韓国ドラマ – ザ・ロード ：１の悲劇 -あらすじ-19話～20話(最終回）
韓国ドラマ「ザ・ロード：１の悲劇」のあらすじ、キャスト、相関図など、
最終回までネタバレありで、全話お届けします。ザ・ロード：１の悲劇は、韓国では12話で放送されましたが日本では全20話で放送されます。どちらも１話あたりの放送時間の都合によるものなので内容は変わりません。
韓国ドラマ – ザ・ロード：１の悲劇 -概要
国民的ニュースキャスターが、義理の父で大手グループ会長の不正を暴こうとしたことから展開する、ミステリーサスペンス。原作は日本の法月綸太郎の「一の悲劇」だが、韓国ドラマらしく、事件の解明よりも秘密と欲望にまみれたドロドロの展開になっている所が面白い。主演のチ・ジニに加え、アン・ネサン、キム・レハ、チョン・ホジン等の演技力に定評のある実力派俳優が集まり、迫真の演技を見せてくれる。予想を裏切る展開が続き、最後まで飽きずに見る事が出来る作品になっている。
演出：キム・ノウォン
脚本：ユン・ヒジョン
原作：一の悲劇 法月綸太郎
放送年：2021年（韓国）tvN
視聴率：平均2.5％ 最高3.9％
韓国ドラマ – ザ・ロード ：１の悲劇 -あらすじ
報道番組「ニュースナイト」のキャスターを務めるスヒョンは、義理の父で大手グループの会長ギテが絡む政財界の癒着を告発しようとしていた。その事が原因で、息子のヨヌが誘拐されてしまう。ヨヌの祖父であるギテは報道を止めるように言い、スヒョンはそれを受け入れる。スヒョンが犯人との取引現場に行くと、何者かに襲われる。病院で目覚めると、子供の遺体発見の連絡が入る。その遺体は、ヨヌでは無く、スヒョンの同僚ソヨンの息子だった。
韓国ドラマ – ザ・ロード ：１の悲劇-あらすじ-19話
ソヨンがジュニョンはなぜ殺されたのかと聞いたとき、スヒョンが駆け付けて来た。階段の下には警察が待機し、ソヨンの夫ナムギュを連れたソクフンも来て、スヒョンがつけている盗聴器で会話を聞いていた。スヒョンは、「ジャンホはヨヌを誘拐するつもりでジュニョンを間違えて誘拐してしまったが、ジュニョンが俺の息子だと知っていたので、俺を苦しめるために殺したんだ。」と話した。
次に、ソヨンは共犯者について聞いた。それにはソクフンがナムギュだと教えた。ソヨンは共犯者はウンスだと思っていたので、ショックで気を失った。
誘拐殺害事件当日、パーティ会場でジュニョンにドンピルが「スヒョンの息子なのか？」と聞いたが、ジュニョンは否定しなかった。それを聞いていたヨヌは怒って、家に帰ってしまった。ヨヌが姿を消したと知ったウンスは、すぐにジャンホの犯行だと疑い電話を掛けたが、ジャンホは否定した。
一方、白い家を飛び出したジュニョンは、酒に酔って車を運転するファン議員の車とぶつかってしまった。鼻血を出す程度だったため、 ファン議員はジュニョンを車に乗せ、家の前まで送って行ったが、その途中で母ソヨンの車とすれ違った。行くあてが無くなったジュニョンは、ヨヌの家へ行った。
怪我をしたと言う ジュニョンにヨヌは、「薬でも飲んどけ。」と言って薬を投げつけた。すると、ジュニョンはその薬を全部飲んでしまった。
ナムギュは、取調べで自分は共犯者ではないし、ジュニョンは自分の息子だと言った。
ギテは、ウンスにスヒョンと離婚するようにと言った。スヒョンから原本を受け取ったソクフンは、ギテに会いに行き、自分の手元に原本があると伝えた。
スヒョンはムンドから、ウンスのサインが書かれた離婚届を受け取った。自宅に戻ると、ウンスがやって来たので、自分の秘密、父親が殺人犯で、自分が遺体を遺棄した事を話した。ウンスは、スヒョンが何か秘密を持っていて、それを話してくれる日を待ちわびていたが、スヒョンの苦しみに気づいてあげられず申し訳なかったと言って涙を流した。
韓国ドラマ – ザ・ロード ：１の悲劇-あらすじ-20話（最終回）
ソクフンから原本を手に入れたギテは、それを持って自分が誘拐事件の主犯だと警察へ出頭した。
翌朝、買い物を終えてスヒョンが帰宅すると、ウンスの姿はなく、机の上には、スヒョンとヨヌへ向けた2通の手紙が置かれていた。愛される資格は無いと書かれたウンスの手紙を読んだスヒョンは、作業室にあったミニチュア模型のトランクに子供が入れられているのを見て、自分がジュニョンの遺体を運んだことに気が付いた。
事件当日、ウンスはパーティー会場にヨヌの姿がないと気づき、すぐに自宅へ戻った。そこではヨヌがジュニョンと言い争っていた。ジュニョンは自分の父親がスヒョンだと言い、ウンスはヨヌを心配して、ジュニョンに家から出て行くようにと告げた。ジュニョンが「ここは僕のパパの家だ。出て行くなら、パパの子でもおばさんの子でもないヨヌが出て行くべきだ。」と言った時、誤って2階の手すりから落下してしまった。それを見たヨヌは過呼吸を起こし気を失った。そこへジャンホが駆け付け、ウンスとヨヌを守るためにジュニョンを車のトランクに乗せた。
署で取り調べに応じるギテの携帯に、ウンスを見つけたとムンドからメールが届きスヒョンはギテに会いに行った。ウンスの居場所を聞いたが、スヒョンの父親は失踪したのではなく殺されたのだと言い、ウンスの居場所は教えてくれなかった。
海外に行くと面会に現れた息子ジョンウクに、罪を被ったギョンスクは「あの日のことはすべて忘れるように。」と告げた。実はあの時、実際に車を運転していたのはセラだった。薬の影響でジョンウクの意識が朦朧としているのを利用し、罪をなすりつけたのだった。そんなセラは、法廷の外ですべての罪を認めるソヨンの裁判を見守っていた。ソヨンの隣には、弁護人として夫ナムギュの姿があった。
ウンスの居場所を突き止めたソクフンは、病院の住所が書かれたメモをスヒョンに渡した。ウンスは、屋上から投身自殺をし、脳死状態だった。スヒョンは、ショックでどこへ行ったらいいのかもわからなくなっていた。
家に帰り、ヨヌに「お母さんは？」と聞かれ、ヨヌに宛てた、ウンスの手紙を渡して抱きしめた。
韓国ドラマ – ザ・ロード ：１の悲劇 – あらすじ-全話一覧
韓国ドラマ – ザ・ロード ：１の悲劇 -登場人物-相関図-キャスト
