韓国ドラマ-赤い月青い太陽-あらすじ-3話～4話
韓国ドラマ-赤い月青い太陽
韓国ドラマ—「赤い月青い太陽」のあらすじ、キャスト、相関図など、
最終回までネタバレありで、全話お届けします。このドラマは韓国では全32話で放送されましたが、日本ではDATVでは16話、BS12 TwellVでは20話で放送されます。放送時間の関係なので、内容はほぼ同じです。ここでは韓国の32話に合わせてあらすじを書いています。
韓国ドラマ-赤い月青い太陽-概要
複数の詩を手掛かりに、連続殺人事件の謎に迫るミステリースリラー。実力派女優として知られるキム・ソナが、感情の揺れ動きの激しい役に、体当たりで挑み、MBC演技大賞最優秀女優賞を受賞。また、K-POPのアイドルグループVIXX（ヴィックス）のエンが内気でミステリアスな雰囲気で存在感を示し、高い評価を受けた。
韓国ドラマ-赤い月青い太陽-あらすじ
児童カウンセラーのチャ・ウギョンは、生まれてくるお腹の子の誕生を心待ちにしながら夫と娘の３人で幸せに暮らしていた。ある日、ウギョンが仕事帰りに車を運転していたところ、目の前に一人の子供が突然現れ、その子をひいてしまう。警察で事情聴取を受けている時、亡くなったのは男の子だった事を知る。自分がひいたのは、緑の服を着た女の子だったはずだが、現場の映像には男の子が映っていた。その頃、息子を虐待死させたとされるパク・ジヘが出所していた。地域住民による抗議運動が起きる中、ジヘの焼死体が車の中で発見される。ジヘの事件を担当している刑事のジホンは、抗議運動をしていた団体の一員のウギョンと出会い、事件への協力を依頼する。ウギョンは、自分が起こした事故で死亡した男の子が残した絵に詩が書かれている事を発見する。そんななか、ウギョンの娘ウンソが行方不明になる。
韓国ドラマ-赤い月青い太陽-あらすじ3話
ジホンに取り押さえられた女は、ジホンより先に現場に到着していた刑事チョン・スヨンだった。スヨンが叫び声を聞いて部屋に入ると、ヨンテが自分の体をナイフでさしていた。それを止めようとしたところにジホンが入ってきたのだった。ヨンテは自分の体を8か所も刺して死亡した。ヨンテが残した遺書には、「自分の子供を殺した悪魔を処断した。」と書いてあった。ヨンテが、ジヘが殺害された当日、灯油を買った事も解り、ジヘ殺害事件は容疑者の自殺ということで終わった。
ウギョンは自分がひいてしまった子供の絵の裏に書かれていた詩について調べていた。「太陽と空の光、癩病（らいびょう）患者は 悲しみ、麦畑に月が昇れば 子供を1人食べて、花のように真っ赤な涙を流し 一晩中泣き続ける。」ウギョンはこの詩が「ムンドゥンイ」の詩の一部であることに気が付いた。
ウギョンは先輩の精神科医師に死んだ男の子が残した絵を見せた。その絵は男の子の家族だったが、本人と思われる男の子には口が無かった。先輩医師は、この子は両親だけでなく、だれからも関心を持たれていなかったという分析をした。そして、妹も絵の中にいると指摘した。絵をよく見ると、背景の木の上に色が付いていない人間の顔らしきものが描かれていた。
ウギョンはそれを見て、緑色のワンピースを着た女の子が頭に浮かんだ。ウギョンは、男の子には妹がいるに違いないと思い、絵の下に押されていたスタンプから男の子の手がかりを探そうと警察に協力を依頼した。ウギョンは、夫のミンソクにも協力を頼むが、拒否されてしまった。ミンソクは、ウギョンの妹セギョンが植物状態に陥った時、ウギョンは罪悪感から抜け殻のようになってしまったことがあったので、また同じことを繰り返すのではないかと考えたのだった。
そんな折、ウギョンの娘ウンソが行方不明になった。ウギョンとミンソクは、必死で捜しまわった。ウギョンが、幼稚園にあるビニールハウスの扉を開けると、ウンソが、若い男と楽しそうに遊んでいた。それを見てカッとなったウギョンは、思わずその男の頬を殴った。その時、下腹部に激しい痛みを感じ、その場に倒れ込んだ。
韓国ドラマ-赤い月青い太陽-あらすじ4話
ウギョンはお腹の子を流産してしまった。６か月休んで、仕事に復帰することになった。ウギョンが男の子をひいて死亡させた事件は、結局男の子の両親が現れなかったため不起訴になった。ウギョンは、もう、全てを忘れて、家族のことだけを考えようと心に決めた。
ウギョンの仕事復帰最初の担当児童は、階段からわざと落ちたあのシワンだった。シワンは、友達を階段から突き落とし、大けがをさせていた。面談で、シワンに「子供は生まれたの？」と聞かれ、ウギョンはパニックになり夫のミンソクに会いたいと電話をしたが、ミンソクは、仕事が忙しいと断った。ウギョンは電話の後、偶然ミンソクを見かけて後をつけると、ミンソクはヨンジュの家に入っていった。ミンソクが浮気をしている事を知ったウギョンは、激怒してゴルフクラブでミンソクの車をメチャクチャにした。そこへ偶然ジホンが通りかかり、荒れ狂うウギョンをなだめた。
車の中からアン・ソグォンという男の遺体が発見された。車内からは「すいませんでした」と書かれた遺書が見つかり、自殺という事になった。ソグォンの妻はこれまでかなり貧しい生活を送ってきた様子だった。そして、ソグォンの車の中から新聞紙に包まれた300万ウォンの札束が発見されたことを知り、捜査が終われば遺留品は妻に返される事が解ると、暗い表情が一転し、明るくなった。
ソヨンは、アン・ソグォンが札束を包んでいた新聞紙に「獣のような微笑みは 泣くことのように甘い」と書いてあったのを見つけた。
警察署から戻ったソグォンの妻は、家中を探し回って保険証書を見つけ出した。そこに娘が帰ってきた。そして、「お父さんが死んだんだよ！」といって、大笑いした。
ウギョンは、ミンソクの浮気の件で怒りが収まらず、包丁を持ち出してミンソクに襲い掛かろうとしていた。すると、そこに緑のワンピースを着た女の子が出てきた。ウギョンが、びっくりして座り込むと、女の子はウギョンの側にきて、ウギョンの頬に両手を当てて、ウギョンを慰めた。
