れた。
スヒョンは、子供たちがロイヤル・ザ・ヒルの敷地内にある誰も住んでいない白い家で肝試しをした時に、ドンピルに声をかけられたと聞き、白い家に向かった。家の中を捜索している時に、スーツを着た男が走り去っていったので、慌てて追いかけた。男は、逃げ場がなくなり、２階から飛び降り、気を失ってしまった。倒れた男の正体は警備隊長だった。男の側には、家の中に仕掛けられていたと思われる小型カメラが落ちていたので、ハンカチで包んで持ち帰った。
スヒョンは、入院している警備隊長を訪ね、カメラの映像を見るためのパスワードを聞き出した。そして、ソクフンに事件現場は白い家だと伝えた。
ジュニョンの死因は、司法解剖の結果、交通事故もしくは転落によるもので、ジュニョンはもともと身体が弱く、少しのショックでも死にいたる可能性があったと検視官が報告した。
ナムギュは、ソクフンから息子の解剖結果を受け取った。その足で息子ジュニョンの埋められていた場所に行き、そこに横になり、息子を死なせてしまった事を悔いた。
韓国ドラマ – ザ・ロード ：１の悲劇-あらすじ-6話
ウンスは、息子を亡くしたソヨンが心配で、手料理を持ってソヨンを訪ねた。そして、食事をしている時にソヨンの夫チェ・ナムギュの連れ子のチェ・セラが帰ってきた。セラは、家の周りにパトカーがいるわけを尋ねた。ウンスが、子供達が白い家に行ったからだと伝えると、セラは焦って急に何かを検索し出した。ソヨンは、セラの髪の毛を掴み、ジュニョンが殺されたのに黙っていたのかと怒鳴りつけた。
スヒョンはソクフンに白い家の監視カメラの映像を見せた。そこには、若者たちがドラッグをやっていて、何も知らずに家に入ってきたジュニョンを見て、声を上げ、ソ・ギテと後妻ペ・ギョンスクの息子のソ・ジョンウクがジュニョンを追いかけた、その後に車の衝突音が響き渡る所が映っていた。ジュニョンの死因は交通事故だった。ドラッグをやっていた若者の中に、ジュニョンの腹違いの姉のセラが映っていた。
スヒョンとソクフンが白い家の捜索を行っていると、ソヨンが現れ、義理の娘がドラッグをやってジュニョンの事件に関わっている事が世間に知れると、自業自得だと笑われるだけだから、報道はしないようにとスヒョンに迫った。そして、カバンの中からペンの形をした録音機を取り出し、自分を慰めるために抱いてくれるか、報道を止めるかどちらかを選んでほしいと言った。
ウンスは、亡くなった妹の夫、ジャンホに匿名で呼び出され、ホテルへ向かった。ジャンホはウンスを見ると、亡き妹の名前を呼んだので、ウンスはジャンホをひっぱたいて部屋を出た。すると、ソヨンから来てくれないと飛び降りるという連絡が入った。場所が、同じホテルの部屋だったので、ウンスは部屋に行ってみた。
部屋にはソヨンの姿はなく、夫のスヒョンが入って来た。ソヨンの様子がおかしいから来てみたと言ったが、スヒョンがカードキーを持っていた事に疑念を持った。
ソヨンは、局長のクォン・ヨジンの弱点を手に入れる為、ホテルの一室へ彼女を呼び出した。
ウンスは自宅に戻り、机の引き出しから「ウノの為に」と書かれた原稿を取り出し、シュレッダーにかけた。そこに、ソ・ギテの秘書チョ・ムンドが現れ、ジャンホの接近禁止命令を再申請したと伝えた。
スヒョンはソヨンを呼び出し、二度とウンスを巻き込まないようにと忠告した。そして、ソヨンが新たなターゲットとして局長に目を付けたことを指摘し、2日後にセラの麻薬報道をする。その事で、ソヨンはたくさんの事を失う事になるから、イメージを守りたければセラを出頭させるようにと言った。ソヨンは夫のナムギュに事情を説明し、セラを出頭させるように頼んだ。電話を切った後、セラがナムギュの元を訪れ、助けて欲しいと泣いて頼んだ。
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