韓国ドラマ – 嘘の嘘 – あらすじ – 19話～20話(最終回）
韓国ドラマ「嘘の嘘」のあらすじ、キャスト、相関図など、最終回までネタバレありで、全話お届けします。このドラマは韓国では全16話で放送されましたが、日本では20話で放送されます。放送時間の問題なので、放送内容は同じです。
韓国ドラマ – 嘘の嘘 – 概要
「嘘の嘘」は、「福寿草」「凍える華」等に出演した愛憎ドラマの女王と言われているイ・ユリが主演する、サスペンス・メロドラマです。イ・ユリは、夫を殺害した罪で捕らわれ、娘は里子にだされ、その娘を取り戻すために愛してもいない娘の養父に近づき、養母になろうとするチ・ウンスを演じています。初めは娘の事しか見えていなかったウンスとジミンが、次第に男と女の顔になり、真実の愛に目覚めていくメロドラマの部分と、夫は誰に殺されたのかというサスペンスの部分が上手く組み込まれているドラマに仕上がっています。
• 演出：キム・ジョングォン、キム・ジョンウク
• 脚本：キム・ジウン
• 放送年： 2020年 チャンネルA
• 最高視聴率：8.0%(韓国）
韓国ドラマ- 嘘の嘘 – あらすじ
財閥一家に嫁いだチ・ウンスは、ある日目を覚ますと、身に覚えのない夫殺しの殺人犯に仕立て上げられていた。事件当時の記憶がない為無実を訴えたが、懲役10年を言い渡され、身重の体で収監されてしまった。その後、獄中で娘を出産したが、刑務所を訪れた元姑のキム・ホランに娘を渡すように詰め寄られ、娘の幸せの為に泣く泣く手放すことにした。月日は流れ、出所したウンスは、衝撃の事実を知った。娘を渡したホランは、はじめから娘を育てるつもりはなく、娘は行方不明になっていた。ウンスは事件当時ホランの右腕だったユン・サンギュを探し出し、娘の居場所を追求した。 サンギュは、ホランから娘を始末するように命令されたが、どうしてもできなかったと話し、ホランに、ある住所を伝えた。ウンスの娘ウジュは、記者のカン・ジミンの養子となり、幸せに暮らしていた。ジミンが妻と離婚して、ウジュに母親がいない事を知ったウンスは、実の娘の養母になる為に人生をかけた嘘をつく決心をした。
韓国ドラマ – 嘘の嘘 – あらすじ – 19話
ジミンはクォン刑事から連絡を受け、サンギュが転落死した現場の防犯カメラに映っていた男は、賭博容疑で捕まった、「ファン課長」と呼ばれる前科８犯の凶悪犯だった。ただ、証拠がなくファンは釈放された。そのファンをホランの使いが車に乗せた。だが、車が止まり運転手が降りてジミンが乗り込んできた。
ウンスは、ファンのしている時計が殺害されたギボムの物だという事に気が付いた。ファンは、ホランの指示でサンギュから封筒を奪おうとしたが、顔を見られたので、屋上から突き落とした。だが、ギボムに関しては、ホランに支持されてギボムを殺すためにマンションには行ったが、その時既にギボムは誰かに殺されていた。自分は、死んだギボムから時計を盗んだだけだと自白した。
ファン課長を名乗る男が逮捕されたことでウンスは１０年前の事件の犯人ではないことが明らかになった。そして、ホランに殺人教唆の逮捕状が出て、クォン刑事らが逮捕に向かおうとした時、ホランが自首してきた。慈善事業に熱心だった実業家が逮捕された事に、人々は驚いた。
ホランは、事件の真相は記者のジミンに話したいとジミンを呼んだ。ホランは、夫から酷い暴力を受けていた。それを止めるために、ギボムが父を殺してホランを救った。その後、ギボムは自分がした事への罪悪感から違法薬物に手を出し、薬を買うために会社のお金を横領した。そんなギボムを会社の後継者にすることはできず、殺害を命じたのだった。
ホランが自供したことで、ウンスの罪は晴れ、ジミンの家族も彼女が殺人犯ではなかったことを知らされ喜んだ。ウンスは父のお墓に報告に行った。セミはウジュの病室を訪ね、ウンスが殺人犯ではないことを伝えた。屋根裏部屋の屋上でウンスの作ったワインを飲んだジミンは、「これからは家族ですよ。」と言って婚姻届を渡し、指輪をはめた。
ジミンは、サンギュの納骨堂を訪れ、サンギュが残した6049が何を意味するのかを知った。6049は、ウンスの父の遺骨が納められている納骨堂の番号で、そこにはUSBが隠されていた。
USBには、ウンスの父チ・ドンりをひき逃げした犯人が写っていた。ジミンは急いでウンスに連絡を取った。その時、ウンスの元をホランの右腕のウン秘書が10年前の事件で話があると訪ねてきていた。そして、ウン秘書の携帯が鳴った。
ウン秘書の携帯電話の着信音は、あの事件の日にウンスが聞いた音と同じだった。事件の記憶が蘇った時、ウンスはウン秘書に襲われた。
10年前、ウンスが夫ギボムから暴行を受けていた所に、マンションに忍び込んだウン秘書はウンスが気を失っている間に、ギボムを殺し、血の付いた凶器をウンスの手に握らせた。その後、事前に録音したウンスの声で警察に通報し、彼女に罪をなすりつけたのだった。
ウンスを殺そうとしているウン秘書をジミンが殴って助け出した。ウン秘書は逃げ、指名手配された。
韓国ドラマ – 嘘の嘘 – あらすじ – 20話（最終回）
ウンスは、怪我をして病院に運ばれ、ジミンからサンギュが残した証拠の話を聞き、父親の命もウン秘書によって奪われたと聞いたウンスは、号泣した。
拘置所でウン秘書が指名手配中であると知らされたホランは、担当弁護士に何があってもウン秘書を守るよう指示した。
ジミンは、警察に協力しホランの倉庫で回収したキム・ヒャンギの絵を確認していたが、絵画のサインが後から書き足されたことに気がついた。初めに書かれたサインはUNG(ウン)と書かれていた。そして、ジミンはホランとウン秘書の関係に疑問を持ち、絵画が隠されていた倉庫に向かっていった。
警察とジミンは、倉庫の中に秘密の部屋が作られていることに気づき、部屋に入ってみると、そこには正気を失ったような様子で頭から血を流しながら夢中になって絵を描いているウン秘書がいた。ウン秘書は逮捕されたが、ウン秘書が描いていた絵は、ホランが赤ん坊を抱く絵だった。
ホランがギボムを殺そうとした動機は、ギボムが、ホランが息子を秘書にした事を知り、ウン秘書に暴力を振るうようになり、「こいつを後継者にするつもりなのか？」と言った事だった。息子が逮捕されたと聞いたホランは、「私の息子に手を出さないで。」と叫んで暴れた。
ウジュとウンスの手術の日が決まり、ジミンはウンスが心配でたまらなかった。ジミンはウジュにウジュが養子だという事を伝えようとした。ウジュは、セミとの離婚をする時にしていた電話を聞いて知っていたけれど、お父さんが悲しむと思ってだまっていたと話した。それを聞いて、ジミンは涙が止まらなかった。そして、ジミンは、本当のお母さんはウンスだと教えた。
ウンスは拘置所にいるホランに会いに行き、なぜ自分を殺人犯に仕立てたのかを聞いた。するとホランは、「あなたが、妊娠していないと嘘をついたからだ。」と言った。
世間にホランの隠していた息子がウン秘書だったことが明かされ、ウン秘書は10年前の事件の犯人として逮捕された。
手術の日、ジミンはウンスに愛してる事を告げた。ウジュは、ウンスに「側で最後まで見守るから怖がらないでね。」と言われ「はい、お母さん」と答えた。手術の途中、一時、危険な状況に陥いったが、無事に手術は終わった。
1年後、ウンスとジミン、そしてウジュは、元気な姿でウンスの父の納骨堂を訪れた。
