海外ドラマ-アンという名の少女3-あらすじ-5話～6話
海外ドラマ-「アンという名の少女3」のあらすじ、キャスト、相関図など、最終回までネタバレありで、全話お届けします。このドラマは全10話です
アンという名の少女3-概要
アンという名の少女は、カナダのプリンスエドワード島を舞台に、想像力豊かで個性的な孤児のアンが失敗を重ねながらも明るく前向きに生きていく姿を描いた作品です。原作は、世界中で愛されているモンゴメリの名作『赤毛のアン』ですが、原作にない部分も多数織り込まれ、見ごたえのある大人のドラマになっています。カナダのテレビ局CBCとNetflixが共同製作し、シーズン３で終了しました。
脚本は、「ブレイキング・バッド」のプロデューサーの一人でありエミー賞も受賞した経歴を持つモイラ・ウォリー＝ベケット。アン役は、1800人以上の中から選ばれた14歳のカナダ人エイミーベス・マクナルティ。撮影はプリンスエドワード島およびオンタリオ州南部で行われました。アンという名の少女の脚本・撮影・編集等ほとんどのスタッフは女性です。
「アンという名の少女3」（原題：Anne with an E 3）
脚本： モイラ・ウォリー=ベケット
放送年：2018年 カナダ （全10話・カナダ）
アンという名の少女3-あらすじ
19世紀後半のカナダ。プリンスエドワード島のアボンリー村にあるグリーン・ゲーブルズという屋敷に住む農家のカスバート家の、マシューとマリラの兄妹の養子になった、おしゃべり好きで想像力豊かな赤毛のアンも16歳になり、大人の階段を上り始めました。アンは自分の本当の両親を知りたくなり、探し始めましたが、アンを自分の子供の様に思っているマシューとマリラの心は複雑です。学校の生徒達は、アンを含め大学進学の準備をはじめますが、ダイアンだけは、両親の勧めでパリの花嫁学校に行くことが決まっています。年頃のアン達には恋も重要です。アンはギルバートに対する気持ちが恋だとは気づいていないようです。そんなアンは、先住民族ミクマク族の女の子カクウェットと意気投合して友達になりますが、「異教徒」という事で先住民族も、黒人のバッシュの様に偏見を持たれている事を知ります。
アンという名の少女3-あらすじ-5話
生徒たちは、ステイシー先生の野外授業で、森に行きました。森の中でムーディーが、岩の上を歩いていた時に転んで足を怪我してしまいました。アンが、近くのミクマク族の村へ助けを呼びに行くと、カクウェットの父親と治療師が来て手当をしてくれました。治療師は、柳の木の皮を痛み止めとしてムーディーに食べさせ、傷口に蜂蜜を塗って、手際よく傷を縫いました。それを見たギルバートは、ミクマク族の知識に感心しました。
ジェリーは、先日家に来て楽しい時間を過ごしたダイアナの事が忘れられずに、ダイアナが学校から帰るのを待ち伏せしていました。ダイアナは、はじめは相手にしませんでしたが、しだいにジェリーと会う事が楽しみになってきました。そして、アンにも話さずにジェリーから『フランケンシュタイン』の本を借りたり、ジェリーのイニシャルを刺繍したハンカチを贈って、秘密の恋を楽しんでいました。
カウンティフェアが近づき、学校ではバーンダンスの練習が始まりました。リンド夫人がバーンダンスを教える事になり、夫のトーマスと息子のケイレブを連れてきて、バーンダンスの指導に当たります。リンド夫人は、どうやら息子のケイレブとステイシー先生の仲を取り持とうとしているようですが、ステイシー先生に、その気はないようです。
アン達が、男の子達と手を繋ぎ、ダンスの練習を始めると、突然、ルビーが「私、妊娠したかも」と叫びました。ルビーは、母親に男の子に触れたら妊娠すると言われていたからでした。女の子達は、大騒ぎになり、ステイシー先生に怒り始めました。
ステイシー先生は、ダンスで妊娠することは無いと説明し、女の子たちは一応納得しましたが、はっきりとした説明ではなかったので、なんかよく解らないようでした。
ギルバートとアンはダンスを踊りながら見つめ合い、お互いを意識し始めたようです。
アンの事が好きなチャーリーは、アンを家まで送る事を申し出ましたが、断られ、くやしまぎれに「感情的で考えすぎる女は妊娠できない。」と言いだしました。アンは、不安になってそのことをマリラに聞くと、マリラも解らないようで「医学的な根拠はあるの？」とアンに逆に聞いてきました。
女の子たちは不安になり、医学を学んでいるギルバートに聞きに行くと、ギルバートは否定しました。アンは、気分転換にダイアンに借りたスコットランドの本に載っていた「ベルテイン祝祭」をやろうと提案しました。
マリラとリンド夫人は、バッシュの娘のデルフィーヌの世話をしていますが、思っていたよりも大変でした。そこでリンド夫人は、バッシュに再婚を勧めましたが、バッシュには、再婚の意思はなく、トリニダードトバゴにいる母に手紙を書き、アヴォンリーに来てデルフィーヌの世話をして欲しいと頼みました。
ギルバートはメアリーへの追悼文を新聞に投稿しました。それを読んだ人々は、メアリーに冷たく当たっていた事を後悔して、バッシュのためになにかできる事はないかと考えはじめました。
アンという名の少女3-あらすじ-6話
アンは、カウンティフェアの品評会に出品するため、メアリーのレシピでケーキを焼く事にしました。しかし、作っている途中で、バニラエッセンスの瓶を割ってしまい、とりあえず棚にあったものを使ってケーキを焼きました。マリラは自慢のスモモパイを焼き、マシューは畑で取れた、ものすごく大きななラディッシュを出品しました。
アンのケーキはとてもおいしそうに焼き上がり、バッシュも、メアリーのレシピ通りなら優勝間違いないと太鼓判を押しました。ところが、審査員たちは、アンのケーキを一口食べて、「酷い味だ！」と言って吐き出してしまいました。どうやら、アンがバニラエッセンスだと思って入れたものは、マリラが、以前、湿布薬の瓶を割ってしまった時にバニラの空き瓶に入れた湿布薬だったのでした。アンは、みんなの前で恥をかいてしまい、その場から逃げ出しました。
結局、マリラのスモモパイが、今年も優勝し、マシューの巨大ラディッシュは、奇妙きてれつ野菜賞を受賞しました。
アンは、ギルバートとダンスの練習をしてから、ギルバートの事が気になってしかたがありません。ダイアナに、ギルバートが好きなのかと聞かれ、ようやくギルバートに恋している事に気が付きました。そして、カウンティフェアの占い師に占ってもらと、占い師は、アンの運命の人は、「背が高くて黒髪でハンサムでダンスが上手い男性だ。」と告げたので、アンは、ギルバートが運命の人だと思う様になりました。
しかし、そのアンの運命の人であるギルバートは、ウィニフレッドと彼女の両親と一緒にカウンティフェアに参加していました。それを見たアンは大ショック。せっかく覚えたバーンダンスも、ギルバートとウィニフレッドと3人で踊るのでは楽しくもありません。
一方、ジェリーはダイアナにプレゼントを贈り、2人の恋は順調です。
親も公認の仲であるジョーシーとビリーは、ダンスパーティーを抜け出して、人気のない所に行きました。そこで、ビリーは、ジョーシューにキスをしたり、胸を触ったりしましたが、それ以上は、ジョーシューに拒まれました。プライドを傷つけられたビリーは、ダンス会場にいる男友達に「ジョーシーに積極的に迫られた。」と触れ回り、噂はすぐに会場中に広まってしまいました。
ジョーシーはいたたまれなくなって、会場を逃げ出しました。アンが、みんなの前でビリーに抗議するも、ビリーは、ジョーシーをふしだらな女だと言い張りました。
翌日、アンは、学校でビリーの事を非難しましたが、女の子達は、ジョーシーに非があると言って相手にしてくれません。アンは、女だけが一方的に悪くなる事に納得がいかず、夜中に学校に行って、何やら新聞を作り始めました。
