海外ドラマ-アンという名の少女-あらすじ-5話～6話
海外ドラマ-アンという名の少女
海外ドラマ-「アンという名の少女」のあらすじ、キャスト、相関図など、
最終回までネタバレありで、全話お届けします。
このドラマは全7話ですがNHKでは全8話で放送されます。内容は同じです。
海外ドラマ-アンという名の少女-概要
アンという名の少女は、カナダのプリンスエドワード島を舞台に、想像力豊かで個性的な孤児のアンが失敗を重ねながらも明るく前向きに生きていく姿を描いた作品です。原作は、世界中で愛されているモンゴメリの名作『赤毛のアン』ですが、原作にない部分も多数織り込まれ、見ごたえのある大人のドラマになっています。カナダのテレビ局CBCとNetflixが共同製作し、シーズン３で終了しました。
脚本は、「ブレイキング・バッド」のプロデューサーの一人でありエミー賞も受賞した経歴を持つモイラ・ウォリー＝ベケット。アン役は、1800人以上の中から選ばれた14歳のカナダ人エイミーベス・マクナルティ。撮影はプリンスエドワード島およびオンタリオ州南部で行われました。アンという名の少女の脚本・撮影・編集等ほとんどのスタッフは女性です。
「アンという名の少女」（原題：Anne with an E）
脚本： モイラ・ウォリー=ベケット
放送年：2017年 カナダ （全7話・カナダ）
海外ドラマ-アンという名の少女-あらすじ
１９世紀後半のカナダ。プリンスエドワード島のアボンリー村にあるグリーン・ゲーブルズという屋敷に住む農家のカスバート家の、マシューとマリラの兄妹は男の子を養子にしたいと思っていました。しかし、孤児院から来たのは、赤毛でそばかすの目立つやせっぽちの少女アン・シャーリーでした。はじめはぎこちなかったマシューとマリラですが、やがてアンを気に入り正式に養女に迎えます。想像力豊かで個性的なアンは学校に入学し、いじめにあったりするも、それを乗り越え優秀な生徒となります。お金持ちの家の娘ダイアナと親友になり、ギルバート・ブライスとは学力でライバルです。そんな時、カスバート家は大きな負債を抱えてしまい、マシューは病気になってしまいます。
海外ドラマ-アンという名の少女-あらすじ-5話
アンの学校での成績は抜群に良く、ギルバートと一番を競い合うほどでした。ある夜、アンは初潮を迎えますが、病気だと思ってしまいます。マリラから、大人の女性としての準備が整ったのだ。と説明を受けますが、アンは、大人になるのはまだ早すぎると泣き出しました。
学校へ行くと、ルビー以外の女の子たちは既に初潮を経験していました。女の子達は、生理は恥ずかしいことだから口に出すべきじゃないと言いました。アンは「どうして恥ずかしい事なのか？」と疑問に思います。
アンは家に帰っても不機嫌で、マリラに八つ当たりしてしまいました。でも、マリラにダイアナをお茶に招待したらと言われ、嬉しくなりました。マシューは、アンがパフスリーブの服を欲しがっていることを知り、カーモディへ出かけました。
アンはダイアナを招待し、2人でマリラのお手製の木いちごのジュースを飲みました。ジュースだと思って飲んだのですが、薬用のスグリ酒でした。二人はすっかり酔ってしまい、それを見たバリー夫人は怒って、アンにダイアナと仲良くする事を禁止しました。
マシューはカーモディの高級婦人服店で、幼なじみのジェニーと再会しました。ジェニーは、かつてマシューが贈ったボタンを今も大切に持っていると話しました。マシューはアンの事を話し、ジェニーにパフスリーブのドレスを頼みました。
アンが学校に行くと、先生はルビーと席を変わるように言いました。ダイアナの母がダイアナの隣に座ることを禁じたからでした。ダイアナは「もう親友は作りません。誰もあなたほど愛せないから」とアンに告げ、アンは、ダイアナから愛されていたことを知って泣きました。2人はお別れに互いの髪を切って交換しました。
アンは、フィリップス先生に頼まれて、学校を休んでいるギルバートに議題を届けに行きました。そこでアンは、ギルバートの父親が重い病にかかっている事をしってショックを受けました。
マシューがジェニーに頼んでいたアンの服が出来上がりました。アンはマシューから贈られた服を見て嬉しくて、泣いて喜びました。マシューとマリラは、新しいパフスリーブの服を着たアンを連れて、教会へ行きました。
海外ドラマ-アンという名の少女-あらすじ-6話
夜、ダイアナがアンの家に駆け込んできました。ダイアナの両親とマリラが首相の演説を聞きにシャーロットタウンに出かけていて留守の間に、妹のミニー・メイが病気になってしまったというのだった。
マシューは医者を呼びに行き、アンはダイアナの家へ向かいました。アンは子守をしていた経験からクループだと解り、痰が詰まって苦しむミニー・メイの処置をしました。
ダイアナの叔母のジョセフィンは、アンの処置の様子を見て感心し、到着した医者もアンがミニー・メイを救ったと褒めました。翌日、バリー夫人がグリーン・ゲイブルズを訪ね、マリラに謝り、アンはダイアナとの交際が許されました。アンは喜んでダイアナに会いに行きました。
ギルバートの父親ジョンが死亡し、お葬式が行われました。マリラは、ブライス家にあった古い帽子を見て、若かかった頃の事を思い出していました。アンがつけている青いリボンは、ジョンがマリラに贈ったものでした。アンはギルバートを慰めようとして、「私に比べれば運がいい」と言ってしまい、ギルバートを怒らせてしまいました。
ギルバートとの関係に悩むアンに、ダイアナのお叔母のジョセフィンは「自分の望みに素直に従うべきよ」と言いました。アンは我が道を行くことを決め、人生に恋愛は不要だと決断しました。
マリラは昔ジョンからもらった手紙を再び読み返していました。アンになぜ結婚しなかったのかと聞かれ、「父が死んだ時に、母親が自分必要としたからなの。」と答えました。
マシューは食料雑貨店の店主から、作物を積んだ船が本土に向かう途中で沈没したことを聞かされました。船は保険をかけていなかったので損害補償が下りないという事を知って、マシューは動揺を隠せません。
アンはギルバートに謝罪の手紙を書こうとしていましたが、うまく書けませんでした。アンは、ジョセフィンに助けを求めましたが、愛した女性を失ったばかりのジョセフィンは悲しみの真っただ中にいて、「後悔のない人生を送りなさい」とアンに言いました。
アンはギルバートの家を訪ねて行きましたが、家の中は、片付けられていて、誰もいませんでした。一方、マシューはカーモディ銀行へ行き、融資を受けることを決めていました。
