海外ドラマ-アンという名の少女2-あらすじ-7話～8話
海外ドラマ-「アンという名の少女」のあらすじ、キャスト、相関図など、最終回までネタバレありで、全話お届けします。このドラマは全10話です
海外ドラマ-アンという名の少女2-概要
アンという名の少女は、カナダのプリンスエドワード島を舞台に、想像力豊かで個性的な孤児のアンが失敗を重ねながらも明るく前向きに生きていく姿を描いた作品です。原作は、世界中で愛されているモンゴメリの名作『赤毛のアン』ですが、原作にない部分も多数織り込まれ、見ごたえのある大人のドラマになっています。カナダのテレビ局CBCとNetflixが共同製作し、シーズン３で終了しました。
脚本は、「ブレイキング・バッド」のプロデューサーの一人でありエミー賞も受賞した経歴を持つモイラ・ウォリー＝ベケット。アン役は、1800人以上の中から選ばれた14歳のカナダ人エイミーベス・マクナルティ。撮影はプリンスエドワード島およびオンタリオ州南部で行われました。アンという名の少女の脚本・撮影・編集等ほとんどのスタッフは女性です。
「アンという名の少女2」（原題：Anne with an E 2）
脚本： モイラ・ウォリー=ベケット
放送年：2018年 カナダ （全10話・カナダ）
海外ドラマ-アンという名の少女2-あらすじ
19世紀後半のカナダ。おしゃべり好きで想像力豊かな赤毛のアンは、プリンスエドワード島のアボンリー村にあるグリーン・ゲーブルズという屋敷に住む農家のカスバート家の、マシューとマリラの兄妹の養子になりました。初めは、なかなかなじめなかったアンでしたが、今では、すっかり村にも家族にもなじんでいます。ジェリーを襲った２人組の強盗は、カスパート家に下宿し、村人たちをだまそうと計画を立てていますが、そんな事とはしらないアンやマシュー、マリラは２人に興味を持って親しくしています。学校では、いじめられっ子の芸術家肌のコールとアンは友達になりました。一方、父親を亡くし、村をでて船で働いていたギルバートは、トリニダード出身の黒人青年セバスチャン、通称バッシュと出会い、一緒に村に帰ってきます。
海外ドラマ-アンという名の少女2-あらすじ-7話
ギルバートは医者になりたいと思い、フィリップス先生に放課後に勉強を見てもらおうと頼みましたが、ことわられてしまいました。コールは右手の骨折の影響で思うように絵が描けなくなってしまい、芸術の道を諦めようとしていました。
そんな時、アンとダイアナはシャーロットタウンに住むジョセフィンから、パーティーに招かれました。両親は反対しましたが、男であるコールに付き添いを頼み、一芝居うち両親を説得してパーティーに出席できることになりました。
一方、マリラは頭痛に悩まされ視力にも異変を感じていました。マリラは、兄マイケルが亡くなり、そのショックで起き上がれなくなった亡き母の幻を見て、自分もいつかそうなるのではと不安になっていました。
ジョセフィンのパーティーに来た人々は、みんな個性的な芸術家達で、アンの髪を褒める人はいても笑うような人は一人もいませんでした。アンとコールはその自由な雰囲気に解放された気分になりました。でも、ダイアナは世界的なピアニストの演奏に聞きほれるものの、将来の夢を聞かれても答えられず、居心地の悪さを感じてしまいました。ダイアナは結婚していい妻になるという事だけを教えられてきたからです。
ダイアナはジョセフィンと一緒に暮らしていたガードルートが恋人だった事を耳にして、同姓愛を理解できず嫌悪感を抱いてしまいました。アンはジョセフィンに頼まれ、亡きガートルードの代わりに詩の朗読をしました。ガートルードを思い出して涙ぐむジョセフィンを見たコールは、ジョセフィンとダンスをして、自分もジョセフィンと同じ同姓愛者だと打ち明けました。
一方、グリーンゲーブルズでは体調を崩して寝込んでいるマリラをマシューが看病していました。マシューは母が亡くなり、マリラに頼ってしまいマリラの人生を奪ってしまった事を謝りました。そして、これからはどんなことがあっても家族3人で立ち向かっていく事を誓いました。
家に帰って来たアンはマリラたちにパーティーのことを話し、マリラはアンが居なくて寂しかったと言いました。その翌朝、マリラは眼科に行くことを決めました。ギルバートは医者になる事を決め、コールはパーティーであった芸術家から刺激を受けて粘土で彫像を作り始めました。アンは、ダンロップからもらったペンに「詐欺師のペン」と名前をつけていましたが、「可能性のペン」という名前に変えました。
海外ドラマ-アンという名の少女2-あらすじ-8話
フィリップス先生は、トロントの証券取引所に転職することになり、プリシーと結婚することを決めました。アンは自分の花嫁姿を想像し、女の子達は花嫁道具の話題で盛り上がっていました。プリシーは、結婚しても学業を続けるつもりでしたが、フィリップス先生から専業主婦になって自分を支えて欲しいと言われ、結婚に迷いが生じてきました。
学校では、コールが持ち込んだ粘土をビリーが取り上げて、窓にぶつけて窓を壊してしまいました。悪いのはビリーなのに、フィリップス先生はコールのせいにして罰を与えようとしました。コールは、フィリップス先生が自分を目の敵にするのは、先生自身が自分と同じ同性愛者だからだという事に気が付きました。コールを罰することで自分自身を罰しようとしていたのです。そんなフィリップス先生にコールは「あなたが憎んでいる相手は鏡の向こうにいます。」と言って学校を辞める事を決めました。アンはコールから森の空き家でこのことを聞いて、将来二人とも心の通じ合う恋人ができなければ、お互いにプロポーズして、自由な人生を生きましょうと約束しました。
マリラはリンド夫人に付き添われてシャーロットタウンの眼科医を訪れることにしました。一方バッシュは歯を抜いて感染症になってしまいましたが、街では黒人に対する偏見から塩さえも売ってもらえず痛みに苦しんでいました。ですが、ギルバートの父親の主治医だったワード医師が治療をしてくれるというので、ギルバートと共にシャーロットタウンに行くことになりました。二人は駅で汽車に乗ろうとしましたが、バッシュが黒人という事で人種差別を受け汽車に乗ることを拒否されてしまいました。マリラがその様子を見て、二人を自分達と同席させることにしました。ギルバートはアンのことを「情熱の塊みたいな人だ。」とマリラに言いました。
バッシュはシャーロットタウンで治療を受けた後、黒人が住むスラム街「ボグ地区」へ向かいました。そして、そこで洗濯屋で働くメアリーと出会い、恋をしたようでした。ギルバートはワード医師に医者になりたい事を打ち明け、見習いとしてたまに病院の手伝いをさせてもらう事になりました。
マリラは眼科病院で老眼鏡を作ってもらい、3か月後にまた受診するよう言われました。帰り道、質店のウィンドウにアンが借金返済の為に売ったブローチとマシューが汽車賃の為に売った兄マイケルの形見の懐中時計を見かけ、リンド夫人にお金を借りて買い戻しました。
アンは、部屋でマリラのウエディングベールを見つけたのですが、不注意で破いてしまいました。帰って来たマリラに謝ると、マリラは、そのベールは代々受け継がれてきたものだけれど、もうそれはアンのものだからと言いました。
フィリップス先生とプリシーの結婚式。ウェディングドレス姿のきれいなプリシーは、夫となるフィリップス先生の顔を見た時に、自分は愛されていないという事に気が付き、式場から逃げだしました。
海外ドラマ-アンという名の少女2-あらすじ-9話～10話(最終回）
