中国ドラマ-コウラン伝 始皇帝の母-あらすじ-15話
中国ドラマ「コウラン伝 始皇帝の母」のあらすじ、キャスト、相関図など、
最終回までネタバレありで、全話お届けします。このドラマは中国では62話で放送されましたが日本では全34話で放送されます。どちらも１話あたりの放送時間の都合によるものなので、内容は変わりません。
中国ドラマ- コウラン伝 始皇帝の母-概要
コウラン伝 始皇帝の母は、タイトル通り、秦（しん）の始皇帝の母、李皓鑭（りこうらん）の物語です。時代は、紀元前の中国、春秋戦国時代後期、秦趙両国の争いをめぐって物語が展開されます。波乱万丈の人生を力強く生きた主人公の李皓鑭（りこうらん）を瓔珞<エイラク>で人気をはせたウー・ジンイエンが演じ、中国では「新4大スター」の一人と言われている端正な顔立ちのニエ・ユエンが、コウランの運命の相手、商人から王を目指す呂不韋（りょふい）を、そしてこの二人が次期王に担ぎ上げる秦の国王の孫、嬴異人（えいいじん）をマオ・ズージュンが演じています。
監督:リー・タッチウ。
原題：皓镧传 英語タイトル：The Legend of Hao Lan
放送年：2019年（中国）
中国ドラマ- コウラン伝 始皇帝の母-あらすじ
紀元前３世紀半ばの春秋戦国時代。秦と趙、２つの国は激しく争っていた。趙（ちょう）の国の都、邯鄲（かんたん）の御史・李赫の美しい娘、李皓鑭（りこうらん）は、まま母の陰謀によって一族は没落し、実母を殺されたうえ、奴隷として売られてしまう。そのコウランを買ったのが、呂不韋（りょふい）だった。呂不韋は、コウランを趙で人質となっていた秦の国王の孫、嬴異人（えいいじん）に差し出した。嬴異人もコウランの美貌に惹かれ、二人は結婚する。コウランは呂不韋と共謀して、趙王宮をメチャクチャにして秦へ帰ってくる。だが秦に戻るとコウランの息子嬴政の父親は嬴異人ではなく呂不韋であるという噂が流れていた。そんな中、嬴異人が病で亡くなり、幼い嬴政が即位する。
中国ドラマ-コウラン伝 始皇帝の母-あらすじ-15話
白 霊児は呂不韋の前で宣侯夫人をからかって、宣侯夫人の袖の中に虫を入れて、宣侯夫人がびっくりして大声で叫ぶのを面白がっていた。白 霊児は白起の娘だから、宣侯夫人は怒ることもできない。呂不韋は宣侯夫人を助けることを約束した。宣侯夫人は、呂不韋に朱公の翡翠のお守りを送り、好意を示した。
呂布偉は白霊児のお尻をはたいておしおきしたが、白霊児は怒らなかった。それは、呂不韋の事を好きになっていたからだった。白起は、かつてみんなに、娘の白霊児を従わせる男が居たら、その男は白家の婿になると話していた。白 霊児は呂不韋と結婚したいと思っていたが、呂不韋はそんな気は無かった。
司徒月は蛟王子が、呂不韋が暗殺される前に、陳副官に温泉付きの別荘を進呈していた事を知り、二人の関係を疑わしく思っていた。コウランは司徒月に、草を刈って蛇を驚かすような事はしないようにと釘を刺した。
秦軍は趙軍を包囲し、趙軍は、四十数日間にわたり籠城することになった。長平の戦いで逃げて帰った二百人余りの兵が邯鄲に戻り、趙王に死を免れた経緯を語った。趙恬はすでに戦死していた。四十五万の趙軍はほぼ全員死んだ。生きながらえた者たちは秦軍に投降した。しかし、白起は趙国の兵士を生かすどころか全員を生き埋めにした。
呂不韋は邯鄲に帰ることになった。呂不韋はコウランが異人と結婚した事を知っていた。異人は、趙の大反乱の際、コウランを連れて逃げるように呂布偉に託した。
趙軍は数十万人の死傷者を出した。蛟王子は、異人を殺して人民を慰めようと提案し、雅王女も賛成した。羽王子は趙王に会い、もし秦が異人が殺されたと知ったら、きっと躊躇なく邯鄲を攻撃し、趙国は滅亡してしまうだろうと話した。趙王は雅王女を楚国太子に嫁つがせるつもりでいた。趙国と楚国が婚姻を結ぶことになれば秦国に対抗できるからだ。
コウランは呂不韋の手引きで城を離れた。町の人々は、長平の戦いで殺された家族を悼んでいた。
趙王は異人を死刑にすることを決めた。民衆は刑の執行場所に集まっていた。雅王女はそこで、民衆をあおっていた。
コウランは異人を捨てず、自分も異人とともに死ぬ覚悟だった。雅王女は、コウランへの嫉妬と恨みから、コウランは趙国の人間なのに秦の人間と結婚した、それは、趙に対する裏切り行為だと民衆を扇動したので、民衆もコウランと異人の二人を処刑するように求めていた。
異人はコウランと共に処刑される寸前だ。呂不韋は人込をかき分け、趙王に会いにゆき、コウランと異人を救うように要求した。趙王は呂不韋が殺害されたと思っていたので、一瞬、呂不韋の幽霊がでたと思い驚いた顔をした。呂不韋は秦国太子安国君の玉符を持ち帰り、秦との和議に成功したことを証明した。羽王子は、異人は秦の王族なので後々、秦との交渉に利用できる貴重な人材だ。だから、処刑してはいけないと主張した。
呂不韋は異人を救った後、コウランに裏切られたと思い、激怒した。殷小春は呂不韋にコウランは、呂不韋の後を追って死ぬことも考えていたし、心の中にはいつも呂不韋がいた。でも、異人と結婚するという事以外選択の余地はなかったのだと話した。そして、殷小春は、秦で無事だったのに手紙を出さなかった呂布偉を責めた。呂不韋は、自分とコウランの縁がすでに尽きたことを知リ、自分の心のなかで密かにコウランを愛することにした。
瓊華は蛟王子を陥れるために、趙王に、蛟王子が王座を狙っていると告げた。
中国ドラマ-コウラン伝 始皇帝の母-登場人物-相関図-キャスト
