韓国ドラマ – 嘘の嘘 – あらすじ – 11話～12話
韓国ドラマ「嘘の嘘」のあらすじ、キャスト、相関図など、最終回までネタバレありで、全話お届けします。このドラマは韓国では全16話で放送されましたが、日本では20話で放送されます。放送時間の問題なので、放送内容は同じです。
韓国ドラマ – 嘘の嘘 – 概要
「嘘の嘘」は、「福寿草」「凍える華」等に出演した愛憎ドラマの女王と言われているイ・ユリが主演する、サスペンス・メロドラマです。イ・ユリは、夫を殺害した罪で捕らわれ、娘は里子にだされ、その娘を取り戻すために愛してもいない娘の養父に近づき、養母になろうとするチ・ウンスを演じています。初めは娘の事しか見えていなかったウンスとジミンが、次第に男と女の顔になり、真実の愛に目覚めていくメロドラマの部分と、夫は誰に殺されたのかというサスペンスの部分が上手く組み込まれているドラマに仕上がっています。
• 演出：キム・ジョングォン、キム・ジョンウク
• 脚本：キム・ジウン
• 放送年： 2020年 チャンネルA
• 最高視聴率：8.0%(韓国）
韓国ドラマ- 嘘の嘘 – あらすじ
財閥一家に嫁いだチ・ウンスは、ある日目を覚ますと、身に覚えのない夫殺しの殺人犯に仕立て上げられていた。事件当時の記憶がない為無実を訴えたが、懲役10年を言い渡され、身重の体で収監されてしまった。その後、獄中で娘を出産したが、刑務所を訪れた元姑のキム・ホランに娘を渡すように詰め寄られ、娘の幸せの為に泣く泣く手放すことにした。月日は流れ、出所したウンスは、衝撃の事実を知った。娘を渡したホランは、はじめから娘を育てるつもりはなく、娘は行方不明になっていた。ウンスは事件当時ホランの右腕だったユン・サンギュを探し出し、娘の居場所を追求した。 サンギュは、ホランから娘を始末するように命令されたが、どうしてもできなかったと話し、ホランに、ある住所を伝えた。ウンスの娘ウジュは、記者のカン・ジミンの養子となり、幸せに暮らしていた。ジミンが妻と離婚して、ウジュに母親がいない事を知ったウンスは、実の娘の養母になる為に人生をかけた嘘をつく決心をした。
韓国ドラマ – 嘘の嘘 – あらすじ – 11話
ジミンはお祝いのケーキを買って帰った。そして、ウジュを寝かしつけたウンスを抱きしめた。
絵の授賞式に来た仲睦まじい３人の様子を見て、セミは悔しがった。そんなセミにホランが、DNAの鑑定書を見せて、ウンスとウジュは本当の親子なのだと話した。
ホランは、サンギュにDNA鑑定書を見せて、「孫は生きていた！あなたは私を裏切っていたのね！」と怒鳴った。
ジミンは、郵便で届けられたウンスがウジュを抱いている写真を見てがくぜんとした。ウンスから電話が来たが、しどろもどろになってしまった。ウンスは、この時はジミンの様子がおかしい理由にまだ気づいていなかった。
親友のミジンが、ホラン会長には孫がいないと知って、ウンスを訪ねた。ウンスは、ウジュが自分の本当の娘だという事を告白した。
ジミンは、写真を送ったのがセミだと気づきセミを訪ねた。すると、セミは、DNA検査の鑑定書を見せて、ウンスはウジュの本当の母親で、ウジュの母親に戻りたくて、意図的にジミンに近づいたのだと告げた。ジミンは、彼女が気に入らなくても卑怯な手を使うんじゃない。と怒って帰って行った。
その夜、ジミンは、ウンスを招待してウジュと３人で食事をした。ジミンは、楽しそうに笑う二人の姿を見ると、複雑な心境になった。食事の後、ジミンは、ウジュが実の娘ではないことを明かし、初めてウジュを迎え入れた時に包まれていた古い毛布を見せた。そして、「子を捨てる親は許せない。」とウンスを睨んだ。ウンスは何も話すことが出来なかった。
その後、ジミンはウンスを家まで送って行った。その様子をジミンの妹のジギョンが見て、写真を撮って両親に送ったので、ジミンの両親は大喜びしていた。
そのころ、サンギュはホランに呼び出されていた。ホランは、昏睡状態のサンギュの息子の写真を見せ、「2人が一緒にいる姿を見たくないから、頼んだ事をやって。」と脅かした。サンギュは、「わかりました。」と答えた。
ジミンは、ウンスの部屋に入った。ジミンは、ウンスとウジュが一緒に写っている写真を見せた。ジミンは、ウジュを捨てたウンスが自分たちを騙したことに腹を立てていた。ウンスは、「なぜ娘を手放すことになったかきちんとお話しします。」と言ったが、ジミンは、「もう信じられない。二度とウジュに近づかないように。」と言って帰って行った。
写真を渡したのはキム・ホランだと気づき、ホランを訪ねると、ホランは、これまでサンギュがウンスを撮影した写真を投げつけた。ウンスは、サンジュに裏切られたと思い、サンギュと決別することになった。
韓国ドラマ – 嘘の嘘 – あらすじ – 12話
ウジュは、突然先生と電話で話す事も、会う事も禁止されてがっかりしていた。だが、事情を知らないジミンの妹のジギョンは、勝手に「兄さんに春が来た。」と喜んで両親に報告した。
ウンスは、ジミンの家の前でジミンを待ち、ウジュの母親になる為に近づいたけれど、ジミンと一緒にいた時は幸せだった。子供は捨てたのではなく奪われたのだと伝えた。でもそれ以上の事は話せなかった。
ジミンは、ホランが有名でもない画家の絵を高額で購入している事から、マネーロンダリングの可能性があると感じていた。また、上司のヒョングクから10年前に特派員に推薦してくれたのはホランだと知らされた。そして、10年前にホランの息子の事件を追っていた事を思い出し、社会部の元同僚を訪ねた。
ウンスの元にジミンから宅配便が届いた。中を開けると、ウンスが描いた絵や作品が入っていた。それを見て、ウンスは泣いた。
サンギュは、ホランを訪ね、もうウンスに手出しをしないようにと言って、録音された音声を聞かせた。そして、書類を渡すと、ホランは動揺した。
ジミンは、カフェに来た。一方ウンスもサンギュから、どうしても伝えたいことがあると言われ同じカフェに呼び出されていた。カフェの前で二人があったときに、突然大きな音がして車の上にサンギュが落ちてきた。
サンギュは、10年前の事件の犯人を目撃していた。そして、そのことをホランに伝え、ウンスに重要な何かを伝えようとしたのだが、サンギュは何者かの攻撃を受けビルから突き落とされてしまった。サンギュは病院に運ばれ、緊急処置を受けたが、手術中に死亡した。ジミンは、数日前にもらった電話のホランに関する情報の提供者がサンギュだということに気が付いた。
警察では、自殺という事で処理されようとしていた。ウンスは、サンギュは自分と会う約束をしていたし、病気の息子もいるので自殺するわけがないと話したが無視された。
ウンスは、ホランにサンギュが亡くなったことを告げ、「彼に何を握られていたの？彼を殺したのはあなたでしょ？」と探りをいれた。ホランは、「あなたの周りには不吉な事が起きるのよ。私の息子、あなたの父親、サンギュも死んでしまった。次は誰が犠牲になるかしらね？」と言った。
ジミンは、サンギュの死について調べ始めていた。そしてビル周辺の車のドライブレコーダーを入手し、落下した後に、入り口のサーチライトが点灯し、立ち去る人影が写っていたのを確認し、警察に協力を求めた。
