韓国ドラマ – ザ・ロード ：１の悲劇 -あらすじ-15話～16話
韓国ドラマ「ザ・ロード：１の悲劇」のあらすじ、キャスト、相関図など、
最終回までネタバレありで、全話お届けします。ザ・ロード：１の悲劇は、韓国では12話で放送されましたが日本では全20話で放送されます。どちらも１話あたりの放送時間の都合によるものなので内容は変わりません。
韓国ドラマ – ザ・ロード：１の悲劇 -概要
国民的ニュースキャスターが、義理の父で大手グループ会長の不正を暴こうとしたことから展開する、ミステリーサスペンス。原作は日本の法月綸太郎の「一の悲劇」だが、韓国ドラマらしく、事件の解明よりも秘密と欲望にまみれたドロドロの展開になっている所が面白い。主演のチ・ジニに加え、アン・ネサン、キム・レハ、チョン・ホジン等の演技力に定評のある実力派俳優が集まり、迫真の演技を見せてくれる。予想を裏切る展開が続き、最後まで飽きずに見る事が出来る作品になっている。
演出：キム・ノウォン
脚本：ユン・ヒジョン
原作：一の悲劇 法月綸太郎
放送年：2021年（韓国）tvN
視聴率：平均2.5％ 最高3.9％
韓国ドラマ – ザ・ロード ：１の悲劇 -あらすじ
報道番組「ニュースナイト」のキャスターを務めるスヒョンは、義理の父で大手グループの会長ギテが絡む政財界の癒着を告発しようとしていた。その事が原因で、息子のヨヌが誘拐されてしまう。ヨヌの祖父であるギテは報道を止めるように言い、スヒョンはそれを受け入れる。スヒョンが犯人との取引現場に行くと、何者かに襲われる。病院で目覚めると、子供の遺体発見の連絡が入る。その遺体は、ヨヌでは無く、スヒョンの同僚ソヨンの息子だった。
韓国ドラマ – ザ・ロード ：１の悲劇-あらすじ-15話
ジャンホの病室に、ミドと入れ替わりでスヒョンの妻ウンスがやって来て、ベッドに横たわるジャンホを見て涙を流し、もう終わりにしましょうと言ったが、ジャンホは首を横に振って断った。
ギョンスクは、息子ジョンウクの代わりに刑務所に入る覚悟を決め、ギテに裏金問題を解決させるから、その代わりに、ジョンウクの名前を遺言状に追加して欲しいと頼み、経営権と持ち分譲渡契約書に目を通し、秘密保持契約書にサインした。その後、ギテはナムギュを呼び出し、口裏を合わせるようにと指示を出した。
ジョンウクは、本当の事を話すと言ったが、弁護士になにやら耳打ちされた後、やはり覚えていないと言い始めた。ソヨンは、ギョンスクに口裏を合わせるから、セラはあの場に居なかった事にして欲しいと頼み込んだ。
ギテは、ナムギュを呼び出し、娘を助け、横領していたことは無かったことにしてやるから口裏を合わせる様にと指示をされ、警察で、事件があった日は、出張に行っていてファン議員と会ってはいないと証言した。娘のセラは、停電があった時に人身事故を起こしたのはジョンウクではなく、ジョンウクの母ペ・ギョンスクだったと証言した。そこに、ギョンスクが出頭し、車で人を轢き、その事後処理をファン議員と秘書が行ったと供述した。
そこに、ファン議員の車に残っていた血液がジュニョンのものと一致したとの報告が入り、次々に事件の真相が明らかになり、ソクフンは、みんなが口裏を合わせているのではないかと疑っていた。
一方、スヒョンは、ジャンホの恋人ミドに話を聞きに行った。パク・ソンファンの車と接触事故が遭った時、ミドは助手席に乗っていた。ミドは目が見えないはずだったが、事故を起こした相手は、初心者だったと話した。
韓国ドラマ – ザ・ロード ：１の悲劇-あらすじ-16話
ソンファンの車には、ミドの言葉通り、初心者マークがついていた。スヒョンはイ・ミドが視覚障害者ではないと気付き、ジェヨルに電話し、彼女の身辺調査を依頼した。
その頃、教会でオ・ジャンホと会っていたウンスは、「一緒にいてくれたのがあなたで良かった。ありがとう、元気でね」と別れを告げた。
スヒョンは、再びオ・ジャンホの制作会社を訪ね、事件当日に撮られた映像を見せてもらったが、ジャンホは映っていなかった。スタッフは、視覚障碍者のミドがいた為、ジャンホも当然いたと思い込んでいただけだった。これでジャンホのアリバイは崩れた。
ギテは、クォン局長を呼び出し、先手を打たなければスヒョンには勝てないと話し、ロイヤル・ザ・ヒルに設置された監視カメラの映像を見せた。それを見て、クォン局長は、スヒョンに関するスキャンダルを報道することに決めた。
スヒョンは、ジェヨルからイ・ミドが3年前に、ジェガングループを退社していたという報告を受けた。ジャンホが撮影現場のレストランを抜け出していた時間は、約2時間。その間にロイヤル・ザ・ヒルでヨヌを誘拐するはずが、誤ってジュニョンを誘拐してしまい、ジュニョンを殺したと推測した。
ファン議員は、ジュニョンをひいたのは秘書で、自分はその時間にナムジュと会っていたと供述した。ソクフンは、ホテルの監視カメラを確認し、事件当日ナムギュがファン議員と会っていた事を確認した。ナムギュが嘘の供述をした裏にはギテの存在があるとソクフンが推測した。
ジョンウクは釈放された後、すぐに海外に行くように言われたが、自宅に帰り、母に罪を着せた父ギテにライフルを突き付けた。だが、引き金を引くことは出来なかった。
一方、スヒョンが誘拐犯からの電話で廃墟となったアパートへ向かった時、ジャンホは、パク・ソンファンの車と接触事故を起こしていた。スヒョンは、ジャンホには共犯者がいると確信し、慌てて放送局へ向かった。
スヒョンは、ミドと一緒にギテの秘書ムンドが映っている資料を見つけた。クォン局長は、駐車場で車に乗り込もうとするスヒョンに声を掛け「２週間だけ、海外に出張に行ってくれれば助けられる。」と言った。スヒョンは、「まだわからないんですか？あなたが犯人の共犯となっていることを。」と言って車に乗り込んだ。
橋の上で車を停めたスヒョンは、ソクフンを呼び出し、放送局から持ち出した資料を渡し、協力して欲しいと頼んだ。しかし、スヒョンに対する疑惑を拭いきれないソクフンは、一体何を隠しているのかと尋ねた。すると、スヒョンは、かつてユン・ドンピルが容疑者として捕まった事件の被害者キム・ヒョンソの遺体を遺棄したのは自分だったと告白した。
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